あなたのSNS、間違ってない?教室の集客につなげる3つの原則

教室集客において、SNSの活用は重要な戦略の一つです。

しかし、SNSの種類や特性を理解し、効果的に運用することが求められます。

今回は、SNSを活用した教室集客の方法について、具体的な原則と実践的なアプローチをお伝えします。

集客を成功させるためには、どのメディアを使うかだけでなく、ターゲット層にリーチするための工夫が必要です。

それでは、SNSを使った集客方法について詳しく見ていきましょう。

教室集客にSNSを活用する方法

教室集客にSNSを活用する方法について、お話を進めていきたいと思います。

さて、SNSと一口に言ってもさまざまなメディアがありますよね。

代表的なものを挙げると、例えばInstagramやYouTube、X(旧Twitter)、さらにはアメブロなど、さまざまな種類があります。

まず初めにお伝えしておきたいのは、どのメディアを使うにしても押さえておくべき集客の原則があるということです。

この原則は、SNSに限らず、ホームページやアナログのチラシ配布など、あらゆる集客手段に共通しています。

そこで、まずはこの集客の原則についてお話ししたいと思います。

教室集客の原則

教室集客の原則は、大きく分けて3つの取り組みから成り立っています。

1. コンセプトの明確化

コンセプトとは、先生の教室の特徴や他の教室との違いを明確にし、それによってどのような生徒にどのような価値を提供するのかを端的に言語化したものです。

「誰が、何をして、どうなったのか」といった要素を整理し、伝わりやすい形にすることが重要です。

2. 成約(申し込みにつなげる工夫)

成約とは、体験レッスンや入会につなげるための工夫を指します。

具体的には、ホームページのコピーライティング(文章表現)、SNSの投稿内容、画像やデザインの工夫などが含まれます。

特に、視覚的な要素はSNSにおいて大きな影響を与えるため、投稿のデザインや写真のクオリティを高めることが重要です。

3. 集客(アクセスを集める施策)

最後に、見込み客が「この教室に行ってみたい」と思うようなホームページやSNSにアクセスを集める取り組みが必要になります。

ただし、単にアクセス数を増やせば良いわけではありません。重要なのは「アクセスの質」です。

適切なターゲットにリーチする重要性

特に、教室ビジネスにおいては以下の2つの条件を満たしたアクセスを集めることが成功の鍵となります。

  • 1. 先生の教室に通いたいと思っている人であること(レッスンに興味・関心がある)
  • 2. 先生の教室に通える地域に住んでいること

例えば、東京都世田谷区でパン教室を運営している方が、大阪でチラシを配布しても、申し込みにつながる可能性は低いですよね。

それは、大阪の人が東京まで毎週通うことが現実的でないからです。

このように、地域とニーズが一致していなければ、いくら多くの人にアプローチしても効果は期待できません。

インターネットを使った集客でも同様です。

例えば、世田谷区でパン教室を開いている先生のSNSを北海道や沖縄の方が見ても、実際に通うことは難しいですよね。

また、世田谷区の方がSNSを見ていたとしても、そもそもパン作りに興味がなければ申し込みにはつながりません。

フォロワー数よりターゲットの質が重要

実際に、私のクライアントの中にもこの問題で悩んでいた方がいらっしゃいました。

その先生は、独立前からネット集客を学び、Facebook・Instagram・X(旧Twitter)を活用してフォロワーを増やし、合計2,000名以上のフォロワーを獲得しました。

しかし、2年間SNSを活用したにも関わらず、そこからの入会者数は「ゼロ」だったのです。

この結果の原因は明確で、「フォロワーの多くが、通える地域に住んでおらず、かつ教室のレッスンに興味を持っていなかった」ためです。

したがって、教室集客においては、フォロワー数を増やすことが目的ではなく、「適切なターゲットにリーチすること」が重要なのです。

SEO対策で効率的に集客する

では、どうすれば2つの条件を満たした人を効率的に集められるのか?

私がおすすめするのは、「SEO(検索エンジン最適化)対策」です。

GoogleやYahoo!で検索された際に、ご自身のSNSやホームページが検索結果の上位に表示されるように工夫することで、集客効果を高めることができます。

例えば、「世田谷区 パン教室」というキーワードで検索する人は、「世田谷区内でパン教室を探している」可能性が高いですよね。

このように、地域名と教室のジャンルを組み合わせたキーワードで検索されるようにすることで、質の高いアクセスを集めることができます。

教室集客においてSNSを活用する際には、単にフォロワーを増やすのではなく、「ターゲットを絞り、質の高いアクセスを集める」という視点を持つことが成功の鍵となります。

「世田谷区 パン教室」というキーワードの検索結果を見てみると、ほとんどの場合、ホームページが検索結果に表示されることが多いかと思います。

基本的に、そういったウェブサイトが検索結果を占める傾向にあります。

しかし、もし先生のホームページだけでなく、先生が運営しているSNS、例えばInstagramやYouTubeなども検索結果に表示されるようになったらどうでしょうか?

