教室の魅力を伝えるには?ブログとSNSで新規集客を成功させる発信のコツ

教室の魅力をもっと多くの人に届けたい。

そう思って、ブログやSNSで発信を始めたけれど、「何を書けばいいのか分からない」と悩んでいませんか?

今回は、そんな先生方に向けて、「教室の魅力を伝えるブログ記事やSNS投稿の作り方」についてお話ししていきます。

新規集客を目指すときも、既存生徒との関係を深めるときも、大切なのは「伝え方」です。

この記事では、すぐに実践できる考え方やポイントを、分かりやすくお伝えしていきます。

まず考えるべき「発信の目的」

今回は「教室の魅力を伝えるブログ記事やSNS投稿の作り方」というテーマでお話ししていきたいと思います。

さっそくですが、まず一番大切なこととして、「何のために教室の魅力を伝えるブログやSNSを発信するのか?」という目的を考える必要があります。

結論から言うと、ほとんどの場合、その目的は「新規集客」だと思います。

つまり、新たに生徒を集めるために、ブログを書いたり、SNSで情報発信をしたりするということですね。

また、既存の生徒の方々をフォローする目的で、ブログやSNSを活用している先生もいらっしゃると思います。

教室経営においては、新規の生徒を集めることも大切ですし、既存の生徒をフォローしていくことも同じくらい重要です。

例えば、「今よりも売上を伸ばしたい」と考えるのであれば、やはり生徒数を増やす必要があります。

そのためには、新たに生徒を集める、つまり集客をしていく必要があります。

一方で、生徒が増えても、その後すぐに辞めてしまうようであれば、生徒数は結局変わりませんよね。

ですから、一度入ってくださった方に、長く通っていただくこと、つまり「継続率を上げる」という視点もとても重要になってきます。

新たに生徒が増えること、そしてその生徒が長く通ってくれること、この両方が揃ってはじめて、売上が高い水準で安定していくわけです。

「魅力」とは何か?

以上を踏まえて、今回は「新規集客」や「既存生徒のフォロー」を目的に、どのようなブログ記事やSNS投稿を作っていくべきかというお話をしていきたいと思います。

また今回は「教室の魅力を伝える」という点もテーマの一つになっていますので、そもそも「魅力とは何か?」についても考えてみたいと思います。

「魅力」という言葉を辞書で調べると、「人の気持ちを引きつけて夢中にさせる力」という意味が出てきます。

つまり、ブログやSNSを通じて、お客様の心を引きつけることが大切になってくるわけですね。

この観点から言えば、もちろん先生方が「伝えたい思い」を発信することも大切です。

「こんなことを伝えたい」「こういう思いでやっている」という気持ちを表現することも大事ですが、それが結果としてお客様にとって魅力的に感じられなければ、意味がないんですね。

自分の思いを一生懸命伝えても、それを「魅力的」と感じてもらえなければ、新規集客にも、継続率の向上にもつながっていかないと思うんです。

ですから、自分の思いを大切にしながらも、「お客様が魅力的に感じるか?」という視点を持つことが非常に重要になってきます。

まずは「発信に慣れる」ことから

また、これから本格的にブログやSNS発信を始めていくという先生もいらっしゃると思います。

その場合、発信自体にまだ慣れていない方も多いでしょうから、まずは「発信に慣れること」を目的にされるといいと思います。

最初の段階では、「どんな内容を発信するか」よりも、「発信する習慣をつけること」に重きを置いてほしいんですね。

ブログの使い方、SNSの使い方に慣れるということです。

その段階では、「魅力的な内容かどうか」は気にせず、とにかく発信していくということが大切になります。

そして、発信することに慣れてきたら、次はやはり「新規集客」や「継続率の向上」といった目的を意識して、発信内容を練っていくことが必要になってきます。

そのためには、たとえば生徒や、子ども向け教室であれば保護者の方々にとって、「魅力的に感じる内容」を発信することが欠かせません。

「魅力的に感じる」とはどういう状態か?

