これからお伝えすることは、つぎのような先生に役立つ内容になっています。
- ヨガ教室の生徒募集ためにブログを買いているけれど、反響があまりない…
- ヨガ教室に生徒さんを増やす方法を知りたい
- ヨガ教室の生徒募集ためにチラシを撒いているけれど、反響があまりない…
- ヨガ教室のネット集客ってブログ?Facebook?インスタ?どれがいいのかわからない…
- 昔は、チラシを撒けば生徒さんが集まっていたのに、今はチラシからはほとんど来なくなった。だから、これからはネット集客に力を入れていきたい etc
もしこれをご覧のヨガ教室の先生が、生徒募集のためにがんばっていらっしゃるなら、5分ほど時間を取っていただきこれからお伝えすることをご覧になってみてください。
読むだけで、ヨガ教室のためのネット集客方法がご理解いただけると思います。
教室生徒募集の専門家、増地 崇です
私は、2004年にインターネットビジネスで起業し、これまで30業種を超えるビジネスのネット集客をサポートしてきました。
そして2011年より教室のための集客サポート「ツナガル」をはじめました。
もともと私が教室のネット集客をはじめたきっかけは“母”でした。
私の母は、私が幼いころから母の父(私の祖父)が約40年前に創業した学習塾を引き継ぎ、塾長をしておりました。
母は毎日のように昼夜問わず綿密に授業の準備を行い、日々の授業に当たっている姿を間近で見てきました。
今振り返ると、私が学生時代の頃などは仕事と家事との両立は大変だったと思います。
そのような経緯を経て、私がインターネットビジネスをはじめて「ネット集客」のスキルを身につけて行くと「ネット集客で母の塾を手伝って上げたい」と自然と思うようになりました。
そしてホームページを作り、ネット集客に取り組んだ結果、ネットからの入会者を得ることができました。
下に載せております、ネットコンサルタントの平賀正彦先生のご著書「ネットの稼ぎ方入門」では、私の母の学習塾のネット集客事例が紹介されました。
またコンサルティングにおいては、おかげさまで15万円の講座をネットで集客する先生や、1ヶ月で30名の生徒さんを集められた先生、さらには1年で生徒数を約2倍にされた先生も出てこられました。
そしてそういった実績が認められ、専門誌に執筆をさせていただいたこともあります(下記写真右)。
そこで今回は、そのような経験をして来た私だからこそお伝えできる「申し込みが3倍になる!よkが教室のネット集客」をお伝えしたいと思います。
申し込みが3倍になる!ヨガ教室のネット集客とは?
ヨガ教室(ヨガスクール、ヨガスタジオ)は、年々増えて来ています。
ヨガ専門の教室やスタジオに限らず、フィットネスジムなどでもスタジオメニューとしてヨガを取り入れていることが少なくありません。
そのため「ヨガ」自体の世間的な認知度はとても高いと思います。
ではヨガ教室、ヨガスタジオが、生徒さんをネットで集客するためにはどうすればいいのでしょうか?
ヨガ教室のネット集客で取り組む2つのこと
ネット集客でヨガ教室に生徒さんを集めるとき、大きく分けて2つのことを取り組む必要があります。
それが、つぎの2つです。
ホームページなどに、先生のヨガ教室に興味のあるアクセス(訪問者)を積極的に集める取り組みが「集客」です。
そして、ホームページに訪れた方を、効率的に申し込みに結びつける取り組みが「成約」です。
成約率を高めることからはじめよう!
