写真はイメージです
「２日前に、満席になりました」
以前、空手教室の先生からご報告いただいたときのことです。
こちらの教室さんは、毎年、春と秋に新規生徒さんを募集されています。
そして、入会希望者を対象とした体験会を開催されていらっしゃいます。
その体験会が、締め切りの２日前に満席（20名）になったというご報告いただいたことがあるんですね。
もともとはチラシで集客
ちなみに、体験会は以前から開催しておられました。
そして、僕のサポートを受けられる前は、おもにチラシで集客されていたそうです（当時からホームページはありましたが、そちらからの申し込みはゼロ）
しかし、年々チラシの反響が下がってきてたそうなんですね。
そのため、一時は体験会の参加者が１０名を下回ることもあったそうです。
そこで、ネット集客を強化すべく僕のサポートを受けられることに。
そこから、先生との二人三脚でのネット集客がはじまりました。
先生とのお付き合いは、もう２年くらいになるかと思います。
ネット集客とチラシを併用
実は、僕がサポートさせていただいてわりとすぐに体験会は定員になったんです。
そして、その申し込みはほぼすべてネットからでした。
ただ、これまではネット集客とチラシを併用されていたんですね。
今まで（数は減少していても）チラシで生徒さんが集まっていた実績があります。
そのため「チラシを止めてしまって集まらなかったらどうしよう？」と不安がおありだったそうです。
けれど、年々、安定的にネット集客が実現できました。
そして、体験会も満席になりました。
そこで今回の募集では、チラシを止められたんですね。
習慣を変えることは難しい
僕自身もそうなんですが、今までやってきた習慣を変えるのってとても大変なことだと思うんですね。
なぜなら人間は、環境の変化に弱い生き物だからです。
そのため、それがたとえ悪いと思える習慣でも変化することのほうが苦痛や不安が伴うんですね。
けれども今回、こちらの先生はチラシを止めるという大きな決断をされました。
そして見事に、目標だった満席を達成されました。
チラシコスト１５万円を削減
ちなみに、チラシを撒くためのコストは１５万円だったそうです。
それが、今回削減できたというのは、大きなコスト削減ですね。
言い換えるなら、今までよりも、コストをかけずに生徒さんを集めることに成功しました。
そして、集客コストの削減は、利益への転化も促進させます。
つまり、コストの削減のみならず収益性の高いビジネスにブラッシュアップされたんですね。
ネット集客で行ったこと
さて、今回の集客のためにおもに行なった施策が以下です。
１．魅力的なホームページを作る（ランディングページ）
２．SEO対策
３．YDN広告
４．Google検索広告
ちなみに、記載順が優先度の高い施策になります。
あくまでも集客の根幹は、ホームページだと僕は考えています。
いかに、先生の教室の魅力を十二分に伝えたページを作るか？
それがあったうえで、ホームページに訪れる方を増やす施策を行なっています。
その順番が逆になってしまうと、もたらされる結果もまったく逆になると言っても過言ではありません。
魅力的なホームページを作るカギ
そして、魅力的なホームページを作るうえでのカギが以下です。
誰に何を伝えるか？
・教室の魅力が何なのか？
・先生の教室にしかない魅力とは？
・先生に習うと、どうなることができる？ etc
これらを考えぬき表現することは、大切です。
しかし、それと同じくらいに大切なことがあります。
それは「先生の価値を評価してくれる生徒さんとはどんな方か？」ということです。
お客さまは、価格で受講を決める!?
極端な例で恐縮ですが、どれだけ先生の教室が優れたとしていても、その価値を理解できない方に魅力を伝えては、あまり反響は見込めません。
例えば、マンツーマンで充実したレッスンが受けることができ、上達度も早いプレミアムなレッスンを提供していたとします。
このように、質や内容が、ハイクオリティであれば受講料は高額になる傾向があります。
でも、それってホテルやレストランなどがハイクオリティであるほど価格が高くなるのと、同じですよね。
しかし、そのようなレッスンに価格が安いレッスンを探している生徒さんを集めようとしたら…
もしくは（無意識にも）「お客さんは、価格で受講を判断するから」と思い込んでいたら…。
または「高額なレッスンを開講しても、参加する方はいないのでは!?」と思い込んでいたら。
やはりそれは、望んだ成果を得ることは難しいと思います。
高額なレッスンを希望される生徒さん
実際は、高額なレッスンでも参加される方がいらっしゃいます。
それどころか、高額なレッスンにしか参加しない方っておられるんですね。
事実、知人でお子さんをお医者さんにしたい方のための幼児教室をやられている方がいます。
そこの教室は、一般的な価格よりもゼロひとつ受講料が高いんですね。
でも、実際にそちらに通う方がけっこうおられるんです。
それは、価格が高くても価値を感じておられるからですね。
だからこそ、先生の魅力・価値を考えるとともに、その価値を理解してくれる方がどんな方なのか？も考えることが大切になります。
それらを一言で表して
【誰に何を伝えるか？】
なんですね。
望んでいる生徒さんが、集まる確率を高める
ということで、
先生にしかない、魅力とは何ですか？
そして、
「ぜひ教えてください」と言ってくれる生徒さんはどんな方ですか？
この２つを、しっかりと考えてみてください。
この２つを考えたうえで表現された教室の魅力は、望んでいる生徒さんを集めることにつながります。