自社メディアが一つだけ表示されるよりも、ホームページに加えてYouTubeやInstagramが検索結果に表示されることで、単純に露出度が上がります。

それにより、先生の教室を知ってもらうきっかけが増え、結果として入会につながる確率も上がると考えられます。

YouTubeを活用した集客戦略

さて、SNSにはさまざまな種類がありますが、特に今回おすすめしたいのがYouTubeです。

例えば、「葛飾区 英検1級」というキーワードで検索した場合を考えてみましょう。

英語を習いたい人がどのようなキーワードで検索するかを想像すると、「葛飾区 英語スクール」や「葛飾区 英検1級指導」など、具体的な資格名を含めた検索をすることが多いでしょう。

実際に「葛飾区 英検1級」と検索すると、YouTubeの動画がいくつか表示されることがあります。

さらに、Instagramの投稿も検索結果に表示されていることがあるのですが、これらのSNSは同じ運営者によるものだったりします。

このように、ホームページだけでなく、YouTubeやInstagramといった自社メディアが検索結果の1ページ目を独占するような状態になれば、集客に大きく貢献するのは間違いありません。

また、資格関連のキーワードでは、英検以外にもTOEICやTOEFLといった試験の名前が検索されることもあります。

こうしたキーワードで検索した際に、YouTubeの動画が上位に表示されるケースが多いのは、GoogleやYahoo!が「動画コンテンツ専用のエリア」を検索結果内に設けているためです。

このように、検索結果に動画が表示されることで視認性が向上し、クリック率が上がる傾向があります。

そのため、YouTubeを活用することで、先生の教室を知ってもらえる可能性が高まります。

YouTubeを活用するメリット

さらに、検索対策としてYouTubeを活用するメリットは他にもあります。

1. スマホで手軽に動画を作成・公開できる

現在のスマホは高画質で撮影が可能で、固定して録画すれば1時間、2時間と長時間の撮影も簡単にできます。

撮影した動画は、そのままスマホ経由でYouTubeにアップロード可能です。

YouTubeには「YouTube Studio」というアプリがあり、これを使えばスマホやパソコンで簡単な編集ができます。

2. 動画を分割して多数のコンテンツを作成できる

例えば、60分のレッスン動画を撮影し、それを5分ずつにカットすれば、12本の動画を作成できます。

これを活用すれば、12本の異なるキーワードで動画を投稿し、多方面からのアクセスを期待できます。

3. 動画の書き起こしを活用してブログ記事に展開できる

YouTubeにアップした動画は、自動で文字起こしをするツールを活用すればテキスト化が可能です。

そのテキストをChatGPTやGeminiといった生成AIに校正させることで、ブログ記事としても活用できます。

その結果、検索結果の1ページ目にホームページ、YouTube、ブログが表示される可能性が高まり、より多くの人に見てもらう機会を増やすことができます。

ポイント

  • 教室集客の原則:SNSを含めた集客には「コンセプトの明確化」「成約への工夫」「アクセスの質を高める」の3つが重要。
  • ターゲットの明確化:フォロワー数よりも、教室に通える地域の人で興味を持っている層にリーチすることが重要。
  • SEO(検索エンジン最適化)の活用:地域名+教室ジャンルのキーワードを意識して、検索結果に表示される工夫をする。
  • SNSの検索対策:InstagramやYouTubeも検索結果に表示されるように運用すると、露出が増えて集客効果が高まる。
  • YouTubeの活用:検索結果に動画が表示されることでクリック率が向上し、認知度を高める手段として有効。
  • スマホで簡単に動画作成:スマホ1台で高品質な動画を撮影・編集・投稿でき、手軽にコンテンツを増やせる。
  • 動画コンテンツの多用途活用:長時間の動画を短く分割して投稿すれば、多くのキーワードで検索対策ができる。
  • 動画の書き起こしの活用:YouTube動画を文字起こししてブログ記事化することで、検索上位に表示される可能性を高める。
  • 自社メディアの露出拡大:ホームページに加え、YouTubeやSNSも検索結果に表示させることで集客効果を強化。
  • 教室集客のためのSNS:YouTubeやSEOを活用した戦略的な集客施策を実施することで、教室の認知度と入会率を高められる。

まとめ

こうした施策を実施すれば、先生の教室の集客力が飛躍的に向上するでしょう。

YouTubeは、単なるSNSの一つではなく、検索対策にも適した強力なツールです。

動画コンテンツを積極的に活用し、検索結果における露出を増やすことで、より多くの見込み顧客にリーチできるようになります。

ぜひ、YouTubeを活用した集客施策に取り組んでみてください。

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