「集客と成約の取り組みをどちらからはじめたほうがよいのか?」は意外と知られていません。
ズバリ「成約」からはじめてください。
なぜなら、成約のほうが取り組むのがカンタンだからです。
後にもお伝えしていますが「成約」には、すぐにできることで反響が大きく高められる方法がたくさんあります。
ということで、まずは「成約」についてのポイントからお伝えして行きたいと思います。
体験レッスンに集めることに注力
ホームページなどネット集客においては、体験レッスンへの集客に注力すべきだと私は考えています。
お客さまの立場を想像してみてください。
ホームページを見ている時点では、お客さまはつぎの状態だと言えます。
- レッスンを受けたことがない
- 教室(スタジオ)に行ったことがない
- 先生に会ったことがない
つまり、どのような教室なのか?わからない状態で不安な点がたくさんあるんですね。
そのような状態で、入会して入会金や月謝を払うということは、お客さまの立場としては心理的に抵抗感が大きいと言わざるを得ません。
いかに不安を和らげてあげることができるか?
そこで「まずは、体験レッスンに参加してみませんか?」と伝えるようにします。
お客さまは、ヨガに興味はあるものの今すぐ入会することには抵抗感があります。
そこでまずは一度、先生の教室のヨガレッスンを体験できる機会を提供してあげてください。
体験レッスンを受けることで、お客さまは上記に挙げたような不安を解消することができます。
不安を信頼に変える
体験レッスンを通じて、実際のレッスンを受けることができ、先生ともお話することができることは、お客さまの不安を解消させるとともに信頼を与えることにもなります。
言い換えるなら、
不安を解消すると、オセロをクルッとひっくり返すように信頼に変わります。
そのようにして、不安をひとつひとつ解消してあげることが信頼をひとつひとつ積み重ねることにつながります。
そして信頼感が高まるほどに、お客さまは先生およびヨガ教室を信頼し入会を決意してくれるようになります。
こういった一連の不安を解消し、最終的に入会者を増やすうえで、体験レッスン〜入会というながれを構築することはとても効果的です。
トップページで、体験レッスンへのお誘いをしましょう
ではつぎに、具体的に体験レッスンに集客するうえでのポイントをお伝えしたいと思います。
ズバリ、体験レッスンへの集客はトップページで積極的に告知しましょう。
体験レッスンの案内ページを作っておられる方もいらっしゃると思います。
もちろん、そのページはあっても構いません。
しかし体験レッスン案内ページを作りながらも、トップページでも体験レッスンへの集客に注力すべきだと私は考えています。
トップページは、もっともアクセスが集まる
一般的にホームページにおいて、トップページがもっともアクセスが集まります。
ただし、ヨガ教室のようにスタジオを構えて地域が限られているビジネスのホームページに、見込み度の高いアクセスを集められる人数には限りがあります。
ちなみに私は、教室ビジネスにおけるアクセス数の目安は1日30人だと考えています。
この数字は多いでしょうか?それとも少ないでしょうか?
下層ページに移動する割合
そしてトップページから、それ以外のページ(「下層ページ」や「サブページ」と言います)に移動する割合というのは、傾向として多くて2〜3割というデータがあります。
これまで私は、さまざまなジャンルの教室のホームページのアクセス解析を行いましたが、だいたいこの数値に収まります。
例えば、ヨガ教室のホームページでトップページに30人集まったとしたら、そこから詳しい情報を知りたいと思って下層ページに移動する割合は、多くて9人ということになります。
そうなると、体験レッスン案内のページにまでたどり着いてくれる人があまりいません。
せっかく作った体験レッスン案内のページも見られていないとしたら、それはないことと同じになってしまいます。
それはとても残念ですよね。
一番アクセスの集まるページで告知したほうがよい
だから、もっともアクセスが集まるトップページで体験レッスンの案内をすることによって、できるかぎり多くの見込み客の方に体験レッスンをアピールしたほうがよいと考えます。
ヨガ教室のネット集客において、体験レッスン参加者の増加が結果的に入会者数の増加につながります。
それも踏まえますと、体験レッスン案内を見る人の増加が体験レッスン参加者の増加にもつながります。
5ない原則ってご存知ですか?
