はじめに
今回のブログは、私がメールマガジンにて2020年2月28日に配信したものです。
この時期から、新型コロナウイルスの感染が拡大し、全国の学校が一斉休校となりました。
その当時、私がメルマガで伝えた想いは、今の時代にも通じる部分が多くあります。
未曾有の事態に直面したとき、私たちはどう判断し、どう行動すべきか。
改めて振り返る意味も込めて、当時のメルマガを加筆・修正し、ブログとして紹介させていただきます。
未曾有の出来事が日常に
今日は、単刀直入にお伝えしたいと思います。
新型コロナウイルスの影響が、拡大しています。
全国の小中高で、一斉休校が要請されました。
ウチの娘も、今日で3学期は終わりました(期末テストもなくなりました)。
このような未曾有の出来事が、毎年のように起こっています。
もはや、未曾有の出来事が毎年のように起こることが常識化しているかのようです。
そうした“前例”のない事態にはひとりひとりが判断し、行動する“主体性”が求められます。
奇しくも、新年度(4月)から公立の幼・小・中・高で施行される新学習指導要領には「主体性を育む」ことを目的としたカリキュラムが新たに盛り込まれました。
そして今、子どもたちのみならず私たち大人にも、主体性が強く求められています。
そこで、これをご覧くださっている先生方おひとりおひとりに「今できること」をお考えいただき、行動をはじめてくださることを僕は願っています。
その“きっかけ”になることが今、僕ができることだと判断し、この情報をお届けしています。
教室経営者が今できること
例えば、私たちが新型コロナに対して今できることとしては「免疫力を高める」ことがあります。
首相官邸のホームページで「2.一人ひとりができる新型コロナウイルス感染症対策は?」というくだりにも、免疫力を高めることが記載されています。

お料理教室の先生なら
そこで、これをご覧の先生がお料理系の方だとしたら、免疫力を高めるためのレシピを紹介するのはどうでしょう?
ブログやYouTubeなどで、それについて紹介してみるというのもひとつの手です。
加えて、どういう栄養を摂れば免疫力が高まるのか?についても解説があると、ベターだと思います。
アロマスクールの先生なら
また、アロマ教室の先生なら、抗菌作用の高いアロマオイルの作り方などを紹介するのはどうでしょうか?
ラベンダーやペパーミントなどのハーブには、抗菌作用があると言われています。
それらを使ったアロマオイルの作り方や、ハーブの効果的な使い方などを教えてください。
ちなみに、お料理教室の先生がハーブを使ったお料理レシピを紹介されてみてもよいかもしれません。
サッカーや空手などの運動系教室の先生なら
さらには、適度な運動も免疫力向上に効果があると思います。
しばらくは、不要不急の外出を控えないといけない状況がつづくかもしれません。
そうすると、ずっと家の中にいては体も心もこり固まりそうです。
そこで、体操教室やサッカー教室や空手教室などアスリート系の先生は、誰でも簡単に取り組める筋力トレーニングやストレッチを紹介してはどうでしょうか。
英語スクールの先生なら
英語スクールの先生は、どうでしょうか?
海外で報道されていて、日本ではあまり報道されていない情報を、翻訳するとともに解説するのはどうでしょう?
あまりニュースでは見かけませんが、日本人の渡航を禁止している国が増えてきているそうです。
世界は、日本を今どう見ているのか?それを教えてください。
自ら考え、行動することの重要性
その他の教室の先生におかれましても「今、できることは何か?」をお考えいただいて、それがもし、先生ご自身が“ささいなこと”だと思われたとしても、どうか行動に移してみてください。
未曾有の事態であるがゆえに、誰もが判断に窮します。
それは、首相であっても政府であっても大人であってもそうだと僕は思います。
だからこそ、誰かに人生を委ねるのではなく、自分で、判断し、行動することが求められているのではないでしょうか。
ささいに思える行動が、誰かの大きな助けになるかもしれません。
どうか、ご自分を信じてください。
僕は、子どもたちの「主体性を育む」のなら、大人である自分は主体的でありたいと思っています。
そこで今回の事態を受けて、しっかりと客観的に現状を把握し、情報を最適に収集し、そのうえで判断し、行動したいと思っています。
この経験が、私たちのよりよい未来につながっていることを僕は信じています。
まとめ
コロナ禍をきっかけに、私たちは「前例のない事態」にどう向き合うかを試されてきました。
そして今もなお、予測不能な出来事が次々と起こる時代がつづいています。
大切なのは、誰かの指示を待つのではなく、自分で考え、判断し、行動することです。
これをご覧の先生が、今できることは何でしょうか?
それがどんなに小さなことであっても、社会や周囲の人の助けになるかもしれません。
行動することで、未来が変わる可能性を信じて、一歩踏み出してみてください。