学習塾の集客成功法|効果的なマーケティング戦略と実践ノウハウ

学習塾を経営していますが、生徒が減ってきていて…。生徒を集める方法が知りたいです。

学習塾の先生から、このようなご相談をいただくことがあります。

このページをご覧くださってる方は、おそらく生徒募集や集客というものにご興味をお持ちではないかと思うんですね。

また、学習塾を経営されている方かもしれませんし、もしくはこれから学習塾をはじめたいとお考えの方かもしれません。

さらには、すでに集客に取り組んでらっしゃって、それをさらに強化していきたいとお考えの方かもしれませんし、これから集客について学んで実践したいとお考えたの方かもしれません。

いずれにしましても、こちらのページをご覧くださいましてどうもありがとうございます。

そこで、今回のこちらのページでは学習塾における集客のポイントをお伝えしたいと思います。

教室集客の原則とは?

さて、早速、学習塾の集客についてお伝えしたいところなんですが、まずはじめに「教室集客の原則」についてお伝えさせてください。

「教室集客の原則」とは、あらゆるジャンルの教室がこれからお伝えするポイントを押さえて集客を行うと成果が出やすいといったものです。

教室集客の原則は、大きく3つポイントがあります。

まず1つ目は「コンセプト」です。

コンセプトは「先生の教室の特徴」ですとか「他教室さんとの違い」、さらにはそれらによって「どういったお客さまにどういった満足を提供するのか?」を端的に言語化したものです。

2つ目は、コンセプトを目に見えるような形に表す取り組みとして「成約」があります。

成約は、チラシやホームページなどのデザインも含めて、中身でどういうことを伝えていくのか?を工夫する取り組みです。

そして、3つ目が「集客」です。

ここでお伝えする「集客」とは、ホームページを見てもらう人を増やすことであったり、チラシを撒くことによって教室の認知を促す取り組みを指します。

以上の3つを押さえて取り組んでいただくと、教室の生徒募集はうまく行きます。

そのうえで、学習塾においてはどういったところを意識して取り組まれるとより効果的なのか?についてお伝えいたします。

学習塾におけるコンセプトとは?

学習塾の先生方に、ご自身の塾の特徴や他の学習塾さんとの違いなどを質問すると、つぎのような回答が返ってくることが少なくありません。

「うちは個別指導が特徴です」「少人数指導が特徴です」etc

もちろん、個別指導や少人数指導も特徴のひとつかと思います。

しかし現実的に、個別指導の学習塾の道を挟んで向かいに個別指導の学習塾があったりするわけですね。

こっちも個別指導あっちも個別指導っていう風になると、お客さまの視点から見れば「どちらがどう違うんですか」と思われてしまいます。

つまり、これでは他との違いや特徴が明らかではありません。

ちなみに、学習塾は教室のジャンルの中でも激戦区です。

なぜなら、大手学習塾さんが存在しているからです。

どの都道府県にも、どの地域にも「大手塾」ってあるんですよね。

そして大手塾さんは、資金力を背景にチラシをたくさん撒いたり、ネット広告などもバンバンやられています。

そのため、地域の方たちからの幅広く認知されています。

「この辺の塾って言ったら“●●塾”」といった感じで、最初に浮かぶ学習塾が大手塾さんである傾向があります。

そのような競合がいる中で、生徒を集めなければいけないのが実情です。

ですので、それを踏まえて学習塾の生徒募集についてお伝えしてまいります。

特徴を2つで表現する!

そこで、コンセプトについては「個別指導」といった特徴にプラスアルファの要素を加えることをお勧めします。

わかりやすい例えとして、講師の先生方が東大出身の先生ばかりだったり、いわゆる“頭のいい有名大学”出身の先生たちであれば「一流大学出身(在籍)講師が、お子さまに合わせた指導を個別でいたします」といった表現を用いると、他の学習塾や個別指導塾などとも一線を画すようになります。

また、生徒・保護者の方たちが塾に望まれることのひとつに「勉強のやり方」があります。

そこで「当塾では、個別指導でお子さまに合わせた“勉強のやり方”を伝えています」なんていうのも塾の特徴として際立ってきます。

さらには「お子さまに、学習習慣が身についてお家でも自然に机に向かうようになります。それによって学習量が増えて、確実に成績アップします。そのための個別指導をしております」なんて言うと、これも他塾さんとは違う印象を与えることができます。

その他には、独自の学習メソッドをお持ちで短期間に成績を伸ばすことができるケースもあると思います。

その場合には「●●メソッドによる個別指導で、数学30点だった生徒が入塾1ヶ月後のテストで90点にまで伸びました」といった表現も考えられます。

これも、独自性のある表現だと思います。

上記のように、他塾さんがなかなか謳えない要素であるとか、他塾とは明らかに違うという点を打ち出せると生徒募集はうまく行きはじめます。

ですので、先生の教室ならではの特徴って何なのか?、他の学習塾さんとの違いは何なのか?それによって生徒・保護者の方たちにどういった満足が提供できるのか?を考えて、それを言語化していただきたいと思います。

学習塾における成約とは?

