お客さまの声を掲載して、生徒募集効果を高める方法

例えば、Amazonの商品ページを見ていただくとわかりますが「カスタマーレビュー」というのがあります。

いわゆる「お客さまの声」ですね。

なぜ、お客さまの声を掲載しているのか?というと、実際に購入した方の感想を掲載することで購入率が高まるからです。

お客さまのリアルな感想は、売り込みでなはない客観性と、信憑性があります。

これを、教室のホームページに置き換えてみますと通っている「生徒さんの声」や、お子さんが通う教室なら、それに加えて「保護者の方の声」を掲載するということになります。

つまり、生徒さんや保護者の方に、教室についての感想を書いてもらうんですね。

または、その方々が書くのが面倒に思われた場合には、ヒアリングをして文章にまとめてあげてもよいでしょう。

「お客さまの声」では、つぎのようなことを書いていただけるのが望ましいです。

  • スクールに通おうと思ったきっかけ
  • このスクールを選んだ理由
  • スクールに通う前に心配だったこと
  • 実際に通ってみてどうですか?
  • どのくらい上達しましたか?

例えば「T’sクッキングスクール」に通う生徒さんの感想として、以下を考えてみました(スクールおよび、登場人物は架空です)。

以前から、お料理教室に通ってみたいと思っていました。

ある時、インターネットでスクールを探していたら、ウチの近くにT’sクッキングスクールを見つけました。

はじめは、私だけヘタだったらどうしよ?、と不安でしたが他の生徒さんたちと同じぐらいで安心しました(笑)

山田先生は、とても面白くてわかりやすく教えてくださるので、いつも笑いっぱなしであっという間に時間が過ぎて行きます。

試食タイムで、他の生徒の方たちから「おいしく」って言ってもらえたときは、「ヨッシャー!」ってなります(笑)

これからももっともっとうまくなりたいので、よろしくお願いします。

(田中恵美さん:24歳OL 世田谷区)

あくまで想像で書いたものですので、実際に生徒さんに書いていただいたもののほうが、もっとリアリティのある感想だと思います。

生徒さんの感想を効果的に集める3つのポイント

とはいえ、実際に生徒さんに感想を書いてもらうようお願いしても、生徒のみなさんが思ったように書いてくれないということを耳にします。

また、書いてもらえたとしても「楽しい」や「満足している」といったひと言、ふた言ぐらいの感想しか書いてもらえないこともあります。

そこで、生徒さんの感想を効果的に集めるポイントを以下にまとめました。

  • 「いいこといっぱい書いてね」とお願いする
  • 質問形式にする
  • 記入例を用意してあげる
  • 教室で書いてもらう
  • ホームページなどに掲載する

それぞれを、くわしくご説明いたします。

「いいこと、いっぱい書いてね」とお願いする

生徒さんが、思ったような感想を書いてくれない原因はシンプルです。

「何を書けばいいかわからない」ということなんですね。

そこで「いいこと、いっぱい書いてね」と言うと、生徒さんはいいことをいっぱい書けばいいんだということがわかります。

そのため、生徒さんに感想を書いていただく際に、記入用紙を渡すときにでも”さらっと”「いいこと、いっぱい書いてね」とお願いをしてみてください。

とてもシンプルなことなんですが、これだけでも感想が大きく変わります。

質問形式にする

生徒さんは、何を書けばいいかがわかれば感想を書いてくださいます。

そこで、感想を少しアンケートっぽく質問形式にするのも手です。

質問内容は、先にも挙げましたが以下などがよいと思います。

  • スクールに通おうと思ったきっかけ
  • このスクールを選んだ理由
  • スクールに通う前に心配だったこと
  • 実際に通ってみてどうですか?
  • どのくらい上達しましたか?

記入例を用意してあげる

すでに、感想を書いてもらったものがあるのでしたら、それを記入者がわからないようにしてクリアファイルなどにまとめておきましょう。

そして、新たに生徒さんが感想を書いてくださるときに、クリアファイルを横に置いてあげます。

そこには”いいことがいっぱい”書かれた感想がたくさんあります。

生徒さんは、それを見えれば「こういうことを書けばいいのか!」と理解することができます。

それによって、感想が書きやすくなるんですね。

また、これから感想を集めはじめる場合でも、先生のほうでおおよそこんな感想を書いてもらいたいというような記入例を作成し、生徒さんに見せてあげるとよいと思います。

教室で書いてもらう

感想は、なるべく教室で書いてもらうほうがよいでしょう。

生徒さんに持ち帰っていただき、書いてきてもらう方法もありますが、それだと回収率が著しく低下するか、もしくは回収までにものすごく時間がかかります。

ホームページなどに掲載する

生徒さんの感想が集まったら、それをホームページなどに掲載しましょう。

すると、それをご覧になって入会して来られる生徒さんが出てきます。

この方たちは、生徒さんの感想を目にしていますので、いざ自分が感想を書くときには無意識にも「ホームページに掲載されていたようなことを書けばいいんだな」と想起できるんですね。

