僕は、言葉が現実を創っていると思っています。
事実、先生のホームページのキャッチコピーを変えることによって先生が望んでいるような結果が起きることが少なくありません。
また、言葉は口に出したものだけではありません。
「心の中で思ったこと」も、言葉ですよね。
さらには、無意識に出てしまう言葉もありますね。
“口ぐせ”もその一種だと思います。
売り上げを下げる口ぐせ!?
口ぐせには、ときどきその方の“思い込み”が垣間見えることがあります。
例えば、ご自身の教室を「ウチは、小さな教室なので…」と、おっしゃる先生はわりといらっしゃるんですね。
口に出されるのはそこまでなんですが、前後の文脈から察すると、おそらくその後につづくであろう言葉は「(ウチは、小さな教室なので)あまり売り上げが多いわけではない」だと思われます。
中には、自虐的に「ウチは、個人でやってる零細企業なので…」といった感じで、おっしゃる方もいらっしゃいます。
ちょっとクスッと、笑えるんですけどね。
でも、それらの言葉を僕は少し不思議に思ってしまいます。
だって「小さな教室」が「売り上げが多くない」とはかぎりませんよね。
また「零細企業」を大辞泉で調べるとこう書かれています。
「わずかな資本・設備で経営する、ごく規模の小さい企業。」
資本・設備・規模が小さいだけで、売り上げが小さいとは書いていません。
零細企業でも億単位の収入
ちなみに、作家さんっていわば零細企業ですよね。
でも、作品がベストセラーになって億単位の収入を得ている方もいますよね。
作家さんにかぎらず、個人であっても数千万・数億円を売り上げる方はいらっしゃいます。
何が言いたいのか?と言うと、何気ない口ぐせが、その方の売り上げや経営状態を決めていることがあるんです。
先述の「小さな教室なので、売り上げが多くない」は、ご自身の教室を「小さな教室」や「売り上げが多くない」とご自分で決めちゃってるんですね。
また「ウチは、個人でやってる零細企業なので…」は、零細企業は売り上げ規模が小さいと決めておられます。
でも、先ほどもお伝えしたように、辞書にはそのような定義はありませんでした。
けれども、ご自身が上記のように決めておられると、結果としてそのとおりの売り上げ規模になりがちです。
このように、私たちが普段何気なく使っている言葉が、私たちの現実を創りだしています。
小さな人気教室!
だとするなら、先生が望んでおられる状況を表す言葉を意識的に使ってみてはどうでしょうか?
例えば、今よりも売り上げを伸ばしたいとお考えなら、上記の言葉をもじってこんな表現を使ってみるのもよいかもしれません。
- 私は、小さな人気教室やっています
- ウチは、唯一無二の零細企業です
冒頭でもお伝えしましたが、言葉は口に出したものだけではありません。
心の中で思ったことも言葉です。
だから、上記を口にせずとも“心意気”としてはそうあってもよいのではないでしょうか?
実際に“小さな教室”であったとしてもレッスン単価が高額であれば売り上げは大きいものになり得ます。
また、ご自身が望まれるなら“小さな教室”でありつづけなくてもよいと思います。
何百人もの生徒が受講する小さな教室
ちなみに、僕のクライアントの先生の中にはご自身のレッスンを、映像教材として販売されている方もおられました。
ちなみにその方は、おひとりで教室をされている先生です。
でも、ご自身のレッスンを時空を超えて何百人もの生徒さんが受講されています。
そういった実例を知っている僕としては、こう思ってしまいます。
はたして“小さな教室”は、本当に売り上げが少ないのか?
零細企業は、本当に売り上げが少ないのか?
言葉が変わると反響が変わる
ということで、もし、今先生が望んでおられない状況があるとしたら、ご自身の「言葉」に意識を向けてみてください。
望んでいない現実を創りだしている“言葉”が潜んでいるかもしれません。
また、ご自身が望んでおられる状況を最適な言葉で表現してみてください。
このとき、先生がしっくりくる言葉で表現することが大切です。
望む現実を、最適な言葉で表現できると、それは必ず現実化します。
僕は、それを多くの先生方のホームページで実践し、証明してきました。
言葉が変わると、確実にホームページの反響は変わります。
それくらい、言葉は強力なんです。
先生なら、どんな言葉で望む現実を創りますか?
ご自身にとっての、最適な言葉を表現してみてください。