実は、ネット集客を行ううえで読み手の頭の中にある“5ない原則”というものを知っておくことは大切です。
5ない原則とは、
- 読み手は、文章を見ない
- 読み手は、文章を読まない
- 読み手は、文章を理解しない
- 読み手は、文章を信じない
- その結果、行動しない
これだけを読むと、ネット集客が大変な印象を持たれたかもしれません。
しかし私は、その逆だと思っています。
上記の5ない原則を前提にホームページを作ると、間違いなくホームページからの反響は高まります。
体験レッスン案内のポイント
「トップページで、体験レッスンの案内はしています」
先ほど、そのように思われた先生もおられるかもしれません。
しかしときどき、トップページの本文の最後のほうに「体験レッスンも開催中です」という文言だけが書かれているホームページを見かけることがあります。
率直に申し上げると、そのような表記は、見られていないと私は考えます。
先ほども書いたように、そもそも読み手は文章を「見ない」んですね。
これは「読む」以前の段階、つまり目に留めることすらされません。
ですので、本文で控えめに「体験レッスンも開催中です」と記述するだけでは、目に留まることすらされないことが少なくありません。
見ない前提で、見させる工夫を
もし読み手が見ないという前提で“見させる工夫”をするとしたら、あなたにはどんなアイデアがありますか?
例えば、単純に記述を大きく表記する、太字にする、文字色を変える、さらにはレッスン風景などの(大きな)写真も一緒に掲載する、といったことをすると、読み手の目に留まりやすくなりますね。
とにかく読み手に「体験レッスンをやっているんだ」ということに気づいてもらわないと、体験レッスンを受けてもらうことはできません。
多くの方は、誤解されています
それは「体験レッスン受付け中」と書いておけば読んでくれるだろう、という誤解です。
残念ながら、読み手は読んでくれませんし、それどころか気づいてもくれません。
もちろん、すべての方がそうではないと思います。
しかし、あくまで“5ない原則”を前提にホームページを作ることによって、先生が望む反響を得られるようになるということを知っておいていただきたいと思います。
ホームページの役割は、体験レッスンへの集客
あくまで、ホームページでめざすゴールとは「体験レッスンへの申し込み」です。
これまでもお伝えしてきたように、ホームページを見た時点でお客さまが入会を決意することは、心理的なハードルが高い状況です。
そこで、まずは体験レッスンへの参加を促してあげたほうが、お客さまとしても行動を取りやすくなります。
そして実際にレッスンを受けて、先生とお話をする機会を得ることはお客さまの信頼感を大きく高め、結果として入会に結びつく可能性を大きく高めてくれます。
ですので、どんなページであってもつねに「体験レッスンへ集客する」という意識は忘れたくないものです。
すべてのページで、体験レッスンのご案内を
お客さまがどのページを見ていて、体験レッスンがあることに気づくかはわかりません。
また、お客さまがどのページを見ていて、体験レッスンへの参加を決めるかもわかりません。
さらには、お客さまがどのタイミングで、体験レッスン参加の連絡をするのかもわかりません。
ですので、すべてのページにおいて体験レッスンの案内を記載しておくようにしましょう。
具体的には、すべてのページにおいて本文エリアの一番最後に必ず「体験レッスンに参加してみませんか」とご案内をします。
“見ない”前提をお忘れなく
そして、すべてのページで体験レッスンのご案内をする際にも、先ほどお伝えした“5ない原則”、とりわけ「読み手は文章を見ない」を意識しておいてください。
しっかり、はっきりと大きく目立つようにして体験レッスンの案内をしてください。
また、レッスン風景の写真などを大きく掲載しながら案内すると、お客さまは目に留めてくれやすくなります。
もっと言うと、どのページを見ても目立つように体験レッスンの案内が掲載されていれば、お客さまは否が応でも体験レッスンの案内について読まずにはいられなくなります。
このように、何度も何度も読み手に体験レッスンの案内を伝えて行くことで、次第にお客さまも体験レッスンに参加したい思いが高まって行きます。
写真を活用し成約率を高めましょう
ではここから、さらにホームページでの「成約率」を高めるポイントをお伝えしたいと思います。
ちなみに、ここで言う“成約”とは、体験レッスンに申し込んでもらうことを指しています。
ヨガ教室のホームページで成約率を高めるために、とりわけ効果的なのは「写真」です。
写真は、文章よりも多くの情報を伝えてくれます。
ですので、写真を活用することが成約率を高め、体験レッスンの申し込みを促進させてくれます。
写真の役割とは?
