「ヨガ教室で、集客を強化したいのですが自分なりにやっているんですけど、正直、もう限界です…」
もし、これをご覧のヨガ教室の先生も同じような悩みをお持ちなら、2,3分ほどお時間を取っていただいてこれからお伝えすることをご覧になってみてください。
ご覧いただくだけでも、集客力強化のヒントをつかんでいただけると思います。
教室集客の原則とは?
ヨガ教室の集客についてお話をはじめる前に「教室集客の原則」について少し触れておきたいと思います。
「教室集客の原則」とは、どんなジャンルの教室でもこういった考え方および考え方に基づいて取り組むとうまく行くといったものです。
集客の原則には、大きく分けると3つの取り組みがあると考えます。
まず、ひとつ目の取り組みは「コンセプト」です。
コンセプトというのは、先生の教室の特徴ですとか他の教室さんとの違いですね。
そしてそれによって、どんなお客さまにどんな満足を提供できるのか?を端的に言語化したものです。
そして、コンセプトに基づいて生徒を集めるときにホームページなどで教室を案内することがあります。
そのときに、内容を工夫することで申し込みの確率を高める取り組みがふたつ目の「成約」です。
さらには、そのコンセプトに基づく見込み客の方たちに教室を認知してもらうための取り組みが「集客」です。
なお、教室集客の原則については、別のブログでくわしく解説しております。
こちらも併せてご覧いただくことで、先生の教室の集客力がさらに高められると思います。
では、ここからは上記3つの取り組みにおいて「特にヨガ教室の場合は、こういったところがポイントです」というところをお伝えいたします。
ヨガ教室におけるコンセプトのポイント
まず、コンセプトです。
ポイントとしては「ヨガを通じて、あなたの毎日がこんなふうに変わりますよ」ということを表現していただくことです。
お客さまは、必ずしも純粋に「ヨガをしたい」と望まれているわけではない場合があります(もちろん、そう感じらておられる方もいらっしゃるはずです)。
どういうことかと言うと、ヨガをすることで例えば「腰痛が改善される」とか「肩こりが改善される」といった健康面にプラスなことがあるので、ヨガをしたいと思われているかもしれません。
また、美容的な側面で言えば「ヨガをすることによって、代謝が上がり痩せてスタイルがよくなる」ですとか「マイナス何歳!」みたいなプラス面をヨガを通じて求めておられるかもしれません。
さらには、ヨガを通じて心が落ち着いていくといった精神面でのプラスもあると思います。
上記のような点に、お客さまは満足を感じられると思うんですね。
ですので「ヨガを通じて、あなたが今よりもこんな風によりよくなることができますよ」といったコンセプトを表現していただきたいと思います。
ヨガ教室における成約のポイント
教室集客の原則としては、ホームページやチラシなどでいきなり「生徒募集!、入会者募集!」と打ち出すよりは「まずは、一度体験レッスンに来ませんか?」と打ち出されることをお勧めします。
お客さまが、チラシやホームページを見た段階ではほとんどの方が先生に直接会ってないでしょうし、教室に足を運んだこともないでしょうし、レッスンを受けたことがない状態だと思います。
その状況で、入会金や月謝を支払って通いつづけるぞと決めることは、ちょっと心理的にハードルが高いと思うんですね。
しかし、体験レッスンに来ていただくことができれば、教室に足を運んで、先生に直接会って、レッスンを受けることができます。
そうすると、お客さまとしてみればいろんな不安や不明点が一気にクリアになります。
それによって「ここの教室だったら通えそうだ」と安心して、入会を決めることができるようになります。
このように、あえて一度体験レッスンに来ていただいて、そしてそこから入会していただくプロセスのほうがが実は生徒数が伸びやすい傾向があります。
ヨガ教室に通いたい方が抱える不安とは?
では、ホームページなどで何をどう表現すれば「体験レッスンに行ってみたいな」と思ってもらえるでしょうか?
