ボイストレーニング教室が、半年で継続率アップと利益が2倍になったネット集客成功事例

ボイストレーニング教室が、半年で継続率アップと利益が2倍になったネット集客成功事例

実は、筆者(増地)はかつてボイストレーニングに通っていた経験があります。

趣味のカラオケで、大ファンのGLAYさんの曲を原曲キーで上手に歌いたかったからです(GLAYさんのキーは、男性にとってはキーが高いんです)。

さて、近年はネットを活用して生徒募集をがんばっておられるボイストレーニング教室さんも増えています。

そこで今回は、弊社クライアントさまで生徒さんの継続率がアップし、また値上げした結果、半年間で利益が2倍になったボイストレーニング教室さんのネット集客成功事例を紹介したいと思います。

教室生徒募集の専門家、増地 崇と申します

教室生徒募集の専門家、増地 崇

私は2004年にインターネットビジネスで起業し、これまで30業種を超えるビジネスのネット集客をサポートしてきました。

そして、2011年からは教室のための生徒募集サポート「ツナガル」をはじめました。

もともと私が教室のネット集客をはじめたきっかけは“母”でした。

私の母は、私が幼いころから母の父(私の祖父)が約40年前に創業した学習塾を引き継ぎ、塾長をしておりました。

母は毎日のように昼夜問わず綿密に授業の準備を行い、日々の授業に当たっている姿を間近で見てきました。

今振り返ると、私が学生時代の頃などは仕事と家事との両立は大変だったと思います。

そのような経緯を経て、私がインターネットビジネスをはじめて「ネット集客」のスキルを身につけて行くと「ネット集客で母の塾を手伝って上げたい」と自然と思うようになりました。

そしてホームページを作り、ネット集客に取り組んだ結果、ネットからの入会者を得ることができました。

下に載せております、ネットコンサルタントの平賀正彦先生のご著書「ネットの稼ぎ方入門」では、私の母の学習塾のネット集客事例が紹介されました。

またコンサルティングにおいては、おかげさまで15万円の講座をネットで集客する先生や、1ヶ月で30名の生徒さんを集められた先生、さらには1年で生徒数を約2倍にされた先生も出てこられました。

そしてそういった実績が認められ、専門誌に執筆をさせていただいたこともあります(下記写真右)。

事例提供 記事執筆

小谷ボイストレーニング教室さま(大阪府東淀川区)のネット集客事例

小谷ボイストレーニング教室さま(大阪府東淀川区)のネット集客事例

生徒数は、現在でもそこそこいるんですが、もう少し継続率を上げたいのです…

大阪府東淀川区で「小谷ボイストレーニング」を主宰しておられる小谷泰久先生は、はじめて私とお話させていただいた際に上記のようなお悩みをご相談くださいました。

私は、先生のお話を聞いたとき、とっさに「あ、集客力のある方が来られたな」と思いました。

なぜなら、私にご相談くださる先生の多くは、はじめは「生徒数を伸ばしたい」とご相談されるからです。

つまり、私にご相談くださる先生方の多くは、現状望んでおられるほどの生徒数ではないということだと思うんですね。

しかし、小谷先生はご相談くださった冒頭で「生徒数は、そこそこいる」とおっしゃいました。

くわしくお話を伺うと、私にご相談くださる5年ほど前から私のことを知ってくださっており、私が発信しているメールマガジンやブログなどをご覧くださっていたんだそうです。

