生徒集めでお悩みの先生方へ。
理想の生徒を集めるための方法を解説します。
ネット集客を効果的に活用し、質の高い生徒さんを集めるポイントを見ていきましょう。
来られる生徒さんが変わりました
つい最近、3年半ぶりにサポートをご依頼くださったパン教室の先生がいらっしゃいました。
こちらの先生は、北海道にお住まいの先生なんですね。
そのため、雪がひどくなる時期には電車が動かなくなることも多いそうです。
それもあって、僕が以前にサポートさせていただいていたときにも、冬場になると「レッスンをお休みしようと思うんです」とおっしゃっていたことを記憶しています。
ただ、そのときにはホームページからの集客がうまく行きはじめていました。
その結果、冬場でもレッスンを受講される生徒さんが絶えなかったそうです。
なので、それ以来、先生も冬場にレッスンを行なっていらっしゃいました。
そして今回、ご自身としてよりステップアップしたいとの想いから僕にサポートをご依頼くださいました。
久々の先生との会話に、僕もうれしさとなつかしさが込み上げてきましたね。
そして会話の中で、僕は先生につぎのことを質問したんです。
「どうして、また僕にサポートをご依頼くださったんですか?」
再依頼の理由
今は、僕のようにネット集客を教えるコンサルタントがたくさんいます。
にも関わらず、どうして僕にふたたびご依頼くださったのか?なんとなく、興味が湧いたんですね。
すると、こうお答えくださいました。
「増地さんが作ってくださったホームページから来られた生徒さんが違ってたんです。すごく真剣だし、お月謝もスムーズに支払ってくれて(以前のように)頭を悩ませることがありませんでした」
手前味噌ですが、大変ありがたいお言葉をいただいた次第でした。
ちなみに、以前の僕のサポートを終えられた後もホームページから生徒さんが集まっていたそうです。
ネット集客のメリット
僕が提唱する「教室のためのネット集客」は、長期・安定的に、生徒さんが集まるネット集客のしくみをつくり上げます。
そのため、一度しくみができあがればほったらかしでも、生徒さんが集まるようになります。
つまり、ホームページが大きな資産になるんですね。
すみません、少し話が逸れました。
つまり、こちらの先生はご自身が理想とする生徒さんがホームページから集まるようになったとお感じだったようです。
理想の生徒を集める方法
実は、これにはちゃんと理由があります。
教室のためのネット集客では、先生が理想とする生徒さんを集める方法があるんです。
ちなみに、僕が理想の生徒さんを集めることを意識するようになったのにも理由があります。
誤解を怖れず申し上げますが、生徒さんの中には、質のよい方とそうでない方がいます。
なぜそう考えているか?というと、生徒さん(保護者の方も含む)の要望に振り回されてお困りの先生から「どうしたらいいですか?」と相談されることがあるからです。
例えば、こんなご相談をいただくことがあります。
- 生徒(お子さん)に、まだ基礎学力がないのに応用問題の指導を保護者さんに要望される…
- でも本人(生徒)は、親に行けと言われて塾に行っているので、やる気がない…
- レッスンのドタキャンを頻繁にされる…
- お月謝の支払いが遅れたり、滞る…
- お月謝が高いと文句を言われる… etc
また、僕はいくらお金を払っているからといって生徒さんのほうが偉いとは思いません。
なぜなら、先生はそれに見合う価値を提供していらっしゃるからです。
つまり、先生と生徒さんはフェアな関係であるべきだと思うんです。
そこで僕が、先生方の教室の文章を書かせていただくときには、フェアな関係を築ける方に来ていただくことを意識しています。
理想の生徒を集めるための3つのポイント
では、具体的にどういったことをすればそのような生徒さんを集められるのか?