では次に、「お客様、つまり見込み客や既存の生徒の方々が、魅力的に感じる状態とはどういうものか?」という点についてお話ししていきたいと思います。

ずばり、魅力的に感じている状態とは「なんか良さそうだな」と思っている状態だと考えています。

見込み客の方でも、既存の生徒の方でも、先生のブログやSNS投稿を見て、「あ、なんかいいよね」「この先生、ちょっと気になる」と感じている状態です。

それが「魅力的に感じている状態」だと思うんですね。

なぜかというと、生徒や保護者の方たちは、先生ほどその専門分野に詳しいわけではありません。

たとえば学習塾の先生が、勉強法について詳しくブログを書いたとしても、読み手が「このメソッドは科学的で、非常に効果的な手法だから偏差値が上がるのだな」と論理的に評価することは、実際にはほとんどありません。

それよりも、「この先生に教われば成績が上がりそうだな」「なんか良さそう」といった感覚的な反応に留まることが多いのです。

つまり、「良さそう」という印象を与えることができれば、それだけで十分に「魅力が伝わっている」と言えると考えています。

新規集客と既存生徒フォローでは発信内容が違う

ここまでの話を聞いて、勘の良い先生ならもうお気づきかもしれませんが、実は「読み手が良さそうと感じる内容」は、新規集客と既存生徒フォローでは大きく異なるんです。

つまり、新規の見込み客に向けた発信と、既存生徒へのフォローを目的とした発信では、ブログやSNSの内容が全く異なるということです。

この違いをしっかり理解しておくことが、今回お伝えしたい内容の中でも、非常に重要なポイントになります。

ではここからは、「新規集客を目的とした場合に、どんな内容を発信すればよいのか?」また「既存生徒のフォローや継続率向上のためには、どのような内容を発信すべきか?」という点について、アウトラインをお話ししていきたいと思います。

新規集客を目的とした発信内容とは?

まずは新規集客についてです。

新規集客を目的としたブログやSNS投稿で大切なのは、「読み手にとって得に感じること」を伝えることです。

また、「お得になる」といったことも、先ほどお話ししましたが、別の視点から見ることもできます。

つまり、お客様というのは、何かしらご自身の「悩み」を解消したくて、教室に通おうとされるものなんです。

たとえば、先ほどの例を学習塾に当てはめて考えてみましょう。

学習塾に通う理由として、多くの方は「成績が伸び悩んでいる」「このまま自分一人で勉強していても成績が上がらない」「このままでは志望校に合格できないかもしれない」といった不安や悩みを抱えておられます。

そういった悩みを解消する、つまり「成績を上げる」ために、学習塾に通おうと考えているわけです。

悩みを解消することが「得」につながる

また、別のケースもあります。

たとえば、「子どもに何か習い事をさせたい」と思ったときに、お母さんがどんなことを考えているかというと「周りのママ友は子どもに習い事をさせているのに、自分だけが何もしていない。それってなんだか後ろめたい…」という気持ちがあるかもしれません。

そうした後ろめたさから、「何か子どもに習い事をさせてあげたい」と思い、子ども向けのスクールを探すというケースもあるんですね。

このような場合、お母さん自身の「後ろめたさ」を解消するために教室に通わせるという、別の動機があるわけです。

このように、人は「何かしらの悩みを解消したい」と思って教室に通う、という見方ができます。

そうだとするならば、ブログやSNSで発信する際に大事なのは、「こうすればあなたの悩みが解決しますよ」というメッセージを伝えることなんですね。

ブログやSNSで伝えるべきこと

たとえば、学習塾であれば「こういった勉強法で成績が上がっていきますよ」といった情報は、そのまま「悩みの解決策」になるわけです。

悩みの解決策を情報として提示すると、読み手は「これは自分にとって特になる」と感じます。

つまり、「悩みを解決すること」と「特になると感じてもらうこと」は、ほぼ同じ意味を持つということです。

ここまでの話をまとめると、新規の集客を目的とする場合、読み手にとって「特になることを伝える」あるいは「悩みの解決策を伝える」ことが、成果を上げていくために非常に重要だ、ということになります。

顧客像を明確にする重要性

そのうえで、もう一つ大事なのが「顧客像」です。

「お客様」と一口に言っても、実にさまざまな方がいらっしゃいます。

たとえば、学習塾であれば、「学校の勉強についていけないお子さん」もいれば、「学校の勉強はよくできていて、中学受験を考えているような学力レベルの高いお子さん」もいます。

このように、「お客様」と言っても、その中には学力レベルなどに大きな差があるわけです。

ですから、「私にとってのお客様はこういう方なんだ」というのを、できるかぎり明確にしておくことが大切です。

そうすることで、その方がどんな悩みを抱えているのか、また、どんな情報を発信すれば「良さそうだな」と感じてもらえるかが、よりはっきりしてくるのです。

つまり、顧客像を明確にすることで、先生ご自身が「どういった情報を発信すればいいのか」が明確になりやすくなるということです。

理想の顧客像を明確にする方法

では、どうすれば自分の教室にとっての「理想のお客様像」を明らかにできるか?