そして、そこで得た知識をもとに、ご自身でホームページをお作りになられてネット集客を実践しておられました。

私も、小谷ボイストレーニング教室さんのホームページを拝見して、すぐに「ネット集客を勉強しておられるな」ということが感じ取れました。

教室ビジネスで継続率が大切な理由

「生徒さんの継続率が低い」という課題は、生徒さんがある程度集まりはじめた頃から表面化します。

ですので、生徒さんが集まった後の課題は「継続率」と言えるかもしれません。

継続率が低いと、せっかく新しく生徒さんが入会されても、その分、生徒さんがお辞めになってしまう状態になります。

そうなると、新規入会者数は伸びても収益が伸びません。

また、教室ビジネスにかぎらずマーケティング(集客)の世界では、昔から“格言”のように、つぎのことが言われています。

新規集客にかかるコストは、リピート(継続)にかかるコストの5倍である。

このときの「コスト」とは、お金だけでなく、時間や労力も含まれます。

例えば、新規集客に力を入れないといけない教室ビジネスは、集客のためにチラシやを撒いたり広告を打ったりしつづけなくてはいけません。

また、まずは入会する見込みのある生徒さんを集めるために「無料体験レッスン」なども行わなくてはいけません。

そのための人件費がかかりますし、無料体験レッスンによってすべての方が入会するともかぎりません。

つまり、新規集客をしつづけなければいけない教室さんは、結果的に利益が薄いビジネスになりがちなんですね。

しかし逆に、一度入会してくださった生徒さんがずっと通いつづけてくれれば、上記のようなチラシや広告にお金をかけたり、無料体験レッスンに時間を割くことが大幅に少なくなります。

とりわけ、個人や少人数で教室を運営されている方は、この違いが“いかに、自分の業務に大きな違いをもたらすことであるか?”を深く実感していただけるのではないでしょうか?

生徒さんと絆を深めましょう

生徒さんと絆を深めましょう

小谷先生とはじめてお話した際、私は先生に「生徒さんとの絆づくりを行いましょう」とお伝えしました。

具体的には、先生ご自身の趣味や最近ハマっているもの、また最近感動したことや最近観た映画などといった、パーソナルな情報を生徒さんに伝えることをご提案しました。

「パーソナルな情報をブログで書いてもいいですし、最近の他のクライアントさんの教室の事例ではLINE@(LINE公式アカウントに名称変更)を使って、パーソナルな情報を発信している方もおられます。先生は、これまでパーソナルな情報を生徒さんにお伝えになっていらっしゃいましたか?」

そのように小谷先生に伺ったところ、これまではご自分のパーソナルなことは(レッスン中も含め)あまりお話になっておられなかったそうです。

こうして「生徒さんとの絆を深める」ことを、ひとつの課題として小谷先生と私の二人三脚での取り組みがはじまりました。

なぜ、絆を深まると継続率が伸びるのか?

なぜ、絆を深まると継続率が伸びるのか?

先生と生徒さんとの絆が深まると、継続率が向上します。

それは、生徒さんがレッスンに通う目的が変わるからです。

例えば、ボイストレーニング教室であれば、生徒さんがレッスンに通う目的は「歌がうまくなりたい」だったりします。

しかしこの目的の場合、生徒さん“ご本人”が「歌がうまくなった」と感じたら、それ以上レッスンに通う目的がなくなってしまいます。

すると、生徒さんは短期間のうちにお辞めになられてしまうんですね。

けれど、生徒さんとの絆が深まると、生徒さんは「歌がうまくなる」という目的以外にもレッスンに通う目的を見出しはじめます。

それは例えるなら、学生時代の部活のようなイメージです。

めざせ!大人のブカツ計画!

めざせ!大人のブカツ計画!

部活に行くのは、もちろん練習があるからですが、でも練習だけの目的ではなかったと思うんです。

“仲間や先生に会いに行く”みたいな感覚もあったと思うんですね。

もしくは、そこに「自分の居場所」があったからだと思うんです。

そのように、教室やレッスンにも「自分の居場所がある」と感じられた生徒さんは「歌がうまくなる」目的だけで、通わなくなるんです。

さらには、先生のほうから「歌がもっとうまくなることで、こんな楽しいことがあるんですよ!こんなにハッピーなことがあるんですよ!」といった、未来ヴィジョンを生徒さんに伝えて、見せて、経験させてあげることも大切でしょう。

