日々の生活の中で、ついネガティブな考えに引っ張られてしまうことはありませんか？
「もっと前向きに考えたいのに、なかなかうまくいかない…」そんな経験をお持ちの方も多いでしょう。
しかし、ポジティブ思考は特別な才能ではなく、習慣として身につけることができるのです。
実は、最新の脳科学や心理学の研究でも、意識の持ち方が現実を左右することが明らかになっています。
では、どうすればポジティブ思考を習慣化し、望む未来を実現しやすくなるのでしょうか？
今回は、私がこれまで多くの経営者と関わる中で見出した、誰でも簡単に実践できる3つの方法を動画で紹介しています。
時間がない方は、本文後半にあります「ポイント」をご覧いただくだけでも参考になると思います。
ポジティブ思考を習慣化する方法とその効果とは？
今回は「ポジティブ思考を習慣化する方法とその効果」というテーマでお伝えします。
「ポジティブ思考」という言葉を聞いたことがある方も、多いと思います。
よく「良いことを考えれば良いことが起きる、悪いことを考えれば悪いことが起きる」と言われますが、近年では脳科学や心理学、さらには量子力学といった科学的な観点からも、意識が現実を作るという考えが支持されています。
そのため、ポジティブに物事を考えることが、ポジティブな現実や結果を引き寄せるのだと言えます。
ポジティブ思考の効果として、望んだ未来を実現しやすくなるという点が挙げられます。
「こんな未来が実現したらいいな」と考えることで、未来に意識が向き、それを叶えるためのアイデアが浮かびやすくなります。
そして、実現に向けた行動が伴いやすくなるのです。
とはいえ、ただ考えているだけでは不十分で、行動することが重要です。
家の中で「こんなことができたらいいな」と妄想するだけではなく、実際に行動に移すことで、初めて理想の未来へと近づくことができます。
では、ポジティブ思考を習慣化するためには、どうすればよいのでしょうか。
私がこれまで10年以上、約2,500名の経営者の方々と関わってきた経験をもとに、特に効果的だと感じた方法を3つご紹介します。
1. 睡眠時間をしっかり確保する（体の健康）
健康な体がなければ、ポジティブな考えを持つことは難しくなります。
例えば、高熱を出して寝込んでいるときに、前向きに物事を考えるのは困難ですよね。
疲れが溜まっていると、それだけでネガティブになりがちです。
理想的な睡眠時間は6～8時間と言われており、十分な睡眠を取ることで、心身の健康を保つことができます。
2. 自分の時間を確保する（心の健康）
現代人は忙しく、仕事や家庭のために自分の時間を後回しにしがちです。
しかし、自分のための時間を持たないと、人生に喜びがなくなり、未来に対してもポジティブに考えにくくなります。
1日5～10分でもよいので、自分を喜ばせる時間を作りましょう。
例えば、コーヒーを淹れてゆっくり飲む、ストレッチをする、散歩をするなど、小さな習慣が心の健康につながります。
3. 「まぁ、ええか」「しゃあないな」を口癖にする
ポジティブ思考を習慣化するためには、考え方を切り替えるフレーズを持つことが有効です。
その一つが「まぁ、ええか」「しゃあないな」です。
ある医師が、がん患者を治療する中で気づいたことなのだそうですが「まぁ、ええか」と、自身の病状を受け入れることができる人は、前向きな未来に意識を向けやすく、治療の成果が出やすい傾向があるそうです。
逆に「なんでこんなことになったんだ」と悔やみつづけ、過去に意識を向ける人は、行動が止まってしまったり、治療をしても「まぁ、ええか」と言える人に比べて改善されにくいのだそうです。
私たちも日常生活の中で、思い通りにいかないことはたくさんあります。
例えば、仕事が予定通りに終わらなかったり、寝坊したり、ストレスで暴食してしまったり…。
そんなときに「まぁ、ええか」「しゃあないな」と口にしてみてください。
すると、気持ちが楽になり、未来に意識を向けやすくなります。
この口癖を習慣にすることで、自然とポジティブ思考が身についていきます。
ポジティブ思考は「意識的に考えるもの」と思われがちですが、まずは健康を整え、自分の時間を作り、考え方を変える口癖を持つことで、無理なく習慣化できます。
ぜひ、今日から試してみてください。
ポイント：ポジティブ思考を習慣化する方法とその効果
ポジティブ思考の基本概念
- 「良いことを考えれば良いことが起こり、悪いことを考えれば悪いことが起こる」という考えは、科学的にも支持されている。
- 脳科学、心理学、量子力学の観点からも、意識が現実を作ることが証明されつつある。
ポジティブ思考の効果
- 望む未来を実現しやすくなる。
- 未来を想像し、それを実現するためのアイデアや行動が生まれる。
- 実際の行動が伴うことで、ポジティブな現実を作りやすくなる。
行動の重要性
- ポジティブに考えるだけでは不十分で、実際に行動することが重要。
- 夢や目標を持つだけでなく、具体的な行動を起こすことで成果につながる。
ポジティブ思考を習慣化する方法①：睡眠の確保
- 睡眠不足はポジティブ思考を妨げる。
- 健康な体を維持することで、前向きな考えを持ちやすくなる。
- 理想的な睡眠時間は6〜8時間。
ポジティブ思考を習慣化する方法②：自分の時間を確保
- 忙しさの中でも、自分を喜ばせる時間を作ることが大切。
- 例：コーヒーを飲む、ストレッチをする、散歩するなど。
- 心の健康を保つことで、ポジティブな思考が持続しやすくなる。
ポジティブ思考を習慣化する方法③：口癖を変える
- 「まあ、ええか」「しゃあないな」という前向きな言葉を使う。
- 物事を受け入れ、未来に意識を向けやすくする。
口癖の効果と実例
- ある医師の経験談：末期がん患者でも「まあ、ええか」と言える人は回復しやすかった。
- 過去を嘆くのではなく、未来に目を向けることが重要。
まとめ
ポジティブ思考は、生まれ持った才能ではなく、誰でも習慣として身につけることができます。
ポジティブ思考は、単に「良いことを考えよう」とするだけではなく、健康・心・思考のバランスを整えることで、無理なく習慣化することが可能です。
ぜひ、今回紹介したいずれかの方法ひとつでもいいので、今日から実践してみてください。
そして、ポジティブな習慣を身につけてください！
