成功するからやる・失敗するならやらない!?

「専門家から見て、うまく行くと思う?」

先日、高校時代からの親友に相談されたときのことです。

親友は、数年後に起業を考えているそうなんですね。

それが、教育ビジネスに関する事業での起業のようなんです。

そこで彼は、教室集客の専門家としての僕の意見を求めました。

そのビジネスが“成功するかどうか?”を、知りたかったんですね。

そのような彼に対して、僕はなんと答えたのか?

成功して何を得たと思っていますか?

実は、僕はこのとき元メジャーリーガーのイチロー選手の引退会見のある言葉が思い浮かびました。

なので、それを伝えました。

イチロー選手の引退会見において、記者の一人からつぎのような質問が投げかけられたんです。

「夢を叶えて成功して、何を得たと思っていますか?」

それに対しての、イチロー選手のコメントを一部分ですが、引用させていただきます。

どこからが成功で、どこからがそうじゃないのかは判断できない。

だから「成功」という言葉は僕は嫌いなんですけど、新しい世界に挑戦するということは大変な勇気だと思うんですけど、ここはあえて“成功”と表現しますが、成功すると思うからやってみたい、それができないと思うからやらない、という判断基準では後悔を生むだろうと思う。

やりたいならやってみればいい。

できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うなら挑戦すればいい。

そのときにどんな結果が出ようと、後悔はないと思う。

家族が犠牲になっても成功と言える?

もう一度、親友とのエピソードに戻ります。

仮に、僕が彼のビジネスを「成功する」と言ったとします。

ちなみに、イチロー選手も仰ってますが「成功」の定義とは、とても曖昧なものです。

一般的には、ビジネスの成功とは売り上げかもしれません。

でも、望んだ売り上げになっても、そこに家族の犠牲が払われていたら…?

売り上げを伸ばすことに一生懸命で、家族との時間が奪われてしまったら?

果たして、それは「成功」でしょうか?

また「月商1,000万円」を目標としたとして、月商1,000万円以上なら「成功」になるのでしょうか?

月商999万円なら「失敗」でしょうか?

このような曖昧で、幻のような成功を追い求めることは、とてもリスクのある行為だと僕は思うんですね。

はじめは成功したとしても…

そして、僕が「成功する」と言っても100%成功する保証はありませんよね。

僕は神さまではなく、残念ながら100%や絶対ということは言えません。

それに僕は、どんなビジネスでもはじめから順風満帆に進むことって、あまりないと思うんですね。

もしくは、はじめは順風満帆に進んでも、どこからか風向きが変わることがあります。

例えば、強力なライバルが出現してシェアを奪われたりですね。

そのように、どんなことにもうまく行かないことはあります。

このとき「成功するかどうか」で物事をはじめると、苦境を乗り越えられない場合が少なくないと僕は感じます。

なぜなら「成功する」からやるというのは、逆の見方をすれば「失敗する」ならやらないのと同じだからです。

 

だから「失敗」が頭によぎると、そこから先に進むことをためらうんですね。

だんだんとうまく行く人の共通点

でも、うまく行かないことも工夫や改善をすれば、だんだんとうまく行くことがあります。

 

例えば、僕のクライアントの先生方たちがそうです。

みなさん、はじめから成果を出しておられた方たちではありません。

半年間、毎日ブログ書いても月に1件の“問い合わせ”しかなかった。

1年間、独学でネット集客を実践したけれど、入会者はゼロ。

ホームページはずっと前からあったけれど、1人も入会者はない。

 

そういった方たちが、ホームページを改善して行ったんです。

必要であれば、レッスン風景の写真や生徒さんの感想を用意してもらいました。

キャッチコピーを何度も書き換えて、どれが反応がいいかをテストしたりもしました。

そうして、だんだんと反響が上がって来たんですね。

その先の未来をつかみ取る力

でも「成功する」が行動のモチベーションだった場合、うまく行かせるために工夫・改善する行動のモチベーションが湧きません。

あともうひとがんばりすれば成果が得られるかもしれないのに、その先の未来をつかむ力が湧いて来ないんですね。

もしくは、その先の未来を信じる力が持てないとも言えます。

さて、このことを少し別の観点からもお話したいと思います。

「成功する」からやるというのは「成功したい」わけですよね。

そしてそれは「失敗したくない」ということでもあります。

実は「成功する」からやるというのは、同時に「失敗への不安」を生み出します。

成功を夢見る一方で、失敗することを考えてしまうんです。

このような場合「失敗」してしまうことが少なくありません(ちなみに「失敗」の定義もとても曖昧なものですね)。

武術の達人の格言

実は、僕が習っている武術の先生(達人)が、こんなことをよくおっしゃるんです。

相手を倒そうと考えると、 同時に倒せなかったらどうしようという雑念が湧いて来ます。そして、本当に倒せなくなります。

だから、いかに相手を倒すことを意識せずに倒すかが大事なんです。

以上のことを踏まえて、どうすればさまざまな物事やビジネスがうまく行くのでしょうか?

それは「成功するかどうか」で判断するんじゃなく「やりたいかどうか」で判断し、行動することだと僕は思います。

先述のクライアントの先生方が、はじめから、うまく行っていたわけではないのはお伝えしたとおりです。

それでも、成果が出るまでトライ&エラーをつづけられたのは、先生方がレッスンや教室が「好きだったから」だと僕は思うんですね。

それは、僕自身が身近に接して来ましたので、肌感覚としてかなり確信的に感じています。

ピアノが、フラダンスが、空手が、書道が、英語が…、そしてご自身の教室に集う生徒さんたちが好きだったから。

だから、より多くの方に教室やレッスンの魅力を伝えたかったんだと思います。

より多くの生徒さんに、よろこんでもらいたかったんだと思います。

今いる生徒さんに、もっとよろこんでもらいたかったんだと思います。

そのような思いがあったからこそ、望んだ成果が出ていない時期もつづけられたんだと思うんですね。

そして、成果が出ることを信じてつづけたかったんだと思います。

そうしてつかんだ成果なんですね。

成果を引き寄せる思考とは?

そしてこの「やりたい」から起こす行動には「成功」や「失敗」の意識がありません。

それがかえって、ご自身が望む以上の成果を引き寄せる最適な思考の状態だったりします。

ということで、ここでもう一度イチロー選手の言葉をご覧ください。

やりたいならやってみればいい。

できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うなら挑戦すればいい。

もちろん、誰だって失敗はしたくないし傷つきたくないし、イヤな想いはしたくないですよね。

だから、無意識にも成功することうまく行くことを選びたいと思うものです。

でも、本当は「やりたい」を選び行動することが、もっともご自分が望んでおられることではないでしょうか?

そして「やりたい」を選び行動することが、もっとも望んでいる成果を手にすることができると知っておられるのではないでしょうか?

だとするなら、どうか「やりたい」からはじめてください。

どうか「やりたい」を、カタチにしてください。

「やりたい」からはじめる今日が、あなたの人生にさらなる偉大な成果を刻むはじまりの日になるかもしれません。

そして「やりたい」という、その気持ちが望んだ成果を手にするための原動力になってくれるはずです。

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