例えば、ボイストレーニング教室であれば「コンサート」などを開催して、大勢のオーディエンスの前で歌う機会や経験を与えてあげるのもひとつかと思います。

そうした経験が、生徒さんとの絆を深めます。

そして生徒さんは、当初自分が抱いていたよりも「もっと歌がうまくなりたい、表現力を高めたい」といった、新たな目的を見出すようになります。

その結果、継続率が伸びるんですね。

本当に必要とする方に、通っていただく

本当に必要とする方に、通っていただく

さて、小谷先生のお話に戻りましょう。

「絆づくり」および、それに基づく「継続率アップ」が大テーマでしたが、小谷先生がパーソナルな情報を発信する以外にも、継続率アップのための取り組みを行いました。

そのひとつが「対象顧客の明確化」です。

別の言い方をすれば、小谷先生のレッスンを「本当に必要としている方は、誰なのか?」を明確化して行きました。

「ボイトレに通う方って、どんな方が多いんですか?」

このように小谷先生に質問してみると、生徒さんが実に多様であることに気づかされます。

小谷先生「趣味で、カラオケが上手になりたい方もいらっしゃいますし、音大や音楽高校をめざしている方、それからオーディションなどを受けている方やミュージカル志望の方、あとはすでにプロで活動されている方もいらっしゃいます。その他には、経営者の方で講演をされる方が“すぐ声がかれてしまうので発声を習いたい”と言って通われたりもしています。」

サポートを開始した当時は、やはり「カラオケで上手に歌いたい」という目的で通っておられる生徒さんがほとんどだったそうなんですね。

そして実は、「カラオケで上手に歌いたい」生徒さんが(どちらかというと)、すぐにお辞めになっていたのだそうです。

継続率が低い原因は、絆だけではない!

継続率が低い原因は、絆だけではない!

「継続率」という観点だけで、あえて誤解を怖れず申し上げますが「カラオケで上手に歌いたい」という動機の生徒さんは、どうしても継続率が低くならざるを得ません。

なぜなら、先にも少しお伝えしましたが、ご本人が「上手になった」と感じれば、レッスンに通う理由がなくなるからです。

いくら先生が「もっとうまくなれる」と思っていらしたとしても、生徒さんご本人がうまくなったと満足されたら、通うことをお辞めになられるんですね。

そして別の見方をすると、仮にカラオケで上手に歌えなかったとしても日常生活で困ることがあまりないと思うんです。

「カラオケが上手に歌えないと、どうしても困る!」ということって、あんまりないと思うんです(しいて言えば、カラオケ大会の直前などでしょうか?)。

そのため、上達することよりもレッスンをつづけることのほうが大変だと感じると、お辞めになっちゃうんですね。

このような「浅い悩み」の生徒さんが多くなると、どうしても継続率は低くならざるを得ません。

ですので、このような場合には、はじめから「継続率の高い生徒さん」を率先して集めることを意識してネット集客を行われることをオススメいたします。

本当に必要としているのは、この生徒さんだ!