コンセプトをベースに、つづいての取り組みが成約です。

コンセプトをよりわかりやすく伝えるために、ホームページやチラシの中身を工夫するのが成約の取り組みになります。

このとき、ホームページであってもチラシであっても、共通していることは「いきなり入塾を進めない」ことです。

ホームページにしろチラシにしろ、それらを目にした段階ではお客さまはまだ先生の塾に行ったことがありませんし、先生に会ったこともないですし、当然、授業を受けたこともありません。

その状況で、入塾金や月謝を払って通いつづけようと決めるのは心理的にハードルが高いと言えます。

そこで「うちはこういう塾ですよ、当塾に通うことでこういう得になることがありますよ、他塾とこういうことが違いますよ」といった情報を伝えたうえで「まずは一度、授業を体験しに来ませんか?」と伝えられることをお勧めします。

つまり、体験授業に誘ってあげることをゴールに定めます。

体験授業に来ていただければ、塾に来てもらうことになりますし、先生と直接会ってお話もできますし、授業も受けられます。

それによって、より深く先生の塾のことを理解し信頼できれば、自然に入塾へと向かいます。

そこで、1.まずは体験に来てもらう2.そして入塾を誘う、という2ステップで入塾までの導線を考えられることをお勧めいたします。

以上を踏まえると、体験授業のへの集客の最大化が入塾者数の最大化につながると言えます。

体験授業への案内を“どう伝えるか?”

ランディングページ

ここからは、インターネットでの生徒募集に特化してお話をしたいと思います。

どのような形で「体験授業に来ませんか?」と伝えていけばいいのか?ですが「ランディングページ」というのをお作りになることをお勧めいたします。

ランディングページというのは、先生の学習塾についてお客さまが知りたい情報をひとつのページで網羅的に集約したページのことです。

先生の学習塾について、お客さまが知りたいことは多岐に渡ります。

どういう塾で、どういう先生で、どういう実績があって、どういう生徒が通っていて、塾はどこにあって、費用はいくらなのか?など、お客さまが体験授業に行くことを検討する際に知りたいと思われることをひとつのページですべて伝えきるようにしましょう。

ちなみに、お客さまが知りたいことをすべて伝えようとすると、結果的に情報量が多くなります。

そうすると、情報量が多くなってページが縦長になる傾向があります。

ただ、ひとつのページでお客さまが知りたい情報をすべて伝えきったほうが、結果として反応が高い傾向があります。

実際には、ホームページ内に先生のプロフィールのページや料金のページや体験案内のページなどが分けて存在していても構いません。

ですが、それらの情報を網羅したページを用意しておかれて、その中で体験授業を案内されることが成約の取り組みの大きなポイントだと考えております。

学習塾における集客とは?

3番目の取り組みが「集客」です(=認知を促すこと)。

ネット集客においては、ランディングページへのアクセスを集めることになります。

集客おいて、とりわけ重要視していただきたいのは集めるアクセスの数ではなく質です。

「質の高いアクセス」とは、これから申し上げる“2つの条件”を満たしたアクセスです。

  • 塾に通うことを考えている
  • 先生の学習塾に通える地域に住んでいる

この2つの条件を満たしたアクセスを集めないと、申し込みに結びつけることは難しくなります。

どれだけ先生の塾の魅力をランディングページで伝えたとしても、そもそも塾に行くつもりがない方や、先生の塾には通えない地域に住んでいる方ばかりが集まっていると、申し込みには至りづらいでしょう。

ですので、2つの条件を満たしたアクセスを集めることは、学習塾のネット集客においてすごく重要になります。

検索対策がお勧め!

そこで、2つの条件を満たしたアクセスを集める効果的な方法を挙げると「検索対策」があります。

検索対策(=SEO対策)とは、GoogleやYahoo!といった検索サイトで検索をしたときの検索結果に先生の学習塾のランディングページを上位表示させるための対策です。

そして、先ほどからお伝えしている2つの条件を満たしたアクセスが集まりやすいキーワードとは「市区町村名」と「学習塾」を組み合わせたものです。

このキーワードでの検索結果にランディングページが上位表示されていると、興味を持った方がクリックをしてアクセスが集まります。

そして、上記のキーワードで検索する方は2つの条件を満たした方である確率が非常に高いんですね。

SEO対策は、比較的、先生ご自身でも取り組むことができます。

ただし、僕が長年、学習塾のSEO対策を行ってきた実感としては、年々「地域名 + 学習塾」のキーワードでの上位表示が難しくなってきている印象があります。

もちろん、上位表示できないということでもないですし、まずはこのキーワードでの上位表示をめざしていただきたいと思います。

ですが、それに加えてその他のいろんなキーワードで上位表示ができるほうが望ましいと言えます。

そこで、ここからは少し応用的な検索対策についてお伝えいたします。

集客に結びつくキーワードとは?

