英会話スクールの生徒募集には、ホームページを使った集客方法がオススメです。
メインの集客方法は、検索エンジン対策(SEO対策)がいいでしょう。
そこで見込みとなる、生徒の方がYahoo!やGoogleでどんなキーワードで検索するか?考えてみてください。
傾向としては、つぎのようなキーワードが考えられます。
- 地域名 + 英会話スクール
- 「地域名 + 英会話教室
地域名は、教室のある市区町村がいいでしょう。
県単位だと広すぎると思います。
また、とりわけ都市部であれば「(最寄の)駅名 + 英会話スクール(教室)」も効果的です。
このどれかのキーワードで検索をしたときに、上位表示できるようにSEO対策を行います(「SEO対策」のカテゴリに詳しい方法が書いてあります)。
ホームページにアクセスを集めた後は?
つぎに、英会話スクールのホームページにアクセスを集めた後のことを考えてみましょう。
英会話スクールは、大手スクールなどもあれば、公民館のカルチャー講座のひとつとしてもあります。
また英語に関する教材なども、本屋さんに行けばたくさん見かけます。
そのためライバルも多く、ある程度しっかりとした戦略に基づいてホームページを構築することが求められます。
そこで「先生のスクールが、どういう方のための英会話スクールなのか?」ということを、考えてみてください。
ひと口に英会話スクールといっても、さまざまな年代やレベルがあります。
また、レッスン形式が個人指導なのか、少人数なのか?さらには、講師がネイティブか日本人か?そういったことでも分けることができます。
これらを加味して、対象となる生徒さんを絞り込むことが非常に重要です。
例えば、つぎのように絞り込んだ打ち出し方が考えられます。
- これからビジネスで英語を使う方のための基礎が学べる、ビジネス英会話スクール
- 60代以上で、これから英語を学ぶ方のための、海外旅行で会話ができるようになる英会話スクール
- 海外留学やワーキングホリデーをめざす方のために、ネイティブによる個人指導が受けられる英会話スクール
このようにして、できるかぎり明確にはっきりと、具体的に絞り込むことを意識してください。
そうすることで、ホームページを見た方に「あ、ここ私が行きたかった英会話スクールだわ」と思ってもらえるようになります。
ちなみにこのとき、同じ地域にそういった特長を持ったスクールがなければ独自性があり、お客さんにとっては非常に魅力的な英会話スクールに映ります。
そうしますと、ホームページからの入会率は高くなります。
しかし「絞り込むとお客さんが減るんじゃないか?」という心配される方も少なくありません。
ですが、それはほとんど起こりません。
なぜなら、とりわけ英語は超巨大市場だからです。
現代においては、すべての日本人が英会話のスキルが求められていると言っても過言ではないかもしれません。
そうしますと、単純解釈で恐縮ですが市場規模は約1億2千万人(日本の総人口)です。
その「1%のシェア」を獲得しただけでも、相当な規模です。
そのため、ライバルも多いとも言えます。
だからこそ、心配せず絞り込むべきですし、逆に、絞り込まなければ成果が生まれづらいと考えます。
絞り込むほど、ホームページからの入会率が上がります。
巨大市場の1%のシェアを取るようなイメージで果敢に絞り込んでください。
英会話スクールにPPC広告で集客をする
英会話スクールにおけるホームページへの集客方法は、SEO対策(検索エンジンで上位表示させること)が最適です。
それ以外には、PPC広告がオススメです。
PPC広告というのは、いくつかあります。
ここでは、代表的なPPC広告であるYahoo!スポンサードサーチとGoogleアドワーズを紹介します。
下の画像を見てください。
こちらは、Yahoo!の検索結果の画像です。
Yahoo!スポンサードサーチもGoogleアドワーズも検索結果のページにおいて上下と右側に表示されます。
一度は、ご覧になったことがあるかもしれません。
こちらに広告を出すことで、見込みとなるお客さんをホームページに集めることができます。
SEO対策によって、検索結果の上位に表示させるには少しタイムラグがどうしても発生してしまいます。
しかし、PPC広告であれば出稿後すぐに表示させることができます。
すぐにホームページおよび、ご自身の英会話スクールに生徒を集めたいときにはこちらも併用するとよいでしょう。
たいていの教室であれば、SEO対策だけでも集客は見込めます。
しかし、前回もお話したように、英語関連のビジネスは巨大市場でライバルが多い激戦区です。
そのため、SEO対策が思うように行かないことも想定してPPC広告も利用する選択肢は用意したほうがいいと思います。