以前、ホームページ用写真の撮影をされているプロのカメラマンがこんなことを仰っていました。
「ホームページにおいて写真というのは、お客さまの不安を解消するために使います」
ヨガ教室のホームページに訪れる方というのは、多かれ少なかれヨガおよび先生のヨガ教室に興味を持たれている方の可能性が非常に高いと思います。
しかしながら、さまざまな不安があるがゆえに、まだ「体験レッスンに参加する」といった“行動”を起こすに至っていません。
お客さまが、不安に思っていることとは?
ヨガに興味を持っていて、先生のヨガ教室に通おうかどうか迷っておられる方は、どんな不安をお持ちなのでしょうか?
そのいくつかを挙げてみますと・・・
- どんな先生なんだろう?
- どんなレッスンなんだろう?(自分でもついて行ける?)
- どんな教室(スタジオ)なんだろう?
- どんな生徒さんが通ってるんだろう?
- 場所はどこにある?(どうやって行けばいい?)
- 月謝は?入会金は? etc
そして、上記の中で“写真を通じて不安を解消できるものがないか?”を考えてみてください。
先生の“笑顔のお写真”は効果的!
「どんな先生なんだろう?」というのは、お客さまの大きな不安点のひとつです。
そこで“先生の笑顔の写真”をホームページに掲載します。
先生の笑顔の写真を見ると、お客さまは上記の不安が解消されると同時に“安心”されます。
また「どんなレッスンなんだろう?」という不安点に関しては“楽しそうなレッスン風景”の写真が、安心を与えてくれます。
不安を安心に、信頼に
このように、写真を使う目的というのは「お客さまの不安を解消する」ことに尽きます。
そして“お客さまの不安を解消できる”と、その瞬間にオセロをクルッとひっくり返したように、お客さまの心の中には“安心”が芽生えます。
安心とは、別の言い方をすると“信頼”とも言えます。
写真を活用することは、お客さまの不安を解消するとともに信頼を積み重ねてくれます。
その結果として、成約率を高めてくれます。
効果的な写真の掲載方法とは?
ズバリ、写真は本文エリアの横幅いっぱいに掲載しましょう。
くり返しますが、あくまで「不安を解消する」ことが写真を活用する目的です。
ですので、写真を載せたとしても不安が解消されなければ、それは目的から外れてしまっていますね。
ときどき写真を掲載されていても、写真が小さくてあまりよくわからない場合があります。
それではお客さまの不安を解消することができず、成約率を高めることができません。
だからこそ、大きく目立つように掲載してあげてください。
大きく掲載することでわかりやすく伝わりますし、目にも留まりやすくなって文章が読まれる効果も期待できます。
私の知人の整体治療院の方が、ご自身のホームページに「施術のながれ」を写真で掲載していました。
はじめは、小さな写真を掲載していたのですが、あるとき同じ写真を本文エリアの横幅いっぱいに掲載し直しました。
すると、その後の成約率が3倍に跳ね上がったそうです。
写真のサイズを変えただけで、成約率が跳ね上がるならやらない手はないですね。
ということで、単純ですがバカにできない成約率の高い写真の掲載方法をご紹介しました。
なぜ、ヨガに通わなければいけないんですか?
