書道教室のネット集客成功事例〜2年間ゼロだったのが、毎月集客できるように!〜

衝動教室 ネット集客成功事例

長年、子どもさん向けの習い事の代表は、読み・書き・そろばんなどど言われてきました。

それは現代も変わりません。

今も、書道教室さんやそろばん教室さんなどは、お子さん向けの習い事としては根強い人気です。

しかし、そのような“伝統的な”習い事にも、確実に「ネット集客の波」がやって来ていることをご存知ですか?

そこで今回は、弊社クライアントさまで、安定的な生徒募集に成功されている書道教室さんの事例をご紹介したいと思います。

実は、こちらの書道教室さんは、私にサポートをご依頼くださるまでの約2年間、独自にネット集客を実践されるもほとんど反響がなくお困りでした。

  1. 教室生徒募集の専門家、増地 崇と申します
  2. 溪春書道教室さま(大阪市中央区)の生徒募集事例
  3. 集客を自動化させる!
  4. 2年間申し込みがない…
  5. しかし、問題はここからです
  6. 教室のネット集客でやることは“たった2つ”
  7. なぜ、フォロワーを増やすべきなのか?
  8. フォロワーとSNSの仕組みについて
  9. 見込み度の高いアクセスを集めよう!
  10. なぜ、フォロワーが増えても申し込みがなかったのか!?
  11. 検索対策(SEO対策)で、アクセスを集めよう!
  12. 見込み度の高いアクセスは、検索からやって来る!
  13. 溪春書道教室さんにしかない強みとは?
  14. 強み発掘ワーク
  15. 強みは、2回選ばれるための強力な磁力!
  16. 強みを打ち出すときのポイント
  17. あくまで“選ばれる”ための強み
  18. 答えは、必ずお客さまが知っている!
  19. 答えは、必ずお客さまが知っている!
  20. 強みを発掘し、よろこびの声で検証する
  21. たった5分で、文字が変わる!
  22. 真の強みを明確化!
  23. 成約率の高いホームページづくりに着手
  24. 瞬間的に、目に留めてもらう工夫とは?
  25. 刺さるキャッチコピーとは?
  26. 成果の8割はファーストビューで決まる!?
  27. 体験レッスンへの参加が成約の決め手
  28. 先生は、お客さまにとってどんな存在!?
  29. 集客の自動化とは?
  30. 先生のお仕事は何ですか?
  31. まとめ:書道教室のネット集客成功事例

教室生徒募集の専門家、増地 崇と申します

教室生徒募集の専門家、増地 崇

私は2004年にインターネットビジネスで起業し、これまで30業種を超えるビジネスのネット集客をサポートしてきました。

そして、2011年からは教室のための生徒募集サポート「ツナガル」をはじめました。

もともと私が教室のネット集客をはじめたきっかけは“母”でした。

私の母は、私が幼いころから母の父(私の祖父)が約40年前に創業した学習塾を引き継ぎ、塾長をしておりました。

母は毎日のように昼夜問わず綿密に授業の準備を行い、日々の授業に当たっている姿を間近で見てきました。

今振り返ると、私が学生時代の頃などは仕事と家事との両立は大変だったと思います。

そのような経緯を経て、私がインターネットビジネスをはじめて「ネット集客」のスキルを身につけて行くと「ネット集客で母の塾を手伝って上げたい」と自然と思うようになりました。

そしてホームページを作り、ネット集客に取り組んだ結果、ネットからの入会者を得ることができました。

下に載せております、ネットコンサルタントの平賀正彦先生のご著書「ネットの稼ぎ方入門」では、私の母の学習塾のネット集客事例が紹介されました。

またコンサルティングにおいては、おかげさまで15万円の講座をネットで集客する先生や、1ヶ月で30名の生徒さんを集められた先生、さらには1年で生徒数を約2倍にされた先生も出てこられました。