それをお伝えしたいと思います。
ポイントは、つぎの3つです。
- SEO対策(検索対策)
- 価格
- 文章
では、それぞれくわしくお伝えいたします。
1. SEO対策(検索対策)
SEO対策とは、GoogleやYahoo!で検索した際に検索結果の上位に表示させるための施策のことです。
入会する見込み度の高さもそうなんですが、質のよい生徒さんが集まるもっとも確実な経路は「検索経由」です。
先日も、速読講座をされている学習塾の先生から検索経由で生徒さんが入会されたとご報告をいただきました。
その生徒さんは、ほぼ入会する意志を持って来校されたそうです。
「検索をする」という行為には、必ず何らかの目的があります。
言い換えるなら、何らかの「悩み」があって、それを解消できる情報・手段を探し求めています。
そして、その悩みがやり過ごせないほどの悩みだからこそ、時間と労力を使って、自力で検索をしてホームページをチェックしてるんですね。
このような方が、意欲的な方であるのは想像に難くありません。
ちなみに、上位表示をめざすならつぎのようなキーワードがオススメです。
- 世田谷区 パン教室
- 広島市 ヨガ教室
- 札幌市 ピアノ教室 etc
今挙げたキーワードのように、市区町村名と教室のジャンルを組み合わせたキーワードで上位表示的ると、効果的に質の高い生徒の方たちが集まります。
2. 価格
お月謝やレッスン料の価格が高いほど、質のよい生徒さんが集まる傾向があります。
なぜなら、高い費用を支払ってでも学ぶ価値を理解しておられるからです。
言い換えるなら、レッスンそのものに深い価値を感じてくださっているんですね。
そして、このような生徒さんは継続率も高い傾向があります。
逆に、価格を安めに設定すると価格に価値を置かれる方が集まる傾向が高まります。
すると、他教室のほうが安いとそちらに代わられることも起こりがちです。
または、教室以外に楽しみや価値を見つけるとそちらにお金を使うことを優先されます。
そのため、継続率が低い方が集まりやすくなるんですね。
ですので僕は、クライアントの先生方には価格は、高めに設定されることをオススメしています。
また、価格を高くしようとすると価格に見合う価値を伝えることを考えはじめます。
その結果、先生の中には従来よりも専門性の高いレッスンをはじめられる方もおられますね。
そして、価値を伝えようと工夫しはじめると「~~の方のための●●レッスン」といったように、対象とする生徒さん像が絞り込まれて行くことがあります。
生徒さんは絞り込まれますが価格が高いので、きちんと収益が得られます。
また、継続率も高まるので経営は安定化しやすくもなります。
3. 文章
文章も、理想の生徒さんを集めるのに重要な要素のひとつです。
なぜなら、記事やプロフィール文から受ける印象によって集まってくる生徒さんがまったく変わってしまうからです。
例えば、僕のクライアントさんで、お会いする前は(お会いする前に拝見していた)ブログ記事の印象から「優しい」雰囲気の先生だと認識していた先生がおられました。
けれど、実際にお会いして話を伺うとその印象は少し違っていたんです。
とりわけ、レッスンの話になると「こだわりが強くて熱い方」だったんですね。
ただ、レッスン以外のお話の先生になると「こだわりが強くて熱い方」の印象はなくなり、当初の「優しい」雰囲気の先生なんです。
そこで僕が、もっと「こだわりが強く熱い方」の印象をホームページで出してみませんか?と提案したところ、ホームページ上での印象が変わりました。
「優しい先生」と「熱い先生」の2つのキャラクターがあった場合、教室に来られる生徒さんの層はまったく異なります。
こちらの先生の場合「熱い先生」の側面を表現したことで、先生にとっての理想の生徒さんが集まるようになりました。
そのように、文章を工夫するだけで、集まってくる生徒さんの層が変わることがあります。
なので、文章はとっても大切なんですね。
まとめ
ということで今回は、理想の生徒を集めるためのネット集客についてお話ししました。
具体的には、次の3つのポイントについてお話ししましたね。
- SEO対策(検索対策)
- 価格
- 文章
これらを意識するだけでも、先生方の教室に集まる生徒さんの質が変わるかもしれません。
ぜひ、参考にしてみてください。