さてここで、根本的なお話をお伝えしたいと思います。
それは「お客さまがヨガをすることで、どんないいことがありますか?」ということです。
例えば、ヨガをすることでこんな効果が期待できるかもしれません。
- 肩こりが改善される
- 腰痛が改善される
- 疲れが取れる
- 疲れにくくなる
- 眠りが深くなる
- リラックスできる
- アイデアが浮かびやすくなる etc
そして、お客さまは上記のような効果を期待しておられるのかもしれません。
お客さまが欲しいのは「Happyな未来」
ここで大切なのは、お客さまは必ずしもヨガが欲しいわけではないということです。
上記に挙げたような“効果”が欲しいんですね。
そして上記のような効果とは、別の言い方をすると「Happyな未来」と言えます。
それは“肩こりが改善されて健康な毎日が送れる”というHappyな未来といったことです。
このとき“ヨガ”というのは、お客さまがHappyな未来をゲットするための“手段”ということになります。
だとするなら、お客さまにしてみればHappyな未来を手に入れられるなら、別にヨガじゃなくてもいいのかもしれません。
または、ヨガよりも確実に早く、かつ手軽にゲットできる方法を知っていたとしたら、他の手段を選ぶかもしれません。
もしかしたら、ピラティスを選ぶかもしれませんし、パーソナルトレーニングかもしれませんし、はたまたマインドフル瞑想かもしれません。
つまり、ヨガには似たような業種のライバルがいることを忘れてはいけません。
そして、それらの中で「ヨガが、なぜお客さまにとって最適な手段であるか?」を明確に伝えることは、決して見逃してはいけない大切なポイントです。
ヨガ教室の独自の“ウリ”は何ですか?
さまざまな手段の中から、お客さまにヨガを選んでもらう。
それだけでは、まだ終わりではありません。
ヨガ教室やヨガスタジオも、きっとライバルがいると思うんですね。
ですので、つぎの段階としては似たようなヨガ教室の中から、先生のヨガ教室が選ばれることをめざします。
そのときに、重要なのが先生のヨガ教室にしかない“独自のウリ”を明確に伝えることです。
少し話はズレますが、ヨガは2000年代に入ってから急速に広まりました。
そのきっかけとなったのは、マドンナだと言われています。
「マドンナがヨガを行なっている」といった情報は、瞬く間にハリウッドのセレブ層に広まったそうです。
そのように“影響力”のある人物の言動によって、ヨガは一躍脚光を浴び、やがてその影響の波が日本にも届きました。
その結果、日本においても急速に広まっていったように思います。
そして現代では、さまざまなヨガ教室やヨガスタジオを至るところで見かけるようになりました。
フィットネスジムなどでも、スタジオメニューとしてヨガが当たり前のように行われています。
そのように、ライバルとなるヨガスタジオやフィットネスジムなどがある中で、先生のヨガ教室がその他多勢に埋もれることのない、キラリと光った“独自のウリ”を打ち出すことは、ネット集客において避けては通れない課題だと私は思います。
独自性を見出す質問とは?
「独自性が大切なのはわかるんだけど、ウチの独自性が何なのかわからないんです」
「独自性を謳いたいんだけれど、どう打ち出せばいいのかわからないんです」
このようなご相談をいただくことがあります。
実は、このようなお悩みを手っ取り早く解消する方法があります。
それは、ちょっとした“質問”をすでに先生のヨガ教室に通っておられる生徒さんにしていただくことです。
つぎの質問を、今通ってくださっている生徒さんにしてみてください。
「他にも似たようなヨガ教室や、フィットネスジムなどもありますが、どうしてウチのヨガ教室を選んでくださったんですか?」
すでに通っておられる生徒さんは、数あるヨガ教室の中から先生の教室を選んでおられます。
つまり先生は“すでに選ばれた存在”であるということですね。
先生は、生徒さんから“すでに価値ある存在”だと認められています。
では生徒さんが、先生のヨガ教室を選ばれた一番の理由とは何なのでしょう?
その理由は、他の教室にはなかったんです。
だから、先生のヨガ教室を選ばれたんです。
ですので、この質問の回答からは先生の教室にしかない“独自のウリ”が浮かび上がってきます。
回答からわかる“独自のウリ”とは?