そしてそういった実績が認められ、専門誌に執筆をさせていただいたこともあります(下記写真右)。

事例提供 記事執筆

溪春書道教室さま(大阪市中央区)の生徒募集事例

書道教室 ネット集客事例

じつは、ご相談したいことが・・

なかなか集客できずに困っています。

(中略)なんとか来年には次のステップが見えるようにしていきたく切なるお願いでございます。どうかご教示の程よろしくお願いいたします。

大阪市中央区で溪春書道教室を主宰しておられる、藤田溪春先生からいただいたお問合せ内容の一文です。

誠実で丁寧な印象の文面からは、とても切実なお気持ちが伝わって来たことが思い出されます。

今回の、溪春書道教室さんの事例で明らかになったことは「教室集客には、独自の手法がある」ということでした。

誤解を怖れず言いますと、巷で言われている“一般的な”ネット集客は、教室集客においては成果が出づらい…。

そして“一般的なネット集客”とは、アメブロやFacebook、InstagramなどのSNSを活用した集客法です。

集客を自動化させる!

書道教室 ネット集客事例

もちろん、それらを活用して教室のネット集客に成功しておられる方もいらっしゃるとは思います。

しかし「集客の自動化」という観点からは、より優れた方法があると私は考えております(「集客の自動化」については、後述させていただいております)。

そして、溪春書道教室さんは「集客の自動化」のための仕組みづくりを行われた結果、ネットからの申し込みを安定的に獲得できるようになりました。

ちなみに、現状ネット集客のために行っておられることは、月に1,2回のブログ更新と不定期ですがInstagramとFacebookに投稿されています。

それ以外は、レッスンに専念していてもホームページから生徒さんがお申し込みになられているそうです。

2年間申し込みがない…

書道教室 ネット集客事例

先ほども少し触れましたが、藤田先生は私にサポートをご依頼くださる前、約2年間独自にネット集客を実践されていたそうです。

起業セミナーなどでネット集客を学ばれ、ワードプレスでホームページを作成されました。

そして、アメブロも立ち上げられ、ホームページとアメブロの両方でブログを書きはじめることに。

さらには、Faceook、InstagramなどのSNSも立ち上げられました。

特筆すべきは、その実践量です。

まず、ブログは毎日のように執筆されておられました。

また、アメブロ・Facebook・Instagramは、どれも2,000人近くのフォロワーさんを集めておられました。

上記SNSで、フォロワーさんを増やすための取り組みをなさったことがある方なら、これが“いかにスゴい数字か”というのはご理解いただけるのではないでしょうか?

2,000人ものフォロワーさんを集めるためには、ものすごい時間と労力がかかるんです。

藤田先生と同じように実践された方の中には、思ったほどフォロワーさんを増やすことができず途中で断念された方もいらっしゃるかもしれません。

それくらい、大変な努力の末に2,000人近くのフォロワーさんを獲得されておられることを強調してお伝えしたいと思います。

しかし、問題はここからです

書道教室 ネット集客事例

そこまでの努力を、約2年間に渡って継続されたにも関わらず溪春書道教室さんはネットから生徒さんを獲得できずにお困りでした知人からのご紹介やコラボイベントでの集客など、アナログ経由での入会はあったそうです)。

ネットからの反響があったとしても、体験レッスンの申し込みがチラホラ程度で入会には結びつかない状況だったそうです。

なぜ、これだけの実践を行っても、望んだ成果を手にすることができなかったのでしょうか?

実際に、ネット集客について書かれた本を読んだり、ネット集客のセミナーに参加するとアメブロなどSNSを活用した方法を見聞きすることは少なくありません。

そして藤田先生も、セミナーで学ばれたことを忠実に実践していらっしゃいました。

なのに、なぜ?

これは、大変重要なことです。

そして、溪春書道教室さんは、その“重要なこと”をご存知でなかったために約2年間ネット集客にご苦労なさったと言えます。

どういうことかと言うと、実は「教室のためのネット集客」というのが、存在するんです。

そして、教室に特化したネット集客の手法は、いまだに本やセミナーなどでもあまり見聞きすることがありません。

でも、ご安心ください。

その“秘策”とも言える「教室のためのネット集客」について、これから私がご説明いたします。

教室のネット集客でやることは“たった2つ”

教室のネット集客とは、とてもシンプルです。

実は、教室のネット集客において、取り組むべきこととは大きく分けると“たった2つ”しかありません。

その2つが、以下です。

書道教室 ネット集客事例

ホームページに、見込み度の高いアクセスを集める「集客」

集めたアクセスを効率的に、申し込みに結びつけるための施策である「成約」

溪春書道教室さんは、この2つを整えることで安定的なネットからの集客を実現することができました。

なぜ、フォロワーを増やすべきなのか?