そこで私は、小谷先生にこのように伺いました。

「既存の生徒さんの中で、継続率の高い生徒さんってどういう方ですか?」

すると、小谷先生が挙げられたのがつぎのような生徒さんたちでした。

  • 音大・音楽高校進学志望の方
  • オーディション・ミュージカル志望の方
  • 講演などを行うビジネスパーソン

今、挙げた方たちというのは「歌(発声を含む)が上手になりたい」というお気持ちだけでなく「歌が上手にならなければいけない」という気持ちもお持ちなんですね。

なぜなら、歌が上手にならなければ、志望校やオーディションなどに合格できないからです。

また合格したとしても、そこからが“本当のスタート”であり、より高いパフォーマンスを求めてさらなる鍛錬が必要な方たちでもあります。

そのため、継続して小谷先生からレッスンを受けたい意欲の高い方たちである傾向が高いんだと思うんですね。

もちろん「カラオケをもっと上手に歌いたい!」という意欲の高い方もいらっしゃるとは思います。

ですが「継続率の高い生徒さん」の傾向としては、やはり上記に当てはまる方たちになるのだと思います。

それらを踏まえて、上記の方たちを“理想の生徒さん”と考えることにいたしました。

そして、そのような方たちが集まるホームページへと改善する取り組みを進めました。

言葉のチカラで、理想の生徒さんは集められます

言葉のチカラで、理想の生徒さんは集められます

私が、クライアントの先生のサポートにおいて、もっとも注力するのが「トップページの教室案内文」です。

トップページのクオリティが、ネット集客の成否を大きく分けると言っても過言ではありません。

そこで私は、これまでクライアントの先生のすべてのホームページの教室案内文を執筆してきました。

私が先生に代わって、ホームページの文章を書かせていただいてきたのには、大きくつぎ2つ理由があります。

  • 先生は、レッスンがお忙しくてじっくりと時間を取って文章を作成することが大変だから
  • 私(増地)が、25種類以上の教室のネット集客のための文章を書いてきた経験から、効果的な文章作成のノウハウがあるから

そして、その経験から断言できることがあります。

それは「言葉のチカラで、理想の生徒さんは集められる」ということです。

さらにつけ加えるなら、1通の優れた教室案内文があれば、その後、数年間に渡ってその文章が生徒さんをつれて来てくれます。

そのような文章がホームページに掲載されていれば、その間、先生は特に何もすることはありません。

ホームページが、24時間365日、先生に代わって教室の魅力を最適に伝えてくれます。

そして、先生の教室に理想の生徒さんが自然に集まります。

それくらい、言葉には現実を創造する力があるんです。

この表現があるだけで、変わります

この表現があるだけで、変わります

実際に、小谷ボイストレーニング教室さんの場合も、私がトップページの文章を執筆させていただきホームページを改善してから、上記の理想とする生徒さんが集まるようになりました。

では、具体的にどのような表現によって、理想の生徒さんを集めたのでしょうか?

それは、つぎの表現です。

理想の生徒さんを集めた、具体的な表現

つぎのような方が通っておられます(見出し)

・カラオケで上手に歌えるようになりたい(高音を歌いたい)方
・音大をめざしている方
・ミュージカル志望で、劇団に入りたいとお考えの方
・オーディション合格をめざしてがんばっておられる歌手、俳優志望の方
・プロの歌手
・学校の先生
・セミナー講師
・コールセンターに勤務されている方
・飲食店など接客業をなさっている方 etc

この箇条書きの中に、先ほどから挙げている“理想の生徒さん”がちゃんと記述されていますよね。

また、見出しの「つぎのような方が通って“います”」も大切です。

これからレッスンを受けようかどうか迷っている方にとっては“すでに、自分と同じような境遇の方がレッスンに通っている”とわかることは、大きな安心感につながります。

そして同時に「小谷ボイストレーニング教室に通えば、自分の悩みが解決できる!」といった希望を感じはじめるでしょう。

よくよく考えると、当たり前のことかもしれません。

けれど、意外とこのような記述が見落とされている教室さんは少なくありません。

誰が教えているのか?も大切

上記のように希望を持ってくださった方を、実際に教室にまで足を運んでもらおうとするなら、まだ伝えるべき情報があります。

それは「先生が、本当に信頼できる人物なのか?」ということです。

もう少しくわしく言うと「先生は、本当に私の悩みを解決できるほどのスキル・指導力のある人なのか?」が、まだ疑われてしまっているんですね。

しかし、それは仕方ありません。

なぜなら、ホームページを見た時点では読み手はつぎのような状態だからです。

  • まだ、先生に直接会って話したことはありません
  • まだ、レッスンを受けたこともありません
  • まだ、教室に足を運んだことすらありません

それで「先生を信用しろ」というのも、少々ムリがあると思うんですね。

そこで、小谷ボイストレーニング教室のホームページでは「いかに小谷先生が、ボイストレーニングの専門家として信頼のおける人物なのか?」ということを表現することにしました。

具体的には、トップページの本文冒頭のキャッチコピーです。

音大出身・発声のプロが教える!
人生が変わる“えぇ声〜”の魔法

専門性を、いかにわかりやすく打ち出すか?