リアリティが大切

また「生徒さんの感想」を掲載するうえで重要なことは「リアリティ」です。

そして、読んだ方にリアリティを持って伝わるためにはいくつかポイントがあります。

実名を掲載する

イニシャルで「H.Kさん」などは、ウサン臭くなりがちです。

実名が難しいようであれば、せめて仮名で掲載しましょう。

年齢や職業、地域なども掲載する

読み手は、生徒さんに自分を重ね合わせます。

自分と同じ、または似ている年齢や職業、地域の生徒さんが通っているのがわかると安心できます。

写真を掲載する

生徒さんの写真、または先生と一緒に映っている写真などを掲載すると、リアリティがグッと増してきますね。

直筆の感想を掲載する

感想を書いてもらった用紙を、スキャナーで取り込んで掲載するという手もあります。

字体は、個人差が出ますので、とてもリアリティがあります。

感想はどのくらい掲載すればいい?

結論的には「多ければ多いほどいい」です。

ですので、可能なかぎり生徒さん全員の感想が掲載できるといいですね。

「お客さまの声」が効果を発揮するためには「質より量」が大切です。

もちろん内容も大切ですが、お客さまの声が掲載されている箇所ぱっと見て、何人もの感想がたくさん掲載されていると、それだけで直感的に“たくさん生徒さんが通っている教室”という印象を与えます。

そしてそれは、読み手に信頼感を与えます。

 

 

これは、Amazonを思い出していただくとわかるかと思います。

Amazonで、何か商品を探すとき、決まって同じような商品が複数出てきます。

このとき、多くの方が無意識にも星の評価が高くて、かつレビューが多い商品を選ばれます。

これに倣って「生徒さんの感想ページ」を作成して、30個、50個、70個と感想が集まるたびに追加掲載しましょう。

また、2、3行のあまり内容のない感想を10個ほど掲載するぐらいなら、内容のある感想を2、3個掲載するほうがよいと思います。

つまり「リアリティ」で、判断することが大切になります。

生徒さんの声を集める効果は絶大!

もし仮に、生徒さんの感想が諸事情で掲載できないとしても、一度、感想を集めてみられることをオススメします。

なぜなら、教室経営および生徒募集においてとても重要な情報を教えてもらえるからです。

例えば、生徒さんの感想からわかることとして「先生のスクールが選ばれている理由」があります。

先生の教室のまわりには、他にも似たような教室があるかもしれません。

にも関わらず、どうして生徒さんは先生の教室に通ってくださっているのでしょうか?

その理由が、生徒さんの声を通じてわかります。

またそれは、言い換えるなら「先生の教室にしかない強み」とも言えます。

さらには、その強みを強みだと感じてくれているのはどのような生徒さんか?、つまり先生の教室の対象顧客像もわかります。

実際に感想集めてみると、実は先生が予想もしなかったことが選ばれている理由であることも少なくありません。

例えば「1クラスが少人数だから、つきっきりで教えてもらえてラッキー☆」という感想があったとしたら、これは「少人数」ということが独自の強みになり得ます。

また「会社帰りに通えるから便利」という感想であれば、会社帰りでも通える「遅い時間のクラスがある」ということが強みになります。

さらには「駅から近いので、通いやすい」という感想であれば「●●駅、徒歩3分」というのが強みになります。

意外と、駐車場があることや駅から近いことは、生徒さんにとってありがたいことなんですね。

このように、独自の強みがわかると、今度はそれをホームページなどのキャッチコピーに使うことができます。

例えば、先ほどの感想を例にすると、つぎのようなキャッチコピーなどがよいかもしれません。

  • 少人数クラスでつきっきりで教えます
  • 夜クラスで、会社帰りでもOK!
  • ●●駅、徒歩3分

ちなみに、キャッチコピーは、とりわけ「ファーストビューエリア」と呼ばれるホームページを開いたときにはじめに表示されているエリアに記述するとよいでしょう。

このように、生徒さんや保護者の方からいただく声は教室経営に絶大な効果をもたらします。

ぜひ、生徒・保護者のみなさんに感想を書いていただくようにしましょう。

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