今日は、カルチャー教室は、利益率の高いビジネスモデルを
築きやすいというお話をします。
カルチャー教室の多くは、自宅で・一人で・大がかりな設備投資の
必要がなく始めることができます。
例えば家賃のような毎月出て行く固定経費が小さいというのは、
ビジネスとして非常にアドバンテージとなります。
ご自宅がムリなら、広いスペースをお持ちの友人に
借りることも考えられます。
また、地域のコミュニティセンターなども利用できるかもしれません。
多少経費はかかりますが、マンションの一室や店舗スペースを
借りるよりもかなり安く抑えられます。
そうしますと、あと経費としてかかるのは材料費とお茶菓子程度ですから、
利益率を高く維持することができます。
利益率の低いビジネスは大変!
ホームページの制作および、運営を手伝っているある方のお話です。
「ウチはざっと65%は持ってかれてます」
この方は、ネットである商品を売っていらっしゃいます。
いわゆる”物販”をされてる方なんですね。
65%というのは、メーカーからの卸値や商品の送料・手数料などに
かかっている経費のことです。
つまりこの方の場合、粗利益は35%。
正直、これは厳しいビジネスです。
なぜなら、1000円の商品が売れても利益は350円。
10000円売れても利益は3500円。
100万売れても利益は35万。
これで生計を立てて行くのは厳しいですね。
物販業は、わりと多いんです。
粗利3割、4割は当たり前。
ヘタすると、3割を切る場合があります。
こういう「薄利多売」のビジネスモデルは、
資本力がある大企業がやるべきです。
大企業でも、商品の製造工場を中国などに移転して、
人件費や材料費を安く抑えるようにしているぐらいです。
個人や小さい規模で、この手のビジネスを手がけるのは
大変な覚悟と労力が必要でしょう。
それに比べると、カルチャースクールというのは、
粗利を高く維持することがしやすいです。
スクールの種類や規模にもよりますが、粗利6?8割は
確保しやすいです。
仮に5,000円の月謝であれば、3,000?4,000の利益が
見込めます。
ビジネスにおいて「利益率」という概念は、非常に大切です。