特に「音大出身・発声のプロ」という記述ですね。

ボイストレーニング教室の先生なので、音大出身だったり発声のプロという表現は“当たり前”と思われるかもしれません。

ですが、実際にこの表現があるのとないのとでは、反響に大きな違いをおよぼします。

また小谷先生は、ご自身が現在もプロの歌手としてコンサートなども行なっていらっしゃいます。

さらには、ご自身のパフォーマンスを高める過程で、独自のボイストレーニングメソッドを体系化していらっしゃいました。

なので本当は「音大出身・発声の“プロ中のプロ”!」と表現してもよかったのかもしれません(笑)。

ですが、ちょっと意味がわかりづらくなるのでやめました(笑)。

いずれにしても、先生の専門家としてのスキルの高さを表現することで、生徒さんは先生および教室に安心感を抱くようになります。

さらには、それをできるかぎり“わかりやすく”伝えることが大切なんですね。

読み手である生徒さんは、ボイストレーニングや音楽についての専門家ではありません。

ですので、なるべく難しい表現や専門用語は避け“小学生でも理解できるくらい、わかりやすく”伝えなければ伝わりません。

そこが、私のウデの見せ所でもあります。

本当にうまくなるか?はもっと大切

本当にうまくなるか?はもっと大切

「つぎのような方が通っておられます」で、自分の悩みが解決できる希望を見出し「先生の専門性の高さ」によって安心感が芽生えたら、読み手はレッスンに参加してくれるでしょうか?

いいえ、もうひとつ読み手の背中を押してあげられるような“ある情報”が必要です。

それは「生徒さんの声」です。

これからレッスンに通うことを検討している方が、もっとも知りたいことは「ぶっちゃけ、本当に自分もうまくなるの?」だと思います。

そこに確信が持てれば、レッスンに参加することを決められると思うんですね。

そして、その確信を与えることができる情報として効果的なのが、すでにレッスンに通っておられる「生徒さんの感想」なんです。

「生徒さんの声」とは、言い換えるなら「ボク・アタシ、レッスンでこんなにうまくなりましたよ!」といったことが、生徒さんご本人の口から語られた文章と言えます。

つまりは、読み手の方からの「ぶっちゃけ、本当に自分もうまくなるの?」という“問い”への「はい、なれますよ」という“答え”とも言えます。

「生徒さんの声」の重要性については、これまで私はブログやメールマガジン、さらには無料動画講座などで再三、お伝えしてきました。

小谷先生は、それをご覧くださっていたのか私がサポートさせていただいた時点で、大変多くの生徒さんからレッスンのご感想をいただいておられて、そしてそれらをホームページに掲載しておられました。

参考:Amazonで買い物をしたことがありますか?

参考:Amazonで買い物をしたことがありますか?

ところで、これをご覧の方の多くは、これまでにAmazonや楽天などの通販サイトで、何かしらの商品を購入したご経験がおありではないでしょうか?

そのときを、ちょっと思い出してみていただけませんか?

同じような商品、似たような商品が複数あって、どれを購入しようか迷われたことはありませんでしたか?

そのとき「よし、これにしよう!」と特定の商品に決める一番の“決め手”になったものは何でしたか?

実は、この質問に対して多くの方が「星の評価やレビュー」とお答えになります。

実際には“いいレビュー”が“たくさん”書かれている商品が売れやすい傾向があるようです。

ちなみに「レビュー」とは、すでにその商品を購入した方が書かれた感想のことです。

これは、教室のホームページも同じです

これは、教室のホームページも同じです

実は、生徒さんが教室を選ばれる際も「生徒さんの声」を重視される傾向があります。

そして、Amazonのレビュー同様に“よろこびの声が、たくさん掲載されている”ほど、読み手は「この教室なら、うまくなれそうだ」という確信を深めるようになります。

そういう観点から、小谷先生がすでにたくさんの生徒さんの「よろこびの声」をホームページに掲載しておられたことは、ネット集客において大変有利に働いたと言えます。

読み手が「生徒さんの声」を重視するのは、それが生徒さんの教室に対するリアルな本音だからです。

売り手側(先生および教室)の“売り込み”とも取られかねない文章よりも、生徒さんの“実際の声”のほうが信頼できる情報なのだと思います。

そう考えると、極端な言い方かもしれませんが、仮に「生徒さんの声」が100人分掲載されていたら、教室のことがさほど書かれていなくてもホームページから申し込みを獲得することはできると私は思います。