その方法についても、いろいろありますが、ここでひとつご紹介したい方法があります。

それは、特に長年教室を運営されてきた先生方におすすめの方法です。

すでに通われている生徒さんや、すでに退会された生徒さんも含めて、「ああ、こんな生徒さんばかり来てくれたら嬉しいな」という方をひとり思い出してみてください。

その方は、どんな生徒さんだったでしょうか?

性別や年齢、住んでいた地域など、基本的な情報はもちろんですが、さらに深掘りしてほしい点があります。

そこで、2つの質問を通じて深掘りしていきたいと思います。

質問①:理想の生徒さんは、どんな悩みを抱えていたか?

まず1つ目の質問です。

「その理想の生徒さんが、当時どういう事情で入会されたのか?」ということを思い出してみてください。

この質問から分かるのは、その生徒さんが抱えていた「悩み」です。

たとえば学習塾の場合であれば、「テストの点数が下がってきていた」「勉強のやり方が分からなかった」という理由で入会されたかもしれません。

つまり、「勉強のやり方が分からない」という悩みがあったわけです。

であれば、「当塾では、勉強のやり方をこのように教えていますよ」というメッセージを発信すれば、その悩みの解決に繋がります。

そして、読み手が「この先生に教わると成績が伸びそうだな」「なんだか良さそうだな」と感じてくれるかもしれません。

ですから、まずは「理想の生徒さんが当時どういう事情で入会されたのか?」を思い返していただきたいのです。

そして、そのことから「どんな悩みを抱えていたのか?」を明確にしていきましょう。

質問②:悩みを放置していたら、どんな問題が起きていたか?

次に、2つ目の質問です。

「その理想の生徒さんが、もし入会せずにその悩みを放置していたら、どんな問題がその後起きていたと思いますか?」

この質問は、「悩みをより具体化させる」ためのものです。

先ほどの例で言えば、「テストの点数が下がっていた」「勉強のやり方が分からなかった」という悩みがあったわけですが、それを放置していたら、「志望校に合格できなかった」「さらに勉強が分からなくなり、成績がどんどん下がった」「志望校のランクを下げざるをえなかった」「受験に失敗して浪人してしまった」など、さまざまな事態が考えられます。

そうすることで、その生徒さんが抱えていた「悩み」が、より具体的に理解できるようになります。

そして、そういった悩みに対して、「当塾ではこのような指導をしています」と伝えることができれば、「あなたの悩みはここで解決できますよ」と訴求できるようになります。

また、こうした具体的な質問に向き合うことで、先生の発信するブログやSNSの内容もより具体的になり、質の高い、読み手にとって価値ある情報になっていきます。

当然、読み手からすれば「これは役に立ちそうだ」「この先生、良さそうだな」と感じてもらいやすくなるわけですね。

質問③:なぜ数ある中から、先生の教室が選ばれたのか?

でですね、まだ質問がもう一つだけあるんですね。

ここまでを踏まえた上で、さらに「より良さそう」と感じてもらいやすくするために、こういった質問もあります。

それは、「他のジャンル、あるいは同じジャンルの別の教室があるにも関わらず、なぜ先生の教室を選んだのか?」という質問です。

ちょっと長いんですけれども、要は「他にも選択肢があった中で、先生の教室を選んだ一番の決め手は何だったのか?」ということですね。

この質問の回答から見えてくるのは、先生の教室、または先生ご自身しか持っていない“独自の強み”です。

今の時代、ネットの普及もあって、お客様は複数の教室を比較・検討しているケースがとても多いです。

たとえば、口コミで知った教室にそのまま申し込むというケースもあるかもしれませんが、基本的にはネット検索を通じて複数の候補を比較されていると思います。

そうした中でお客様が教室を選ぶ理由というのは、「自分の悩みを解決してくれる」、それも「他の教室より優れた方法で、あるいは他にはない方法で効果的に解決してくれる」と感じられる教室だからなんです。

そういう教室こそ、「ここが良さそうだな」と判断されるわけですね。

つまり、それが伝わるメッセージを打ち出せれば、「他の教室よりも先生の教室の方が良さそうだ」と感じてもらえるわけです。

独自性・優位性を打ち出す重要性

そのためには、先生しか持っていない独自性や、他の教室よりも優れている点=優位性を打ち出すことが、新規集客において非常に重要になってきます。

たとえば、学習塾であれば、「これまで20年間で2000人近くの生徒が成績アップや志望校合格を実現してきた、オリジナルの勉強法をお伝えしています」といった強みを表現できるかもしれません。