生徒さんに質問されて、複数の生徒さんが同じ回答をされた場合、それが独自のウリである可能性は非常に高いと言えます。
さらには、生徒さんが選んだ決め手として話してくださった内容を、そっくりそのままホームページに記述すれば独自のウリとして打ち出すこともできます。
答えはいつも、お客さまが持っています。
わからないことは、つねにお客さまに聞いてみる。
これがもっとも確実で、手っ取り早い方法なんですね。
ライバルチェックをしたことがありますか?
ヨガ教室のネット集客において、先生の教室ならではの独自のウリを謳うことは大切です。
そして、独自性が見出せときには、それがきちんと独自性として成り立っているか?を検証する必要があります。
そこでライバルチェックを行なってみてください。
先生がご自身のヨガ教室の独自のウリを見出し、打ち出そうと考えたとき、ライバルが同じことを謳っていたとしたら、それは独自性にはなれませんよね。
ライバルチェックは、自分を客観視することになる
ライバルチェックは、独自性の検証とともに、ご自身を客観的に知ることにもなります。
例えば、ライバルチェックとしてライバルのヨガ教室のホームページを見たとします。
そのときに、パッと見てわかりづらい点などがあれば自分のホームページではやらないようにする。
またライバルが謳っていなくって、自分が謳えることは独自のウリになり得る可能性があります。
どのくらい、チェックすればいいですか?
もしかしたら、先生の教室の近くには他のヨガ教室がないかもしれません。
その場合には、ライバルはいないのでしょうか?
いいえ、先生の周りにはライバルが存在しています。
なぜなら、先にもお伝えしたようにお客さまがヨガを習いたいと考えるのは、健康になりたいからなどの目的があるからです。
そしてくり返しますが、あくまでヨガは健康になるための“手段”のひとつです。
もちろん、ヨガからもたらされる効果は健康だけではないと思うんです。
しかしこのとき、お客さまがそのように認識されていることをご理解ください。
なぜなら、お客さまはヨガの専門家ではないからです。
そのため、どうしても“ざっくり”とした知識しか持ち得ていない状況であることを、私たちは忘れてはいけません。
そして、そのような“お客さまの心理”に寄り添うことで、私たちはネット集客成功の糸口を見出すことができます。
ということを踏まえて、先生のヨガ教室のライバルとは他のヨガ教室だけではありません。
ピラティススタジオも、ライバルかもしれません。
また、フィットネスジムや整体治療院なども、ライバルかもしれません。
ぜひ、お客さまの選択肢には、そのようなライバルも存在していることを認識しておいてください。
ですので、ライバルだと思われるところのホームページなどはすべてチェックされたほうがいいと考えます。
そして、たくさんライバルチェックをすればするほど、先生にしか打ち出せない独自のウリが浮かび上がって来ます。
先生のヨガ教室にしかに“独自のウリ”を見出せたとき、体験レッスンへの参加率はさらに高まります。
集客編:あなたのお客さまは誰ですか?
では、ここからは「集客」についてお伝えしたいと思います。
「集客」とは、先生のヨガ教室のホームページにアクセスを集めることを指します。
ちなみに、先生のヨガ教室に通う見込み客とは、どんな方でしょう?
私は、つぎの2つの条件を満たす方が見込み客だと考えております。
- 先生のヨガ教室に通える地域に住んでいること
- ヨガを習いたいと思っていること
いくらヨガを習いたいと思っていても、先生のヨガ教室に通えない地域にお住まいだと、せっかくホームページを見てもらっても成約には至りづらいですよね。
ここがヨガ教室のネット集客における、重要なポイントのひとつです。
アクセスは、ただ闇雲に集めればいいとわけではないんですね。
先生のヨガ教室に通う、見込み度の高いアクセスを集めることが大切です。
そしてネット集客では、そのようなアクセスを集めることが可能なんです。
Yahoo!・Googleを攻略せよ!