それくらい「生徒さんの声」は重要ですし、ネット集客おける強力な“磁力”になります。

だからこそ、私は先生方をサポートする一番はじめの段階で「生徒さんの声を集めてください」とお願いをしています。

ホームページの目的とはズバリ!

ホームページの目的とはズバリ!

さて、これをご覧のあなたも、ここまでのことをご自分のホームページに取り入れていただければ、今よりも確実に反響を得られるはずです。

しかし、もっとも大事なことをまだ伝え忘れていました。

それは、上記のような情報を読み手に伝えた結果「最終的に、読み手にどんな行動を取って欲しいのか?」ということです。

言い換えるなら「ホームページの目的は何か?」ということです。

ズバリ、私が考えるホームページの目的とは「体験レッスンに参加してもらうこと」です。

大切なことなので、もう一度お伝えします。

ホームページでめざすゴールとは、体験レッスンに参加してもらうこと!

なぜ、入会ではないのか?

なぜ、入会ではないのか?

ホームページで新規入会者を集めようとすると、望んだ成果は得られにくいでしょう。

しかし、ホームページで体験レッスンの参加者を集めると、望んだ入会者を得られるでしょう。

私は、体験レッスン参加者の最大化が、入会者数に比例すると考えています。

先ほども少し触れましたが、ホームページを見た時点での読み手の状態をもう一度、思い出してください。

  • まだ、先生に直接会って話したことはありません
  • まだ、レッスンを受けたこともありません
  • まだ、教室に足を運んだことすらありません

いくら信頼できる先生で信頼できるレッスンであっても、上記の状態で入会金を支払って、毎月月謝を払って通いつづけることを決められるでしょうか?

けっこう、心理的にハードルが高いと思うんですね。

そこで、ホームページでは「まずは、体験レッスンに参加してみませんか?」とお伝えするんです。

読み手にとって、入会よりも心理的なハードルが低く、行動しやすい提案が「体験レッスン」です。

ネットとアナログを組み合わせて効果倍増!

ネットとアナログを組み合わせて効果倍増!

そして読み手が、実際にレッスンを体験すると、つぎのように変化しますよね。

  • 先生に直接会って、お話することができました
  • レッスンを受けました
  • 教室に足を運びました

たとえ「体験レッスン」と言えど、この時点で読み手はご自分の時間と労力を使ってレッスンに参加されています。

ですので、体験レッスンに参加すると決めた時点で、かなりの確率で入会を視野に入れて来られていると言えます。

そのため、よほど体験レッスンで不快な思いをしないかぎりは、レッスン後スムーズに入会に結びつけることができるんですね。

しかしこれが、ホームページ上で「新規入会募集」と打ち出してしまうと、このような結果はもたらされません。

いくら「ネット集客」と言っても、すべてをネットで完結する必要はありません。

「体験レッスン」など“アナログ的”なやりとりを組み合わせることが、結果的に数多くに生徒さんに入会していただけることにつながります。

小谷ボイストレーニング教室が、速攻で成果が出たワケ

小谷ボイストレーニング教室が、速攻で成果が出たワケ

小谷ボイストレーニング教室さんは、上記までの取り組みを行なうと、ほどなくして実際に理想とする生徒さんが集まりはじめました。

時間的には、ホームページを改善してから1ヶ月も経たないうちだったと思います。

このような成果は、私がサポートする先生の中では早い方だと思います。

なぜ、小谷ボイストレーニング教室さんは、そのように短期間にネット集客がうまく行きはじめたのでしょうか?