あるいは、「完全個別指導で、お子様の学力に応じて、つまずきの原因となっている単元まで遡って丁寧に指導しています」や「個別指導なので、最初に担当した講師が卒業までずっと同じ講師として担当するため、お子様が講師に打ち解けやすく、気軽に質問できる環境が整っています」といった強みもあるかもしれませんね。

その結果、「分からないことがどんどんクリアになって、短期間で成績が伸びた」といった実例があれば、それは他の塾にはない魅力として伝えることができます。

このように、先生ご自身の“強み”が何なのかを明確に認識し、それをしっかりとメッセージとして発信できるようになると、発信する情報の“訴求力”がどんどん高まっていきます。

そしてその結果、お客様が「この教室良さそう」とか「この先生にお願いしたい」と感じてくださるようになるんですね。

ですので、先ほどの3つ目の質問、「他の教室もある中で、なぜ先生の教室を選んだのか」という問いに対する答えの中に、先生ならではの独自性や強みが見えてくると思います。

ぜひ、この点についてもじっくり掘り下げて考えてみていただけたらと思います。

訴求力のあるメッセージを届けるために必要なこと

ここまでが、新規集客を目的としたブログやSNSでの情報発信のポイントになります。

ただ、現実的に申し上げますと、どれだけ訴求力の高いメッセージを作ることができたとしても、それだけでは十分とは言えない部分もあります。

なぜなら、その素晴らしいメッセージが見込み客に届かなければ、効果が発揮されないからです。

どれだけ良いメッセージでも、読んでくれる人、見てくれる人がいなければ、それは結果に結びつかないという現実があります。

ですから、そういったメッセージを作った後には、「先生のブログやSNSを見てもらえる人を増やす」という取り組みも必要になってきます。

その方法の一つが「SEO対策」と呼ばれるもので、GoogleやYahooなどの検索結果で、先生のブログやSNSを上位に表示させることです。

このSEO対策を行うことで、先生の教室に通う見込みの高い人たちに、ブログやSNSの情報を見てもらえるようになります。

つまり、「訴求力の高いメッセージ」と「見込み客に見てもらえる仕組み」、この2つが揃ったときに、実際の反応として目に見える成果が出やすくなるんですね。

とはいえ、SEO対策など、「見てもらえる人を増やすための方法」については、今回は割愛させていただき、また別の機会に詳しくお伝えしたいと思います。

既存生徒へのフォローは意外とシンプル

それでは次に、既存の生徒さんのフォロー、そしてそれに伴う継続率の向上を目的とした情報発信についてお話ししたいと思います。

意外と、この既存の方へのフォローは、新規集客ほど複雑ではなく、わりとシンプルなんです。

既存の生徒さんの継続率を上げるためのポイントは、大きく2つあります。

どんな情報を発信すると良いのかという点ですが、1つは「先生のプライベートな一面」、もう1つは「日頃の授業やレッスンの様子」です。

新規集客の場合には、「こんな指導をするので成績が上がります」というような成果を伝えるメッセージが効果的でした。

しかし既存の方々は、すでにその授業を受けているわけなので、「どんな指導なのか」はすでに体験済みです。

そのため、改めてそういう情報を発信しても、「それは知ってるよ」となってしまい、あまり響かないんですね。

既存生徒が求めるものとは?

その一方で、既存の方たちが次に求めるものは、「教室への愛着」や「通うことが楽しい」、「先生に対する信頼感」や「親しみ」などです。

ですので、SNSやブログなどを通じて、教室が楽しいと感じられるような情報、先生に対して信頼感が高まるような発信をしていくと、「この教室に通っていてよかった」と感じてもらえるようになるんです。

そのような観点から、「先生のパーソナリティ=プライベートな側面」についても触れると効果的です。

これについては先ほど、新規集客の話の中でも少し触れましたが、例えば「最近◯◯というカフェに行きました」とか、「◯◯さんのファンで、先日ライブに行きました」、「プロ野球の◯◯ファンで、こないだ試合を観に行きました」といった内容です。

