前回、ホームページの成約率を高める大前提として
●誰に
●何を
を明確にしましょうとお伝えしました。
そして、まずは「誰」を明確化するために、特定の人物を
挙げてもらうようにしました。
それについて、ご質問をいただいたのでお答えしたいと思います。
【質問】
ターゲットを絞り込むのが大事なのはわかるのですが。
絞り込むと、お客さんの数が少なくなってしまいませんか?
【回答】
はい、少なくなることは考えられます。
ただ、ネットの特性を活かすと少なくなる危険性を回避できます。
それを
「ベンザブロック大作戦」
と名づけました(笑)
風邪薬のベンザブロックのCMはご存知ですか?
「あなたの風邪はどこから?」
「私は鼻から・・・」
「そんなあなたに”黄色”のベンザ」
♪あなた?の風邪に?狙いを決めて? ベンザブロック♪
っていうCMです(笑)
この風邪薬は、症状ごとにそれぞれ対応する商品が
用意されています。
鼻づまり用⇒黄色のベンザ
のどの痛み用⇒銀のベンザ
熱用⇒青のベンザ
これまでの常識であれば、風邪薬で症状ごとに分かれては
いませんでした。
おそらく、ターゲットを絞り込むことで売上げアップを
狙っていると想像できます。
ただし、もし鼻づまり用だけしか売っていなければ、他の症状で
悩む人は買えません。
そうすると、売上げを落としてしまいます。
そこで、症状ごとにターゲットを絞り込んだ風邪薬を
販売し、その合計で売上げアップを狙っています。
おそらくこのほうが、これまでのように普通に
風邪薬を販売するよりも売上げが伸びているのだと思います。
これを、カルチャー教室のネット集客に置き換えると・・・
例えばギター教室に生徒を集めるなら
●アコースティックギターのクラスを紹介したページ
●エレキギターのクラスを紹介したページ
●クラシックギターのクラスを紹介したページ
というように、ギターの種類ごとに詳しく紹介するページを
作っておけばよいのです。
さらには、初級クラス・中級クラス・プロ養成クラスといった
レベルごとにも分かれたページも作るといいでしょう。
このようにすれば、トータルでギター教室に通いたい生徒を
たくさん集めることでできます。
これが「ベンザブロック大作戦」です(笑)