その大きな理由のひとつは「SEO対策」です。

「SEO対策」とは、GoogleやYahoo!で検索した際に、検索結果の上位に表示させるための施策のことです。

検索結果に上位表示できるとホームページの露出が高まり、検索経由でホームページへの訪問者を集めることができます。

ホームページを見てくれる人が増えれば、それだけ申し込み人数も増える可能性が高まります。

教室ビジネスでは、このキーワードを狙え!

教室ビジネスでは、このキーワードを狙え!

ちなみに、教室ビジネスの場合「地域名 + 教室のジャンル」での検索結果で上位表示できると教室に通ってくれる見込み度の高い方をホームページに集められるようになります。

具体的には、つぎのようなキーワードです。

  • 世田谷区 ピアノ教室
  • 千葉市 パン教室
  • 京都市 英会話スクール etc

そして、小谷ボイストレーニング教室さんの場合、私がサポートさせていただいた時点で、すでに“狙うべきキーワード”の検索結果に上位表示されていました。

つまり、小谷先生の教室に通う見込みの高い方がすでにホームページを見に来られていたんです。

そのため、後は打ち出すべきメッセージや申し込みまでの導線を整えるだけでよかったんですね。

ネット集客でやることは、たった2つ

ネット集客でやることは、たった2つ

「ネット集客」とひと口に言っても、現代はホームページ以外にもブログやFacebook、Instagramなどさまざまな媒体があります。

しかし、どんな媒体であっても集客のために行うべきことは“たった2つ”しかありません。

それが、つぎの2つです。

ネット集客でやることは、たった2つ

ホームページなどに、見に来てくれる人を集めるのが「集客」

そして、見に来てくれた人を効率的に申し込みに結びつける工夫が「成約」です。

ネット集客は、この2つを整える作業とも言えます。

そして、先にもお伝えしたとおり、小谷ボイストレーニング教室さんは「集客」がすでにできていたので「成約」に注力するだけで、短期間に成果がもたらされました。

レッスンを見直し、月謝を改定

レッスンを見直し、月謝を改定

こうして、小谷ボイストレーニング教室さんは、だんだんと先述の“理想の生徒さん”の割合が多くなってきました。

その結果、その方たちにより最適なレッスン内容を提供する必要性も高まってきたんですね。

そうすると、従来のレッスンから大幅にレッスン内容を見直すことになりました。

それに伴い、先生はレッスン料も見直し、値上げされました。

でも、レッスン料を値上げするにあたっては、当初、小谷先生はご不安だったそうです。

「値上げして、生徒さんが来なくなったらどうしよう…」

しかしご不安は、杞憂に終わりました。

なぜなら、値上げをしても毎月の反響が一向に変わらなかったからです。

利益が2倍に!

利益が2倍に!

また同時に“理想の生徒さん”たちが増えたので、継続率も向上したんですね。

その結果、以前に比べて生徒数も増えて、またレッスン料も上がったのでサポート前から比べると利益が2倍になったそうです。

ちなみに、私としてうれしかったのは、利益を2倍にするために生徒数が2倍にはならなかったことです。

とりわけ、個人・少人数でやられている教室の場合、先生が教えられる時間・人数にはどうしても上限があります。

そして、ネット集客がうまく行きはじめると、その上限はすぐにやって来るんです。

ですので私は、クライアントの先生方には「少ない人数でも経営が安定するよう、レッスン料を設定したり継続してくださる生徒さんに来ていただくようにしましょう」とお伝えしています。

私は、先生の本分は「いいレッスンを提供すること」だと考えています。

そして“いいレッスン”を提供するためには、先生ご自身が見識を広げる経験や心身を健康に保つ時間なども必要になります。

そういった時間を確保することも含めて「ビジネスモデル」についてのアドバイスをさせていただくことも少なくありません。

本当は、継続率は高いもの

本当は、継続率は高いもの

私の経験を申し上げると、もともと教室ビジネスは他の業種と比べても継続率(リピート率)の高いビジネスだと思います。

例えば、太陽光発電を販売している会社さんの場合、太陽光発電システムをお客さまのお宅に取りつけたら、来月同じお客さまのお宅に太陽光発電を取りつけることはありませんよね。