このようなパーソナルな情報が、既存の生徒さんや保護者の方々にはとても効果的です。

実例をご紹介しましょう。

あるクライアントの先生が、SNSでご自身のパーソナルな情報を発信しておられました。

そして、その教室の生徒の保護者の方が、先生のSNSをフォローしてくださっていて先生の投稿をご覧になっていたそうなんです。

SNS発信がもたらした嬉しい変化

その教室は、子ども向けの習い事教室でしたので保護者の方が生徒(=子ども)を送迎されるわけです。

送迎の際というのは、先生が保護者の方とお会いすると「こんにちは」や「いつもお世話になってます」といった、ちょっとした言葉を交わすことが多いと思います。

そうした中で、SNSで発信を始めてから変化があったそうなんです。

それは何かというと、ある時送迎に来られた保護者の方(=先生のSNSをフォローしている)が、先生のところへフレンドリーな様子で近づいてきてこう言ったそうなんですね。

「先生、SNS見ましたよ!どこそこカフェに行かれたんですよね?私もあそこ行ったことありますけど、いいところですよね!」

そして、プライベートな話題でひと盛り上がりしたそうです。

先生ご自身も、その保護者の方は入会して間もなく、まだあまり話したこともなかった方だったのに、まるで友達のように接してこられたものですから、少し驚かれたそうなんですね。

ただ、先生がおっしゃるには、SNSでプライベートなことを発信するようになってから、保護者の方がフレンドリーに接してくれるようになったり、フレンドリーな関係性になるまでの期間が、それまでに比べてぐっと短くなってきたと感じておられるそうです。

継続率にも好影響が

そして、そういった情報発信の積み重ねによって、今ではSNSを始める以前と比べて継続率も上がってきているとのことでした。

たとえば以前は、小学生から中学生へ上がるタイミングで「中学に上がると部活も始まるので…」とか「勉強が忙しくなるので…」といった理由で卒業、つまり一区切りとして辞めてしまうケースが多かったそうです。

しかし今では、小学校から中学校に上がっても、そのまま継続するというケースがほとんどになっているそうなんです。

このような効果が、SNSによってもたらされたというお話でした。

授業風景の発信もおすすめ

他にも「こういう情報を発信するといいですよ」という例として、先ほど挙げたのが「日頃の授業やレッスンの様子」ですね。

これを発信するのもとても効果的です。

実は、子ども向けの教室に多いのですが、生徒の親御さんというのは、自分の子どもが外でどのように過ごしているのかを知りたがっている方が多いんです。

ですので、SNSやブログなどで、たとえばその日の授業風景を写真に撮って、それにちょっとした文章を添えて投稿するのもいいですね。

「今日の授業では、生徒たちがこんなことをできるようになりました!」とか「みんな真剣に頑張っていましたよ!」といったメッセージを添えることで、特に親御さんにとっては、自分の子どもが褒められた、あるいは認められたような感覚を間接的に得ることができるので、すごく喜んでもらいやすくなるんですね。

上級編:個別動画を保護者に送る

さらに、上級編としては、これは僕のクライアントさんの実例なんですが、普段のレッスン風景を一人ひとり、スマホで30秒くらい撮影して、保護者の方に送っておられるんですね。

たとえば1クラスに20人の生徒がいるとして、1人あたり30秒くらいの動画を撮影して、「昨日の○○くんのレッスンの様子です」といった形で、保護者の方のLINEに送っておられるんです。

習い事教室の場合は、生徒や保護者とLINEで繋がっているケースも今は非常に多いと思います。

というのも、台風などの天候による休講の連絡など、緊急の連絡手段としてLINEはとても便利だからです。

ですので、保護者とLINEで繋がっているという教室も多いでしょう。

その中で、レッスン時の様子を動画で一人ひとりに送るという取り組みをされている先生がいて、その先生の教室では、この取り組みを始めてから継続率が大幅に向上しているそうなんです。

つまり、先ほど紹介した「先生のプライベートな情報」や「日頃のレッスンの様子」、この2つの情報を、既存の生徒の保護者の方たちに届けることによって、教室に対する愛着が高まり、先生に対する信頼感や親しみも生まれ、それが結果的に継続率の向上につながる、というわけなんですね。

ですので、既存の生徒の方たちに向けては、今ご紹介したような内容の情報を、ぜひ発信してあげてほしいと思います。

まとめ

ということで今回は、「教室の魅力を伝えるブログ記事やSNS投稿の作り方」というお話をいたしました。

ポイントとしては、やはり「何のために発信するのか」という目的によって、発信する内容が大きく変わるということです。

新規集客が目的なのか、それとも継続率の向上が目的なのか。

その目的をしっかり明確にしたうえで、それに応じて発信の内容を使い分けていく。

たとえば新規集客目的でSNSを使っていく、といったように活用されると、先生が望んでおられる成果にしっかりつながっていくようになると思います。

ぜひ今回の内容を参考にしていただいて、できるところから始めていただければと思います。

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