ギター教室における集客方法のポイントは3つあります。
- 1.どういった方を対象としているのか?を明確に打ち出します
- 2.先生のお顔やレッスン風景など、安心感のある写真をふんだんに盛り込みます
- 3.連絡先を大きく目立たせ、申込み方法をわかりやすくします
「ホームページで集客しているのですが、まったく反応がなくて・・・」
このようなお悩みを持つギター教室の先生から、集客についてのご相談をいただくことがあります。そのときに僕がホームページでおもにチェックしているのが、上記の3つです。
こんにちは、スクールビジネス専門ネット集客コーチの増地 崇です。僕はこれまでギター教室をはじめ、さまざまなスクールの集客のアドバイスを行なって来ました。
ギター教室の集客では、通われる方の目的を理解
「ギター教室」とひと口に言っても、生徒さんによって通われる目的は違いますよね。
まずギターには、種類があります。クラシックギター、アコースティックギター、エレキギター。
つぎに、ギターを習う生徒さんのレベルも分かれて来ます。まったくはじめての方、若い頃やっていてふたたびギターを弾きたくなったシニア世代、自身で作詞作曲なども行なうようなプロ志望・・・。
さらには、音楽のジャンルもあります。フォーク、ロック、ポップス、クラシック、ジャズ・・・
このようにギター教室では、多岐に渡る生徒さんのどのニーズに答えるのか?を明確にしておくようにしなくてはいけません。
お客さまが、自分の目的に合うギター教室かどうか?がわからないために、先生のギター教室に通おうかどうか迷っているとしたら、それはどちらにとってもマイナスですよね。
そのような状況を解決してあげたいと思いませんか?
そこで先生の出番です!
先生のギター教室は、誰のための教室ですか?
先生のギター教室が、どのようなレッスンを提供されているのか?どういった生徒さんの目的(ニーズ)を満たすことができるのか?をきちんと明記するようにしましょう。
そこが集客の大きなカギになります。
オールジャンルを万遍なく教えているギター教室よりも、ヘヴィメタ専門のエレキギター教室のほうがお客さんの視点から見れば魅力的に映ります。
先ほど挙げた楽器の種類・生徒さんのレベル・学びたいジャンルを整理して「はじめてのクラシックギター」、「ロックバンドギタリストコース」といったコースを設けてわかりやすく見せることも有効です。
特にコースごとに専門の先生がいらっしゃるようなスクールなどでは、スムーズな導線づくりが成約に大きな影響を及ぼします。
写真が集客力アップにつながる
「百聞は一見にしかず」の言葉のとおり、文字だけでギター教室について伝えるよりも写真が加わると、よりわかりやすく伝わります。
例えば、レッスン風景の写真などは「自分が通うとこんな雰囲気で練習するのか」といったイメージが湧きやすくなります。逆にイメージしづらいものには、人は反応できません。
また、先生のお気に入りのギターコレクションなども掲載すると面白いと思います。
ギターを好きになるほど「ギブソンのゴールドトップのレスポールが欲しい!」といった欲求が高まって来ます。
自分が弾いてみたいギターを先生が持っているだけで憧れ感や親近感が増して来ることでしょう。
プラスαとして、動画でギターの実演を見せられるとベスト!
最近は、スマホでもカンタンに動画が撮影できるようになりました。
そしてすぐにYou Tubeなど、ネット上にアップすることもできます。
やはりギター教室なので、どのくらいギターが上達できるようになるのか?を実際の映像で見せてあげられると非常に効果的です。
先生の実演映像であれば、専門性や信頼性を高めることにつながるでしょう。
また生徒さんの実演映像であれば、お客さまが自分と重ね合わせ「こんなに弾けるようになるんだ」とイメージが具体的に湧いて来ます。
ギタリストの心をアツくするようなホームページを作って欲しいと思います。
ギターが「弾く」技術であるように「集客」も顧客の心に寄り添う技術です。
そしてそれは、ギターのように実践によって上達することができます。