今回のお話は、ちょっと不思議な内容です。
そのため、信じられないと感じられる先生もおられるかもしれません。
僕が、読者だったらたぶん信じません(笑)。
なので、信じられないほうが普通です(笑)。
もし、ヘンな話だなと思われたら、どうぞスルーしてくださいね。
コーヒーはいくらですか?
いきなりですが、質問です。
先生は「コーヒーを飲む」とき、いくらぐらいのものを飲みますか?
また「パソコンを買う」とき、いくらぐらいのものを買いますか?
さらには「旅行する」とき、いくらぐらいのホテルに宿泊しますか?
おそらく、これらは個人差があります。
そして人は、無意識にさまざまなモノや体験に対して支払う金額を定義づけていると、僕は思うんですね。
心地よい価格がある!?
例えば「コーヒーを飲む」というのが、喫茶店で450円で飲む方もいれば120円の缶コーヒーの方もいらっしゃると思います。
いずれの金額であっても、自分が定義づけた金額から外れることを人は(これまた無意識に)避ける傾向があります。
例えば、普段120円のコーヒーを飲んでいる方が450円のコーヒーを飲むことになったら「コーヒーに450円なんて高いよ」とためらうかもしれません。
逆に、80円のコーヒーがあったらラッキーと思うかもしれませんが「なんか安すぎて、マズいんじゃない」と警戒心が生まれることもあります。
つまり、いつもの120円のコーヒーを飲むことが、一番安心して買えるし飲むことができるんですね。
お金の器
僕は、これを「お金の器」と呼ぶことにしました。
そして今回お伝えしたい重要なことは「収入」にもお金の器があるということです。
私たちは(やはり無意識に)「私は、月に●円稼ぐ人間だ」といった定義づけをしています。
イメージ的には、先生の中にお金を受け取るための器が存在しているんですね。
貯金箱のようなものを、イメージされても構いません。
そして、その器に貯められる金額を無意識に決めちゃっているんですね。
しかも厄介なのが、私たちは“無意識”、“無自覚”に収入を決めているんです。
例えば「私は、月に50万円稼ぐ人間だ」と決めていたとします(くり返しますが、無意識にです)。
そうすると「月収100万円になりたい」と意識的に思ったり、口にしても実際には、月収100万円を達成することがなかなかできなかったりします。
なぜなら、その方のお金の器には月収50万円までしか入らないからです。
お金の器は広げられる!
不思議ですよね。
だから、信じないでください(笑)。
今、お伝えしていることは、あくまで僕の経験に基づくものです。
ですが、あながちズレたお話ではないと思うんですね。
ですので、誤解を怖れずつづけさせていただきたいと思います。
お金の器は、広げたり縮めたりすることができます。
そして、先述のように月収100万円をめざしている先生なら、月収100万円が入るようにお金の器を広げることが大切です。
逆に、お金の器がそのままでは、売上げおよび収入を伸ばすことが難しいと僕は考えます。
ブレーキの正体
例えば、お金の器が月収50万円の方が月収100万円をめざすとします(あくまでイメージ上でのことです)。
しかし、お金の器がそのままだった場合、100万円をめざす途中で何かしらのブレーキがかかることがあります。
なぜなら、今よりも収入が増えるということは生徒数が増えるかもしれませんよね。
しかし生徒数が増えるということは、その分、先生の負担が大きくなりますよね。
それを、心のどこかで避けたくなることがあります。
また、生徒数を伸ばすためにブログを今まで以上に書く必要が出てくるかもしれません。
でも、その大変さを考えると尻込みしてしまうかもしれません。
さらには、生徒数を増やすのではなく授業料を、今よりも高額化することで100万円をめざすかもしれません。
しかし、お金の器以上のお金をいただくことにプレッシャーや抵抗感を感じて値上げできないことがあります。
今挙げたようなことが、100万円達成を阻むブレーキなんですね。
そして、そのようなブレーキとなる一因が僕は「お金の器」だと考えています。
お金持ちから教わった、お金の器を広げる方法
だとするなら、やはり大切なのは“お金の器を広げる”ことになります。
ではどうすれば、お金の器を広げることができるのでしょう?
実は、オススメの方法があります。
その方法は、僕がかつてビジネスで大成功された大金持ちの方から、教わった方法です。
その方が教えてくださった方法とは?…
あまりにもカンタンすぎて、拍子抜けするかもしれません。
それは
●月に1回でも、高級ホテルのラウンジでお茶すること
です。
ちなみに、もうひとつ教えていただいたことがあります。
それは
●月に1回でも、高級ブランドのお店に行くこと(買わなくてもいい)
お金の器を広げる“体験”
これって、自分のお金の器以上の体験をすることだと思うんですね。
例えば、高級ホテルのラウンジでコーヒーを飲むと1,000円以上したりします。
でも、そこでは高級なブランドのカップにコーヒーが注がれたり、一流のおもてなしを体験できたり、高級なソファでくつろぐことができたり、ピアノが生演奏で流れてきたり、落ち着いてゆったりとした空間でくつろぐことができたりします。
そして、そういった場所にはコーヒーを飲むことだけでなく、その時間・空間に価値を感じてお金を支払う方たちが集まっています。
これらを、体験として知覚、認識することが大切だと僕は思います。
レッスンの価値が高まる体験
実際に、そういった場所に足を運ばれると、きっと先生はご自身のレッスンがいかに価値あるものかに気づかれると思います。
“レッスンそのもの”もさることながら、レッスン以外の部分でも価値を提供されていることに気づかれると思います。
その結果、レッスン価格の見直しを検討されるかもしれません。
そして、実際に価格を改定されるかもしれません。
また、その価格および価値を理解してくれる生徒さんに来てもらいたいと思うようになるかもしれません。
そして、そのための情報発信をはじめられるかもしれません。
これが「お金の器が広がる」ことなんです。
お金に慣れる
高級ブランドのお店に行くのだってそうです。
僕はかつては、そういったお店に足を運んだことがありませんでした。
そのときには「自分は、場違いな人間じゃないか?」と、入店することすらはばかられたものでした。
しかも、ああいう高級店って入り口のドアを開けてくれるドアマンが絶対いるんです。
あれが、不審者の侵入を防ぐ“門番”のように思えてくるんですね(笑)。
でも、そういうことも何回か来店すると慣れます。
慣れることって、大切ですよね。
今まで見たことのない、ケタの値札を見ることに慣れてみたり。
以前僕は、ロレックスのお店で時計についた数千万円の値札を見たとき帰りたくなったことがありました(笑)。
でも今は、見るぶんにはもう抵抗感はありませんよ(笑)。
楽しみながら、お金の器を広げよう
いずれにしても、大金持ちの方はおもしろおかしく僕に、お金の器を広げるための実践的な方法を教えてくれました。
でも、やっぱり信じられないですよね(笑)。
信じなくても構いません。
でも信じられなくても、高級ホテルのラウンジにパートナーの方と一緒に行かれると、パートナーさんはよろこばれると思いますよ。
それだけでも、行く価値はあると思いませんか。
ぜひ楽しみながら、試してみてくださいね。
楽しく、カンタンにお金の器を広げましょう!