見込み度の高いアクセスを集める方法は、いくつかあります。
その中でも、私がおすすめするのは「SEO対策」と呼ばれる方法です。
「SEO対策」とは、Yahoo!やGoogleなどで検索をした際に、検索結果の上位に表示させるための施策のことです。
例えば、世田谷区でヨガ教室をやっておられる先生なら「ヨガ教室 世田谷区」、「ヨガスタジオ 世田谷区」、「ヨガレッスン 世田谷区」といったキーワードで上位表示ができると、見込み客がホームページに効率的に集まるようになります。
キーワードの選定が重要!
SEO対策において、もっとも重要なのは「キーワードの選定」です。
どんなキーワードで、上位表示をめざすのか?が集客の成否を分けます。
ヨガ教室において、効果的なキーワードとは先ほど挙げたような「ヨガ教室」というフレーズに「地域名」を組み合わせたキーワードです。
「ヨガ教室 世田谷区」、「ヨガ教室 横浜市」、「ヨガ教室 難波」といったキーワードがそれに当たります。
ちなみに、東京や大阪などの都市部では、地域名に「市区町村名」ではなく「駅名」を入力したほうがいい場合もあります。
地方では、市区町村名でよいと思います。
なぜ、見込み度の高いアクセスが集まるのか?
それは「検索」という行動を読み解くと理由が見えてきます。
先生がネットで検索をするときって、どんなときですか?
それって、ひと言で表すと「情報を知りたいとき」ではないでしょうか?
- ヨガについて知りたい情報があって、検索をする
- 近所に病院があるか知りたくて、検索をする
- ヨガウェアが買える通販サイトを知りたくて、検索をする
このように、何らかの動機があって人は検索という行動を起こします。
そして、検索結果の一覧から自分にとって最適なホームページを選択し、クリックをして、ホームページの内容を読みます。
これら一連の行動を、お客さまが“自発的”に行なっているんですね。
つまり人は、検索の動機を持った時点で、解決したい・行きたい・買いたいといった行動を起こす可能性が非常に高い心理状態であると言えます。
ヨガ教室を検索する人って
では、ヨガ教室を検索する方は、どんな方なのでしょうか?
例えば「ヨガ教室 世田谷区」と検索する方は、どんな動機を持っていらっしゃると思いますか?
それは、つぎのような動機である可能性が高いと思います。
「ヨガ教室に通いたいと思っている。だから、世田谷区内のヨガ教室を知りたい」
この時点で、この方が世田谷区界隈にお住まいだったり、仕事や学校で来ている方の可能性が高いと言えます(でなければ「世田谷区」とは、入力しません)。
また「ヨガ教室」と入力していますので、やはりヨガ教室を探している可能性が高いと考えられます。
これらを踏まえると「ヨガ教室 世田谷区」と検索する方は、先に私が挙げた“見込み客を定義する2つの条件”を満たしていると言えます。
SEO対策は、先生でもできます
実は、SEO対策というのは先生でもカンタンにできるんですね。
詳しい解説は、次回以降に解説をいたしますが、ちょっとした工夫がSEO対策になるんです。
今回においては、先生のヨガ教室に通う見込み度の高いアクセスを集めることに注力することが「集客」において重要なポイントであることを覚えておいてください。
ヨガ教室のネット集客まとめ
ヨガ教室のネット集客は、今回お伝えしたポイントを押さえて取り組めば確実に申し込みを得ることができます。
逆を言えば「ブログを毎日書く」といった、闇雲な取り組みでは望んだ結果に結びつかない可能性があります。
「ネット集客」とひと口に言っても、現代はさまざまなネット集客の方法があります。
そしてそれらの中から、ヨガ教室の集客に最適な方法を選んで、取り組むことが求められています。
そこで今回は、ヨガ教室のためのネット集客の方法をご紹介しました。
ちなみに、今回お伝えした方法をすべて取り組まなければ、集客できないわけではありません。
むしろ、ひとつでも取り組みはじめることで、変化や反響といった手応えを感じていただけると思います。
ぜひ、これをご覧いただいた中から「これ、やってみよう!」と思ったポイントから、実践してみてくださいね。
そして、先生のヨガ教室が、たくさんの生徒さんが通う人気ヨガ教室になることを応援しております。