でも教室の場合、今月通ってくださった生徒さんが、来月も通ってくださって月謝を支払ってくださるということ“当たり前”のように行われます。

僕のクライアントの先生でピアノ教室さんなどは、5歳から通いはじめて高校を卒業する18歳まで通いつづけるケースも決して少なくないのだそうです。

このような「継続率の高さ」は、ビジネスにおいて大変有利に働きます。

なぜなら、現時点で未来の売り上げが予測できるからです。

そして、この予測は大幅にズレることはありません(今いる生徒さんが、来月ゼロになったりすることは現実的に起こりづらいからです)。

未来が見える経営とは?

未来が見える経営とは?

先々の収益が予測できるということは、それに基づいた経営計画が立てやすくなります。

そして、先々の収益が見込めるからこそ、勝負すべき時期に一気に勝負に打って出ることもできます。

それは、3〜6月ごろの(業種によって前後しますが)、生徒募集が活発化する時期に広告を打ったり、またホームページを作成したりなども具体的に計画することができます。

何より、先々の収益が見込めることは、精神的に大きな安心感をもたらします。

逆に不安なときは「どうしよう…」という想いばかりが先行して、現状を打開するための「こうしよう!」というアイデアや実行に乏しくなりがちです。

そういった面からも、継続率の高さはビジネスにおいては重要なんですね。

最後に、増地より小谷先生へ

さて、現在、小谷先生はこれまでのご経験を活かし、新たなサービスをはじめようとされています。

それは、他の教室ビジネスでは“当たり前”に行われている、収益を大きく伸ばすことができるサービスになると私は考えています。

しかし、まだ全国のボイストレーニング教室では行われていません。

そして、小谷先生のその取り組みは、ボイストレーニング業界や音楽関係者にとっての新しいビジネスモデル・新しい雇用・新しい職業を生み出す、次世代の社会創造に貢献する取り組みでもあると私は考えています。

目標に向けてコツコツ取り組まれる小谷先生なら、必ずその偉業を成し遂げられると私は信じています。

さて最後に、小谷先生のお人柄が垣間見えるエピソードを紹介して終わりたいと思います。

小谷先生は、大変穏やかで物腰の柔らかい先生でいらっしゃいます。

それでいて、関西人ならでは(!?)のユーモアもお持ちです。

例えば、トップページ本文冒頭のキャッチコピー「えぇ声〜」は、関西の方ならほとんどの方がわかるんじゃないかっていうぐらい、おなじみのフレーズですよね(by おかけんたさん)。

ちなみに、先にもお伝えしましたが私のサポートでは、私がトップページの文章を先生方にヒアリングしながら書き上げます。

しかし小谷先生の場合「えぇ声〜」というフレーズを、小谷先生ご自身がキャッチコピーとして持って来られたんです(笑)。

正直、小谷先生の真面目で実直そうな印象からは想像ができなかったので、はじめはビックリしました。

でも、小谷先生の印象と「えぇ声〜」のギャップがとてもおもしろかったですし、何より読み手のお客さまにとってもベネフィットを与えていることは間違いないので、即採用したんですね(笑)。

また、小谷先生は、毎回のミーティングで出てきた課題をしっかりと次回までに実践してくださいます。

その真面目で努力を怠らない姿勢と、持ち前のユーモアさが世の中にしっかりと伝わったことが、現在の成果に結びついたのだと私は考えています。

これからは、ボイストレーニング業界のリーダー的存在として、さらにボイトレ業界の発展につながるような活動をなさると思います。

小谷先生の持ち味である真面目さとユーモアさで、ますますのご活躍を期待しております!

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【教室集客ツナガルのミッション】

  • 先生が、ありのままの個性を発揮して理想の教室経営を実現するサポートをする
  • 先生のみならず、先生方の業界の発展に貢献する
  • 誰もがありのままで生きられる「調和の世界」を実現する
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