ネット集客で成果を挙げるために、根幹となるのは「誰に・何を」です。
- 誰に(どの対象顧客に)
- 何を(伝えるのか?)
例えば、学習塾の場合「入会~合格までを同じ講師が一貫して指導する個別指導です」と謳ったときに、申し込まれる方は“個別指導を受けたい方”ですよね。
逆に、大手塾のような集団で授業を受けたい方は、反応しません。
ですので「誰に」と「何を」がマッチすると反響が出ます。
もうひとつの要素
そのうえで、実は「どのように」も忘れてはいけない要素なんですね。
なので、僕がクライアントの先生方をサポートさせていただく際には、「誰に、何を、どのように伝えるのか?」を再構築しています。
「どのように」というのはおもに「見た目」のことです。
ホームページ全体の「デザイン」だったり、本文などで使う「写真」と解釈してください。
ホームページに書かれている内容が同じでも、デザインや写真などでの見た目の印象によって反響が変わることも少なくありません。
ちなみに、見た目というのはちょっとした工夫で印象を変えることができます。
そこで先生にも、今日からはじめていただける見た目の工夫を3つお伝えしたいと思います。
それは、つぎの3つです。
- 1.色を使いすぎない
- 2.明るい写真を使う
- 3.小見出しを使う
では、ひとつずつくわしくお伝えしたいと思います。
1.色を使いすぎない
例えば、青を基調としたデザインなら青色の濃淡でホームページ全体をデザインします。
そうすることで、文章が読まれやすくなります。
あくまで「何を」を効果的に伝えるための「どのように(=見た目)」です。
ですので、メッセージを効果的に読まれるデザインを意識します。
逆に、種類の異なる色味が何色もあると目がチカチカしちゃうんですね。
その観点では、本文の文章なども多色は避けたほうが読まれやすくなります。
文字色は、3色以内に
文字は、基本色は「黒」になりますよね。
それに、強調用の「赤」とテキストリンク用に「青」などで合計3色以内が望ましいでしょう。
また、真っ赤や真っ青よりも少しトーンの落ち着いた赤や青のほうが読まれやすくなります。
実際のところ、デザインについて勉強・実践をするほど、その絶妙なバランス・技術力を要することに気づかされます。
そして、やはりプロのデザイナーさんのスキルの高さに驚かされます。
デザインスキルが高まるコツ
それでも、少しでもデザインスキルを高めたいと思って僕は、昔からいろいろなホームページのデザインを見るようにしてきました。
そうすると、色味が統一されているデザインは読みやすいことに気づいたんです。
ちなみに、やはりプロのデザイナーさんに依頼すれば、上手に色彩のバランスを整えてくれます。
補足ですが、デザインを集めたホームページって探すといろいろあるんですよね。
例えば、こちら「現代デザイン」
https://gendaidesign.com/
色や職業のジャンルでカテゴライズされていて見ているだけでも、楽しいです。
2.明るい写真を使う
最近は、スマホでカンタンに写真が撮影できます。
スマホの写真も、最近は画質がとてもよくなっています。
さらには、編集機能も充実していますね。
でも、ときどきいい写真なんだけど「暗い」っていうことありませんか?
その場合は、スマホの写真編集機能で写真を明るくすることができます。
さらに高度な編集では、写真の色味も変えられます。
青白っぽい写真を、少し赤みがかった肌の色にできたりします。
これらを、スマホだけでできてしまうってホントに便利でいいですよね。
写真を明るくするだけでも、見た目の印象って変わります。
3.小見出しを使う
文章の合間に、適度に小見出しを入れると文章にメリハリが出ます。
例えば、下記は僕の無料コンサルティングの紹介ページです。
https://highcommunication.jp/free-consultation.html
こちらの本文では、文章の合間に、小見出しを入れています。
- 教室集客で、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
- 教室専門ネット集客コンサルタントの増地 崇です
- ネット集客成功のための一歩目とは?
こういった記述の部分ですね。
見出しっぽく、文字を大きくしていますし文字の下部に線を引いていたりします。
また、ホームページによっては見出しの文字色が異なっていたり、見出しをデザインしているものもあります。
とりわけ、文章が長い場合、小見出しを適度に入れると文章が読まれやすくなります。
文字のサイズを大きくするだけでも印象が変わるので、オススメです。
今すぐ見た目を変えて、成約率アップ!
以上が、見た目の工夫3つです。
例えば、今のホームページで文章の文字色をシンプル化したり、落ち着いた色に変えてみる。
掲載している写真で、スマホにデータが残っているなら、編集で写真を明るくして、差し替える。
これだけでも、印象がよくなることがあります。
その結果、ホームページが読まれやすくなり反応が高まることもあります。
ぜひ、お試しくださいね。