書道教室 ネット集客事例

先ほど、溪春書道教室さんは、アメブロ・Facebook・Instagramにおいてどれも2,000人近くのフォロワーさんが、いらっしゃることをお伝えしました。

ここで、これをご覧の先生に質問です。

Q.なぜ、このようにフォロワーを増やす必要があると思いますか?

おそらく、藤田先生もセミナーで「フォロワーを増やしましょう」とアドバイスされたことで、フォロワーさんを増やす取り組みをなさったのだと思います。

なぜ、フォロワーを増やすとよいのでしょう?

もう、おわかりの方もいらっしゃるかもしれません。

それは、フォロワーを増やすことが、先に挙げた教室のネット集客における「集客」の一環だからです。

フォロワーとSNSの仕組みについて

書道教室 ネット集客事例

SNSについて簡単にご説明すると、アメブロもFacebookもInstagramも自分が発信した情報がフォロワーさんに通知される仕組みになっています。

そのため、フォロワーの数が多ければそれだけ多くの人に認知してもらえることが期待できます。

また、発信した情報にホームページのリンクを張っておけば、それをクリックしてホームページに訪れる方もおられることでしょう。

やはり、どれだけ優れたホームページを作成したとしても、もしくはレッスンの告知などを行ったとしても、それを見てくれる人がいなくては申し込みは得られません。

そこで、多くのフォロワーさんを獲得することで認知およびアクセスを促進し、その結果、申し込みを獲得することを目論んだのがSNS集客なのだと私は解釈しています。

しかし、もし上記の解釈がおおよそ正しければ、私は(誤解を怖れず申し上げますが)、SNS集客は労力に対する成果があまり期待できないと考えます(少なくとも、教室のためのネット集客においてはです)。

事実、溪春書道教室さんは望んだ集客成果を得ることができずにお困りでした。

ここに「教室のためのネット集客」の特性が垣間見えます。

見込み度の高いアクセスを集めよう!

書道教室 ネット集客事例

教室さんがネットを活用する場合「集客」は“見込み度の高さ”を重視することが、もっとも重要です。

先生の教室に通う“見込み度の高い方”に、認知してもらったりホームページを見てもらうことが大切なんです。

そして私は「見込み度の高い方」とは、つぎの“2つの条件”を満たしている方だと定義しています。

  • 1.先生の教室に興味を持っていること
  • 2.先生の教室に通える地域に住んでいること

例えば、どれだけ溪春書道教室さんのレッスンに参加したい方がホームページに訪れたとしても、その方が北海道や沖縄にお住まいの方であれば、なかなか申し込みには至りづらいと思うんですね。

溪春書道教室さんは、大阪市中央区でレッスンを行っておられます。

それを踏まえると、大阪市中央区にお住まいまたは通勤しておられて、溪春書道教室さんのレッスンに興味をお持ちの方が、もっとも見込み度が高いと言えます。

なぜ、フォロワーが増えても申し込みがなかったのか!?

書道教室 ネット集客事例

くり返しますが、溪春書道教室さんはさまざまなSNSを駆使し、それらにおいて2,000人近くものフォロワーさんがいたにも関わらず望んだようなネットからの反響を得ることができませんでした。

その原因のひとつは“見込み度の低さ”だと、私は判断いたしました。

どれだけフォロワーの“数”を増やしたとしても、そしてそれによってホームページへのアクセスの“数”を増やすことができたとしても、それらのほとんどが先にあげた2つの条件を満たしていなかったことが考えられます。

教室ビジネスにおいては、オンラインレッスンをのぞいて“地域性”を考慮する必要があります。

どれだけ溪春書道教室さんのレッスンに興味があったとしても、教室に通える“地域”にお住まいでない方は申し込みには至りづらいと言わざるを得ません。

また、教室に通える“地域”にお住まいであっても、溪春書道教室さんのレッスンに興味がなければ、こちらも申し込みには至りづらいでしょう。

そして、上記の2つの条件を満たしていないければ、どれだけ多くのフォロワーさんにレッスンを告知したとしても(溪春書道教室さんのように)“のれんに腕押し”のような結果に終わってしまいます。

検索対策(SEO対策)で、アクセスを集めよう!