「塾を探していらっしゃる方が、どういうキーワードで塾を探すのか?」さらには「塾を探している方の悩みとは何なのか?」というのを想像してみていただけませんか?

もっとも代表的な悩みは「成績が伸び悩んで困っている」ですね。

だからこそ、塾に通ったほうがいいんじゃないか?と考えはじめているわけです。

そこで「じゃあ、うちの近くにある塾ってどういうところがあるだろう?」と検索するわけですね。

そのため「市区町村名+学習塾」で、検索します。

しかし、塾を検討している方が検索するキーワードというのは何種類もあります。

例えば、学習塾を探しているとひと口に言っても、その学年はさまざまです。

そこで「市区町村名+塾+高校生」といったキーワードで検索する方がいます。

学年と言いますか、年代と言いますかをキーワードに追加するんですね。

そして、このキーワードでの検索結果に上位表示されているとそこから、2つの条件を満たしたアクセスが集まります。

さらには、先ほども少しお伝えしましたけれども「勉強のやり方を教えてほしい」というニーズって結構多いんですね。

そこで「市区町村名+塾+勉強のやり方」というキーワードも検索されることがあります。

さらには「志望校名+偏差値」も考えられます。

勉強に困っているということは、行きたい志望校に合格できるだろうか?という悩みも抱えていることが考えられます。

そこで、志望校についての情報を知りたいというニーズがあります。

そして、このときのニーズとは「偏差値はどのくらい?」や「どうしたら合格できるだろうか?」 といったことです。

検索キーワードからは、このようなニーズが垣間見えます。

そこで「志望校名+偏差値」の検索結果において「●●高校の偏差値は?合格のための受験対策とは?」なんていう情報が書かれているページが上位表示していれば、そこからアクセスは集まってきます。

以上のように、お客さまがどういうキーワードで検索するのか?、勉強に関してどんなことに悩んでいるのか?、そのうえでどういうキーワードで検索をして情報を探すだろうか?を考えてみてください。

そうすると、上記に挙げたキーワードなどが考えられます。

もちろん、上記以外にもいろいろキーワードが考えられます。

そして、いろいろなーワードで上位表示ができると、広く見込み客の方が集まることにつながります。

しかも、そのアクセスはほどから申し上げている“2つの条件”に合致している可能性が非常に高いので集客効果は高いと言えます。

Googleマップ対策も見逃せない!

近年、検索対策は非常に多様化しています。

ランディングページを上位表示させる以外にも、他のメディアでの上位表示が効果的になってきています。

例えば「Googleマップ」です。

最近、GoogleやYahoo!の検索結果の上位に地図が表示されるケースが非常に多くなってきています。

Googleであれば「Googleビジネスプロフィール」という無料のサービスに登録されていると、地図上に先生の教室が表示されるようになります。

そして、検索結果上ではキーワードの関連性の高い地域にある塾の中で、上位3つだけが表示されるようになっています。

地図エリアは、どんなキーワードにおいても検索結果の上位に表示されることが多いためかなり目立つんですね。

やはり、ページの下のほうに表示されているよりも、上のほうに表示されているほうが目立ちます。

ですので、ランディングページの上位表示をめざす以外にも、Googleマップ上にも先生の教室に関する情報を表示させられることをめざすことをお勧めします。

そうすれば、単純に露出は2倍になりますのでクリックされる確率も上がります。

その結果、体験授業を申し込まれる確率も上がります。

このように、近年はホームページ(ランディングページ含む)以外のメディアで検索対策を行うようになってきております。

まとめ:学習塾の生徒募集について

  • 大手や他塾とも明らかに違うコンセプトを言語化する
  • 体験→入塾の2ステップで生徒募集をする
  • 教室の魅力を十二分に表現したランディングページを作る
  • 2つの条件を満たしたアクセスを集めるために、検索対策(SEO対策)を行う
  • Googleマップ対策が集客に相乗効果

ぜひ、できるところから取り組みはじめていただくと先生の教室の集客力および生徒数の増加、売り上げアップにつながると思います。

最後までお付き合いくださいまして、感謝いたします。

追伸

このブログの内容を、以下の動画でもご覧いただけます。

また、教室集客の原則については以下のブログまたは動画でご覧いただけます。

教室集客の基礎を学ぶ|効果的な集客方法と戦略とは?
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