Amazonによって、書店に行かずとも本が買えるようになったのがここ15年くらいのこと。
それが今では、書店に行かずとも“今すぐ”本が買える時代が来たなんて、革命的ですね。
そのように、テクノロジーが進化することで発展することがあります。
しかし一方で、テクノロジーが進化しようとも変わらないこともあります。
つぎのブームは何?
おそらくinstagram(インスタグラム)だと思います。
もうすでに使っている方も、たくさんおられると思います。
あ、ちなみに僕が言うブームとは、あくまで「集客ツール」としてのブームを指します。
すでに僕の周りでは、インスタグラムを集客ツールとして活用し、成果が見えはじめて来ている方がおられます。来年は、目に見えた成果を出されると思います。
このように、インターネットというのは時代ごとにブームとなる媒体が現れて来ました。
旬の媒体は、使うだけでアクセスが集まりやすく集客や売上げに結びつきやすいんです。
ちなみに、僕が起業した2004年ごろには、ホームページしかありませんでした。
その後、ブログが登場しました。
アメブロを集客ツールとして活用するようになったのは、その頃からぐらいです。
つぎに出てきたのが、Twitter。
そのつぎが、Facebook。
最近ではYou Tube。
あ、mixiを集客ツールとして活用していた方もおられました。
そしてつぎに来るであろう媒体はインスタグラムだと思います。
しかし、このように媒体が変わってもネット集客において変わらず必要なものがあります。
それは、
『先生の価値を伝える』
ということです。
先生のスキルが
- 誰の
- どんな悩みや要望に
- どうやって応えることができるのか?
これを、小学5年生でもわかるぐらい簡単に明確に伝えられること。
それが「先生の価値を伝える」ということです。
これがきちんとできれば、時代や媒体の変化、さらにはブームに左右されることなく安定して集客できるようになります。
そして「先生の価値を伝える」というのは、余計なものを削ぎ落として行くような行為です。
もしくは、自分の内面に深く降りて行くような作業です。
例えば、
- 反応の取れるキャッチコピー
- SEO対策
- ブログのアクセスアップ法
こういった知識というのは、自分の中に新たに取り入れるもの。
つまり、自分に付け足すものだという感覚が僕にはあります。
しかし「価値を伝える」という作業はむしろ逆です。
本当に必要なもの以外を外して行くというか、削ぎ落として行く。
そして、最後の最後に残ったものが「先生の本当の価値」になります。
新たに付け足すものではなく、すでに先生が持っているもの。
それが、先生のもっとも素晴らしい価値です。
僕のクライアントさんの中に、地方でピアノ教室をされている先生がおられます。
今年度、目標とされておられた生徒数をクリアし、今も、毎月安定的に新規生徒さんが集まっておられます。
その方は来年度、地域という垣根を超えた新しいレッスンをはじめられようとしています。
僕がその方にはじめにアドバイスしたのは「すでにある価値に光を当てる」ことでした。
「先生の教室以外にも、似たような教室がある中で、なぜ、既存の生徒さんは先生の教室を選ばれたのですか?」
すでに選ばれている「価値」に光を当てる質問を投げかけたのです。
そして先生は、ご自身の価値に気づかれました。
このように独自の魅力、価値を、すべての先生がすでにお持ちです。
そして「先生の価値を伝える」ことができれば時代に流されることなく、集客できるようになります。
新しい知識を吸収することは大切です。
しかし、ご自身がすでに価値ある存在であることに気づくことのほうが、もっと大切です。
知識や経験が足りないからといって、先生に価値がないわけではないはずです。
「自分はそのままで価値がある」
それに気づいて、その価値をしっかりとお客さまに伝え切る。
そのために「付け足すのではなく、削ぎ落とす」。
そういった作業を行われることをお奨めいたします。
追伸
そういった先生の価値に光を当て、お客さまに適確にメッセージとして伝えるサポートをご希望ならば、こちらがあります。
