デジタル時代が進む中、SNSを活用した集客は簡便で手軽な方法として広く認知されています。
しかし、長年の指導経験を持つ先生方の中には「SNSの流れについていけない」と感じられる方も少なくありません。
僕が提唱する「教室のためのネット集客」は、パソコンが苦手な方でも実践できる仕組みを重視しています。
ここでは、多くの生徒さんとともに築いてきた豊かな指導経験を活かし、ネット集客を通じて生徒募集の悩みを解決する方法をご紹介いたします。
パソコンが苦手な先生でもできるネット集客
僕が提唱する「教室のためのネット集客」は、もともとパソコンが苦手だったウチの母でもできるネット集客法として体系化しようとしたのがはじまりでした。
そして、その手法を公開したところ、多くの母と同じような境遇の先生からご相談をいただくようになりました。
今思うと、僕としてはSNS集客全盛の風潮に一石を投じたかった気持ちもありました。
無料で手軽にはじめられるのが、SNS集客のいいところです。
しかしとはいえ、その手軽さにも「ついて行くことが難しい」とお感じの先生方がいらっしゃるのも事実です。
では、このような時代の潮流をつかみ、乗りこなせない方たちは淘汰されてしまうのでしょうか?
長年の経験を持つ先生方の強み
そんなことは、絶対にありえないと僕は思うんです。
僕の経験から申し上げますと、パソコンが苦手な先生は何十年もキャリアを積み重ねた先生方に多い傾向があります。
どちらかと言うと、ご年配の人生の先輩と呼べる先生方ですね(もちろん、上記のような先生でパソコン得意の方もおられます)。
けれど、その先生方は最新のテクノロジーに勝るとも劣らない「多様な経験、また指導スキル」をお持ちです。
生徒への心のこもった言葉「ありがとう」
例えば、昭和から令和までを指導者として駆け抜けて来られた先生が僕のクライアントさんにいらっしゃいます。
その先生が、長年心がけていることに「ありがとう」という言葉がけがあります。
毎日、毎回やって来る生徒さんひとりひとりに「今日も来てくれてありがとう」と声をかけておられるんだそうです。
ケガや病気もせず、今日も来てくれた。
もしかしたら、学校やお家でイヤなことがあったかもしれない。
でも、今日もレッスンに来てくれた。
だからこその「ありがとう」なんですね。
そして、こちらの教室さんには5歳で入会して、高校卒業まで通う生徒さんなどがおられるそうです。
それだけでなく、コンクールなどで優れた成績を修める生徒さんが多数いらっしゃるそうです。
家庭と指導への献身
また、当時小学生だったお子さんを置いて、2週間ほど外国に指導研修に行っていた先生もおられます。
そのお子さんも、今ではずいぶん大きくなり現在、就職活動中なのだとか。
そして最近、先生は知人の方から「お子さんがこんなことを言っていた」と伝え聞きます。
「私、ママみたいに好きなことを仕事にしていきたい」
僕はこれを聞いたとき、先生が研修に行ってらしたことはお子さんにとっても、とても価値ある経験だったんだなと思いました。
プロ意識を伝える先生方
さらには、「プロ」としての心がまえを妥協なく伝えつづける先生もおられます。
「プロ」とは、決して技術が優れているだけではありません。
- 「プロ」とは何か?
- プロとして、お金をいただくとは何か?
- プロのクオリティとは何か?
このような“意識”を技術で、そして立ち居振る舞いで伝える。
「伝える」というより「伝わる」が正しいかもしれません。
そしてこれらは、長年、多くの生徒さんを指導し、彼らのその先の人生を見守りつづけて来たからこそできる“無形のスキル”です。
スキルが無形であるがゆえの課題
ですが、このような優れた先生方も僕が出会った当初は、生徒募集に悩んでおられました。
上記のような経験やスキルは、無形で未体系の場合が多いんですね。
そのため、レッスンでもあまり全面に出てくることがありません。
また、ホームページなどでも伝わりづらいことが否めません。
その結果、時代とともに生徒数減少といった事態にお困りでいらっしゃいました。
けれど、今では上記の先生方は多くの生徒さんに囲まれご自身がおやりになりたい教室を、存分にやっていらっしゃいます。
次世代への叡智の継承
僕が、今もって思うことはやはり、上記のような“叡智”は次世代に引き継がれるべきだということです。
もちろん、僕が先生方のサポートをはじめた当初からこのようなことを想っていたわけではありません。
しかし、これまで出会ってきた素晴らしい先生方をサポートするにつれ僕は、上記のような想いを深めるようになりました。
これをご覧の先生がお持ちの指導スキルや教室経営などの“叡智”は、時代を超えても不変で色褪せることがありません。
むしろ、AIが全盛化するこれからの時代こそ心の通った、温かみある教室のあり方が求められるはずです。
そして、このような時代にこそ先生おひとりおひとりがすでにお持ちの叡智がいかんなく発揮されるべきだと僕は思うんですね。
次世代に引き継ぐためのお願い
そこで、お願いがあります。
これをご覧の先生にはぜひ、先生方がお持ちの叡智を後進に伝える役割を担っていただきたい。
そして、引き継ぐ役割を担っていただきたい。
もちろん、引き継いだ後には、やがてまた伝えていただきたい。
先生方の叡智は、未来の教室を根幹から支えるスキルです。
しかし、くり返しますが“叡智”とは無形や未体系であるがゆえに時代の波に埋もれてしまいがちです。
そのため、有形化・体系化し伝える技術および活動が必要になります。
教室集客サポートの提供
そこで僕は、その手段のひとつとして先生方の教室集客のサポートを提供することにしました。
僕なりに、先生のお気持ちに寄り添い先生のこれまでのご経験に耳を傾けその多様な経験を、世の中を魅了する価値として表現すべく、ホームページやセールスコピーの制作を行ってきました。
また、その価値が多くの方に伝わるよう、ホームページにアクセスを集める集客施策も行ってきました。
ちなみに、先述の先生方が、生徒募集のお悩みから解放された理由のひとつに僕にサポートをご依頼くださったことが挙げられます。
「パソコンが苦手な先生でもできるネット集客」からはじまったこのサポートですが、もちろん、パソコンが得意な先生にも対応させていただいております。
無形・未体系のスキルを、有形化・体系化し、次の世代へ引き継がれるべき未来の教室を支える力に変えるために。
今後とも、先生方のサポートをさせていただきたいと願っております。
まとめ
教室運営において、長年培われた「叡智」や指導スキルは、無形でありながらも非常に価値のあるものです。
しかし、それらが未体系のままでは、次世代に引き継がれることなく埋もれてしまうリスクもあります。
僕は「教室のためのネット集客」を通じて、パソコンが苦手な先生方も含め、多くの方が生徒を集め、教室を発展させるお手伝いをしたいと考えています。
これからも、先生方の持つ温かみや経験が未来の教室に活かされるよう、全力でサポートいたします。