ポイントは「お客さまの不安を解消する」ことです。
特に、レッスン風景の写真を掲載することで不安の解消に努めましょう。
例えば、これからヨガをはじめたい方の中には「他に、どういう生徒さんが来ているのか?」というのを気にされる方が少なくありません。
50代の方がヨガ教室を探していた場合に、その教室に通っている生徒の方たちが20代ばかりであれば「自分は、浮いてしまうんじゃないか?」と不安になられることがあるんです。
その場合に、レッスン風景の写真を通じて「こういう方たちが通っているんだな」というのがわかれば安心できますよね。
そしてそれによって「ここだったら、一度体験レッスン行ってみようかな」という気持ちになってもらいやすくなります。
つまり、お客さまが抱えているであろう不安を解消するほどに成約率は高まります。
また、その他の不安点としては「レッスンが、キツくないだろうか?ついて行けるだろうか?」というのもありますね。
ですので、キツくないと感じさせるような写真が載せられるといいですね。
そして、それに補足するようなメッセージとして「生徒さん、おひとりおひとりの体力に合わせてレッスンしますのでキツくはありません」といったテキストを記述しておくとより不安の解消につながります。
ヨガ教室における集客のポイント
つづいては、見込み客の方たちに教室を知ってもらうための「集客」の取り組みです。
集客には、さまざまな方法があります。
その中でお勧めするのは「検索対策」です。
例えば、GoogleやYahoo!などの検索サイトで教室を検索したときにホームページなどを上位表示させることが検索対策になります。
検索対策をお勧めするのは、コストがほとんどかからずにそれでいて先生ご自身でも対策しやすいからです。
例えば「池袋 ヨガ教室」というキーワードで検索したとします。
このとき、先生のヨガ教室が池袋にあったとしたら、教室のホームページが上位表示されているとそこから教室を知ってもらい、集客に結びつくことが考えられます。
検索対策では“2つの条件”を満たした方を集めることが大切になります。
そして“2つの条件”とは、以下になります。
- ヨガを習いたいと思っている
- 先生の教室に通える地位に住んでいる
先ほどのケースのように、池袋にヨガ教室のあるのであればいくらヨガを習いたいと思われている方がホームページを見に来たとしても、その方が北海道や沖縄といった遠方にお住まいであればなかなか通えないですよね。
また、池袋界隈にお住まいの方がホームページをご覧になったとしても、ヨガを習いたいとは思っていなければ、これも入会には結びつきづらいでしょう。
そのため“2つの条件”を満たしたアクセスを集める必要があるんですね。
このとき「池袋 ヨガ教室」のように、先生の教室がある「地域名(市区町村名や駅名)」と「ヨガ教室」を組み合わせたキーワードで上位表示されると、2つの条件を満たした方が集まるようになります。
つまり、このようなキーワードで上位表示できると、そこからお客さまが集まる確率も高まることになります。
多様化する検索対策
近年、検索対策は多様化してきています。
例えば、Google検索では検索結果にGoogleマップにおける検索結果も一部表示されるようになりました。
従来の検索結果プラス、Googleマップの検索結果も表示されているんです。
「池袋 ヨガ教室」の検索結果では、そのキーワードに関連性の高い地域の地図が表示されるとともにその地図上でキーワードに関連性の高いヨガ教室が表示されます。
また、検索対策と相性がいいと感じているメディアのひとつに「YouTube」があります。
検索結果に、YouTubeが表示されるケースも増えてきているんですね。
ですので、スマートフォンなどで教室を紹介するような動画を撮影してYouTubeにアップされると検索結果に表示されることがあります。
検索サイト以外での検索も増えている!
さらには、GoogleやYahoo!以外のメディアでも検索されるケースも増えています。
その代表的なメディアのひとつが「Instagram」です。
Instagramにも、検索ページがあります。
例えば「フラダンス教室藤沢市」というキーワードで検索すると、検索結果にキーワードと関連性の高いInstagramが一覧で表示されます。
しかも、検索結果には写真だけじゃなくて動画も表示されるんですね。
これは「リール」というショート動画です。
映像がつねに動いている状態で表示されていて、また写真と比べると縦に2倍くらい広く表示されます。
そのため、目に留まりやすくタップされやすい傾向があります。
このように、Instagramでの検索をきっかけに教室のことを知ってもらうケースもあります。
さらには、Instagramからホームページへのリンクを貼っておけば、より深く教室のことを知ってもらえることにもつながるでしょう。
検索キーワードはひとつではない
検索で、先生の教室を探すとき、お客さまが検索されるキーワードは1種類とはかぎりません。
例えば、ヨガ教室の場合はつぎのようなキーワードなどでも検索されることが考えられます。
- 〜〜市 ヨガ教室 腰痛
- 〜〜市 ヨガ教室 瞑想
- 〜〜市 ヨガ教室 美容
- 〜〜市 ヨガ教室 アンチエイジング
- 〜〜市 ヨガ教室 睡眠 etc
このように、お客さまがどういうキーワードで検索するのか?というのを洗い出していただくとよいと思います。
そしてそのうえで、可能なかぎりキーワードごとに対策したページを作られることをお勧めします。
例えば「〜〜市 ヨガ教室 腰痛」というキーワードで上位表示をめざす場合は、そのキーワードを対策したページを作ります。
また「〜〜市 ヨガ教室 肩こり」というキーワードで上位表示をめざす場合は、そのキーワードを対策したページを作ります。
このように、1つのページでいろんなキーワードの上位表示をめざすのではなく、キーワードごとに対策したページを作って上位表示をめざします。
そのほうが、さまざまなキーワードで上位表示されやすい傾向があります。
そして、ホームページ全体で2つの条件を満たしたアクセスをたくさん集めることができるようになります。
ヨガ教室における集客(生徒募集)のポイントまとめ
- 「ヨガを通じて、あなたが今よりもこんな風によりよくなることができますよ」といったコンセプトを表現する
- レッスン風景の写真で、お客さまの不安を解消する
- 検索対策で2つの条件を満たすアクセスを集める
- さまざまなメディアで、上位表示をめざす
- さまざまなキーワードで上位表示をめざす
- キーワードごとに対策したページを作成する
以上が、ヨガ教室における集客(生徒募集)のポイントになります。
参考にしていただければ、うれしく思います。
できることからチャレンジしていただけますと、今よりも生徒の皆さんが集まるようになるはずです。
先生の教室が、ますます発展されますことを応援しております。
最後まで、ご覧くださいまして感謝いたします。
追伸
このブログの内容を、以下の動画でもご覧いただけます。
また、教室集客の原則については以下のブログまたは動画でご覧いただけます。