教室の集客が激減?ロングテールSEOで生徒を増やす具体策とは?

このブログは、私のメルマガで2020年6月12日に配信したものです

当時、メルマガでお伝えした内容を、今こそ振り返り、未来へのヒントにしていただければと願い、加筆・修正のうえ、このブログで再度ご紹介いたします。

コロナ禍で従来の集客方法が通用しなくなった今、教室運営者にとって新たな集客戦略の見直しは不可避です。

チラシなどオフライン施策の反応が鈍くなる中で、コストをかけずに見込み客へアプローチできる手法として注目されているのが「ロングテールSEO」

本記事では、学習塾をはじめとした教室業の現場の声を交えつつ、ロングテールSEOの考え方とその効果について解説します。

教室集客の現場で何が起きているのか?

「いつもなら、4,5人は必ず問い合わせあるんですが、今回は1件もありません。」

ここ2週間ほど、学習塾の先生とのミーティングが立てつづけにありました。

その中で、どの先生も「チラシの反応が鈍い」とおっしゃるんですね。

学習塾は、教室の中でも集客時期の特定しやすい業種です。

  • 年度末
  • 学期末
  • 新年度
  • 新学期
  • テストが返ってきたとき etc

これらのタイミングでチラシを撒いたりすると、安定的に入会者が得られます。

しかし、自粛要請があった3,4月は反応が激減(2020年当時)。

80万円かけて入会者が3人だった先生もいらっしゃいました。

さらに、全国的に学校が再開されても、チラシを撒いてもいつものような反応がありませんでした。

そして、この傾向は他のジャンルの教室にも見られます。

しかも、まだまだ先行きが見えないのでこの傾向がつづく可能性があります。

これからの教室集客に必要な視点とは?

そのような状況ですので生徒募集においては「いかにコストをかけずに効果的な方法を行うか?」がポイントとなります。

その方法として、一例を挙げると「SEO対策」があります。

SEOは、お金もかけず行うことができます。

そして、上位表示できれば安定的にアクセスが見込めます。

とりわけ、今後SEOで重要になるのは「ロングテールSEO」です。

これは、端的に言いますとお客さまが検索しそうな“あらゆるキーワード”で上位表示をめざす方法です。

教室業におけるロングテールSEOの実例

例えば、横浜市でパン教室をやっているとしますよね。

その場合「横浜市 パン教室」の検索結果で上位表示させたいところです。

ですが、それだけでなく以下のような「~~区 パン教室」でも上位表示をめざします。

  • 「保土ケ谷区 パン教室」
  • 「旭区 パン教室」
  • 「瀬谷区 パン教室」 etc

さらには、パンのメニューで教室を選ぶ方がおられるかもしれません。

その場合は、つぎのような感じです。

  • 「横浜市 パン教室 マフィン」
  • 「保土ケ谷区 パン教室 クロワッサン」
  • 「神奈川区 パン教室 バケット」

その他にも、こんなキーワードも検索されるかもしれません。

  • 「横浜市 パン教室 天然酵母」
  • 「横浜市 パン教室 手ごね」
  • 「横浜市 パン教室 はるゆたか」

キーワード選定の視点と戦略

まずは、先生の教室をお客さまが検索することをイメージしてみてください。

そして併せて、先生の教室の特徴も考えてみてください。

そのうえで、お客さまが「どんなキーワードで検索するのか?」を考えてみてください。

頭の中で考えるだけでなく、キーワードをとにかく書き出してみましょう。

ロングテールSEOのポイントは、キーワードごとに対策したページを作るということです。

なんとなくお感じかもしれませんが、上記に挙げたキーワードはけっこう「マニアック」ですよね(笑)。

そのため、上記のようなキーワードで検索する方は、実際にはあまりおられません。

しかし見方を変えればニーズが、かなり具体化している方と言えます。

成約率を高めるためのロングテールSEOの仕組み

例えば「横浜市 パン教室 はるゆたか」と検索する方のニーズはおおよそつぎのとおりだと思います。

「横浜市内で、はるゆたか(小麦粉)を使ったパンを教えてくれる教室ないかな?」

このようなニーズを持った方が、こんなホームページを目にされたらどうでしょう?

「横浜市保土ケ谷区にあります当パン教室では、はるゆたかを使って、こんなパンが おいしく作れるようになります。まずは、無料体験レッスンに 参加してみませんか?」

このとき、実際に作るパンのメニューだったり、その写真なども掲載するとよりよいでしょう。

すると、この時点で「なんか、いいんじゃない?」って思ってもらえそうですよね。

なぜなら、お客さまのニーズとホームページがマッチしているからです。

つまり、ニーズが具体化しているため、成約率が高い傾向があるんですね。

少ないアクセスでも結果が出る理由

もちろん、先にもお伝えしたとおり、上記に挙げたようなキーワードで検索する方がたくさんおられるわけではありません。

だからこそ、先ほど例に挙げたようなさまざまなキーワードで上位表示をめざします。

そうすると、ひとつひとつのページのアクセスは少なくても、トータルでは大きな数になります。

しかも、そこに集まる方は成約率の高い方たちです。

その結果、ネットから高確率に生徒を集められるようになります。

このようなSEOの手法が「ロングテールSEO」です。

この手法は、無料でありながらもとても効果的な方法です。

オンラインレッスンにも相性抜群

そして、もし先生がオンラインレッスンを強化したいとお考えなら、ロングテールSEOは必須とも言える方法です。

なぜなら、オンラインレッスンは対面レッスンと比べて競合が多いからです。

オンラインレッスンは、全国の教室が競合です。

さらには、他のオンラインレッスンの教室だけでなく対面型の教室も競合になります。

そのため、かなりピンポイントなニーズに応える必要があります。

その点において、ロングテールSEOと相性がいいですね。

ロングテールSEOのデメリットと、それを超える価値

しかし、唯一のデメリットはページを量産する手間です。

ですが、マニアックなキーワードであるがゆえに、検索結果で競合するページが少ないというメリットもあります。

そのため、ページさえ作ることができれば、そのページで対策をしたキーワードでの上位表示がかなりの確率で実現できます。

とりわけ、人が動きづらいこの状況下だからこそ、やる価値は大きいと思います。

2020年当時にこのことを伝えていましたが、現在もオンラインレッスンの集客においてロングテールSEOで集客する価値は大きいです)

ということで、今後は、なるべくコストをかけずに生徒募集を行いましょう。

そのための方法のひとつとして、ロングテールSEOはおすすめです。

まとめ

イメージ図

コロナ禍での教室運営においては、従来のチラシや紹介などの手法だけでは限界があります。

その中で、ロングテールSEOは、少ないコストで確実にニーズのある見込み客を呼び込むための有効な戦略です。

ページ制作に手間はかかりますが、それ以上の成果が期待できる手法ですので、今こそ本格的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

未来の生徒さんとの出会いは、意外とその「マニアックなキーワード」からはじまるかもしれません。

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