ピアノ教室の集客においては、先生の教室にしかない独自の魅力(強み)を打ち出して行くことが大切です。
しかしときどき、独自の魅力だと思って打ち出していることが、実は他のピアノ教室さんも謳っているということがあります。
なぜ独自の魅力を打ち出すのか?というと、他のピアノ教室さんと差別化を図り、お客さまにとって先生の教室が魅力的な存在になるためです。
ですから他の教室さんも謳えてしまう要素は差別化になりづらく、独自の魅力と言えない場合があります。
他教室をチェックしてみましょう
先生の教室にしかない独自の魅力が、果たして本当に独自の魅力なのか?
それを打ち出した結果、きちんと差別化が図れているか?
それを検証するために、他のピアノ教室さんのホームページやブログなどをチェックしてみるのもひとつの手です。
そして他の教室さんをチェックすることが、先生のピアノ教室を客観的に理解するうえで役立ちます。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
上記の言葉は「孫子の兵法」という中国の古典からの一説です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この本は戦争で勝つための方法がまとめられているんですね。
そしてそれが、現代のビジネス戦略においても非常に活用できるということでビジネスパーソンに広く読まれています。
その中の一説である「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」とは「敵(ライバル)についても味方(自分)についても熟知していれば、百回戦っても負けることはない」という意味を表しています。
これに倣い、ピアノ教室の集客においても先生の教室について理解を深め、そして他のライバルとなるピアノ教室さんについての理解も深めてみて欲しいと思います。
その結果、先生の教室が、よりお客さまから選ばれる存在となるための差別化要素(独自の魅力)が見えて来るはずです。