教室集客は、砂漠で水を売ることと似たり

前回のブログで「先生のレッスンを“本当に”必要としている生徒さんとはどんな方なのか？」を具体化させましょうというお話をいたしました。

これが明らかになると、ネット集客の成果が一気に高まります。

そのため僕は、上記を明確化することからサポートをはじめています。

そして、今回のブログも「本当に必要としている生徒さん」について、さらにくわしくお話したいと思います。

特定の人に向けて伝えるイメージ

「本当に必要としている生徒さん」を具体化させるとは、特定の人物をピンポイントに定めるようなイメージです。

そして、“その方に向けて”メッセージを発信するつもりでホームページなどの文章を考えます。

すると結果的に、多くの方が反応することになります。

ちなみに、前回のメルマガでは“本当に必要としている生徒さん”は「悩みが深い方」とも表現しました。

実は、上記の要素にもうひとつ付け加えていただきたいことがあります。

それは、悩みが深い方が「先生の教室に通える地域に住んでいること」です。

もちろん、悩みが深い方ほど先生のレッスンがその悩みを解消できるなら、遠方であっても、生徒さんは通われます。

しかし一方で、現実的には遠方にお住まいであるほど通いつづけることは困難になります。

ですので、やはり先生の教室に通える地域の方を集めるべきだと僕は考えます。

教室集客でうまく行かない先生のパターン

別の見方をすると「地域性」を考慮しない教室集客は、望んだ成果が出づらい傾向があります。

いくらたくさんアクセスを集めても、先生の教室から遠方にお住まいの方ばかりなら集客には結びつきづらくなります。

そして、僕にご相談くださる先生の５０％くらいの方は、それが原因でネット集客がうまく行かずにお困りでいらっしゃいます。

そこで、僕が先生の地域にお住まいの方を集めるうえで重視している方法が、つぎの２つです。

ＳＥＯ対策とは、Yahoo!やGoogleでの検索結果に上位表示させる技術のことです。

Yahoo!ディスプレイ広告とは、Yahoo!が提供しているネット広告サービスです。

どちらも、これまで何度もお伝えしてきた「本当に必要としている方」を効果的・効率的に集めることができます。

もちろん「先生の教室に通える地域に住んでいる方」を集めることができます。

ＳＥＯ対策は、教室集客の場合、比較的、短期間に上位表示が可能です。

しかもそれは、先生方でもできるカンタンで効果の高い方法です。

Yahoo!ディスプレイ広告は、広告費がかかりますが僕のクライアントの先生の場合、一人の生徒さんを獲得するのに5,000円ほどのコストになっています。

別の言い方をすれば、5,000円を広告にお金をかければ生徒さんがお一人入会されます（もちろん広告設定や　サイトの精度にもよります）。

ほったらかしで生徒が集まります

僕が、上記の方法をオススメするのはもうひとつ理由があります。

それは、一度セッティングすればあとは“ほったらかし”でいいという点です。

ＳＥＯ対策は、一度上位表示できれば長期間、上位表示されつづけます。

そうすれば、先生が何もしなくても毎日、見込み度の高いアクセスが集まりつづけます。

またYahoo!ディスプレイ広告も、設定さえすればあとは何もする必要がありません。

ちなみに、Yahoo!ディスプレイ広告は１日の予算を決めることができ上限になると自動的に広告はストップします。

ですので、１日160円くらいの予算で１ヶ月間運用すると、5,000円ほどになります。

僕としては、できるだけ先生が集客に手間をかけなくても生徒さんが、ネットから集まる方法をお伝えしたいと考えています。

先生はレッスンに専念できます

以前から僕はお伝えしていますが、僕は、先生の一番のお仕事は「いいレッスンを提供すること」だと思うんですね。

そのために必要な時間だけに、先生には集中していただきたい。

そこで、先生が集客に手間をかけずかつ効果の高い集客手法を僕が模索し、クライアントの先生方と実践し、体系化してきました。

ですので、正直に申し上げると僕がアドバイスさせていただく方法で“僕のノウハウ”というのはありません。

僕と先生方でトライ＆エラーをくり返して体系化したのが「教室のためのネット集客」なんですね。

復習：本当に必要としている方とは？

おっと、少し話が広がってしまいましたね。

話を元に戻しましょう。

ネットからの集客が、うまく行かないと感じておられる場合「本当に必要としている方を　集められているか？」を検証してみてください。

くり返しますが、本当に必要としている方とはつぎの２つの条件を満たしている方です。

そして、上記の条件に当てはまる方を効果的・効率的に集められる方法がつぎの２つでした。

砂漠で水を売るマーケティング

見込み度の高い方が集まると、ネット集客はグッとうまく行きます。

なぜならそれは、例えるなら砂漠でノドがカラカラな人に「水、買いますか？」と勧めるようなものだからです。

その結果は、想像に難くないと思います。

逆に、どれだけ高級な水でもおいしい水でも極寒の土地に住んでいる方には売りづらいと思うんですね。

なぜならそれは、必要性があまり高くないからですね。

このように、見込み度の高い方を集めることは、ネット集客の根幹と言っても過言ではありません。

だからこそ、見込み度の高い方を集めることが大切になります。

 

ちなみに、もし上記の施策を行なったのに集客がうまく行かないとしたら、ホームページの中身（＝打ち出し方）に問題があることが、ほぼ特定できます。

そうやって、ひとつひとつの課題を見つけては解消できれば着実に、先生の教室の集客力は高まるでしょう。