「作品が売れました!」
ある教室の先生が、こんなご報告をくださいました。
こちらの先生、以前、教室経営でガマンなさってた部分があったんですね。
それが原因で、生徒さんが一定数になると、それ以上増えなくなるということがありました。
ガマンをしたまま生徒さんが増えると、ガマンも増えることになります。
それをつづければ、いつかガマンに限界が来ます。
それを回避するために、意識的にも無意識にも生徒さんを遠ざけてしまうんですね。
ですが、そのガマンに気づくだけで状況が一変することはよくあります。
実は、そのガマンなさっていた教室の先生に続報があるんです。
一瞬でウン十万円
その先生は、芸術系の教室をおやりになっていらっしゃいます。
そして、先生ご自身も作家として創作活動をつづけていらっしゃいます。
そのため、定期的に展覧会なども開催されていらっしゃるんですね。
面白いのがここからです。
先生は、僕との定期ミーティングでご自身がガマンしておられたことに気づかれました。
たいてい、ガマンに気づくだけで気持ちがラクになるんですね。
そしてその先生は、ガマンを手放そうと決意されました。
それに伴い、教室のレッスン形態なども変えることになさいました。
すると、その翌週です。
ホームページをご覧になった方から「先生の作品を購入したい」とお申し込みがあったそうなんですね。
ガマンをやめたら、1ヶ月分の売り上げ
ホームページには、以前から先生の作品を掲載していました。
しかし今回、はじめてホームページから作品が売れたそうです。
しかも、まったくの見ず知らずのご新規のお客さまから。
ちなみに、作家さんの作品ですのでお値段は“ウン十万円”です。
それは、レッスンの1ヶ月分くらいの売り上げに相当します。
興味深いのは、レッスンでガマンをやめたのにレッスン以外から売り上げが発生したところですね。
そして、先生が作品を売るために何かしたわけではありません。
ガマンをやめただけです。
なので、あんまりがんばってません(笑)。
でも、そういうことって起こるんです。
もしかしたら、これをご覧の先生もそういうご経験がおありかもしれません。
ひとりひとり素晴らしい存在
ガマンをやめると、その先にあるものは「自分はスゴい」なんです。
だって、ガマンをやめたらバサーっと1ヶ月分の売り上げが湧いて出てくるってスゴくないですか?(ヘンな言い方かもしれませんが)
それくらい、先生おひとりおひとりには一瞬で現実を変えられる素晴らしい力があると僕は思っています。
だからこそ僕は、すべての先生にそのような素晴らしい力を発揮していただきたいと思っています。
なぜなら、それが子どもたちの豊かな未来につながっているからです。
価値があると思えない日本人…
(少し話は変わりますが)日本のある行政法人が、高校生を対象に意識調査を行なっているんですね。
それは、日本・アメリカ・韓国・中国の高校生、約8,500人に調査したものです。
その調査項目の中にこんな質問があります。
Q.自分は、価値のある人間だと思うか?
これに対して、アメリカ・韓国・中国の高校生の8割以上は「そう思う」と答えました。
しかし、日本の高校生は約4割に留まっているんですね。
回答結果のグラフがこちらです。
https://highcommunication.jp/wp-content/uploads/2019/05/img_graph.jpg
もし、先生のお子さんが「私って価値がないな」って思ってたとしたら、とても悲しくないですか?
僕は、とても悲しいです。
だから僕は、日本人ひとりひとりが“ありのままで”価値ある存在だと思える社会を創りたいなと思いました。
そして、そのためには先に、僕たち“大人”が変わる必要があると考えたんですね。
大人から変わることで、日本が変わる
大人が、自分らしく豊かに生きている姿を見せることで、子どもたちも“当たり前のように”自分らしく豊かな人生を創造できると思うんです。
そのために、それぞれの先生にしかない魅力を見出し、発揮していただく。
すると「自分ってスゴいな」って思えてくると思うんです。
その結果、豊かな教室経営も実現できるんですね。
事実、これまで僕がサポートさせていただいた先生方は、今、自分らしく楽しい教室を経営されています。
集客をがんばらなくても、理想の生徒さんたちに囲まれていて、そして感謝されながらしっかりと収益を稼いでおられます。
だから、僕のサポートは先生の教室に生徒さんを集めることがゴールではないと考えています。
「子どもたちが、自分らしく豊かに生きられる未来の礎となる」ことが、ゴールだと考えています。
そのためにも、まずは先生が望む教室経営を実現していただきたいと思います。
そしてその際には「ガマンをやめる」と。
すると、どこからともなく売り上げがバサーっと入って来たりします(笑)。
“努力不要”です。