ですが、逆の見方をすれば、見込み度の高い方に認知してもらったり、ホームページに訪れてもらうことができたら申し込みを獲得できる確率が一気にグンと高まります。

実は、そのような“見込み度の高い方”に認知してもらう方法があるんですね。

それが「SEO対策」と呼ばれる方法です。

書道教室 ネット集客事例

「SEO対策」とは、Yahoo!やGoogleなどで検索したときに、検索結果の上位に表示させるための施策です。

例えば、現在(2019年)溪春書道教室さんは「大阪市 書道教室」と検索すると、検索結果の上位に表示されています。

このキーワードで検索する方というのは「大阪市内の書道教室を探している」もしくは「大阪市内の書道教室に通いたい」という意図を持っている可能性が高いことが考えられます。

そして(おわかりかもわかりませんが)このような方は、先述の“2つの条件”を満たした方である可能性が非常に高いんですね。

このように、SEO対策は先生のホームページに“見込み度の高いアクセス”を集めることができます。

見込み度の高いアクセスは、検索からやって来る!

書道教室 ネット集客事例

私の経験から申し上げますと、もっとも見込み度の高いアクセスは「検索経由」でやって来ます。

だからこそ、SEO対策は教室のネット集客において非常に重要な集客施策と言えます。

また、別の言い方をすれば、SEO対策は先生のホームページに見込み度の高いアクセスを集める“もっとも効果的な手法”であるとも言えます。

その際、溪春書道教室さんのように「地域名 + 教室のジャンル」のキーワードにおいて検索結果の上位にホームページが表示ができることをめざします。

ちなみに、私のクライアントの先生のホームページでは「地域名 + 教室のジャンル」のキーワードで上位表示できるようになると、アクセス数の増加とともに申し込みなどの成約率が高まる方もおられます。

それは(くり返しますが)“見込み度の高い方”を集めることができたからです。

つまり「教室のためのネット集客」においては、アクセスの“数”よりも“質”を重視するべきなんですね。

このことは、一般的なネット集客においてはあまり語られることのない“真実”です。

溪春書道教室さんにしかない強みとは?

書道教室 ネット集客事例

ここまで、SNS集客と教室のためのネット集客の違いについてお話してきました。

そして、溪春書道教室さんはSEO対策によって、見込み度の高いアクセスを獲得できるようになりました。

実は、SEO対策よりも先に取り組んでいたことがあります(お話が時系列でなくて、すみませんm_ _m)

それは「強みの明確化」です。

「強み」とは、溪春書道教室さんにしかない“独自の魅力”“ウリ”“アピールポイント”のことです。

そして「強み」をホームページで表現することで、お客さまに教室に通うベネフィット(お得感)を感じてもらえることをめざします。

強み発掘ワーク

書道教室 ネット集客事例

そこで、強みを明確化するために藤田先生に取り組んでいただいたのが「強み発掘ワーク」です。

「強み発掘ワーク」とは、私が開発したオリジナルメソッドです。

31個の質問に答えることで、先生および教室さんにしかない「独自の強み」を浮かび上がらせることができます。

では、なぜ書道教室のネット集客に「強み」が必要なのでしょうか?

それは、現代の教室ビジネスにおいては、どんな教室さんも“2回”お客さまから選ばれる必要があるからです。

現代人の趣味・嗜好およびライフスタイルは、多様化しています。

そして世の中には、さまざまなジャンルの習い事が存在しています。

そのような状況下おいて、書道教室の場合、まずはさまざまな“習い事”の中から「書道教室」が選ばれなければいけません。

英語教室やお料理教室やダンス教室など、そういった他ジャンルの習い事と比較して「書道教室に通おう!」と思ってもらうのが、第一段階です。

そしてつぎの段階では「先生の教室に通おう!」と、選ばれる必要があります。

「書道教室」とひと口に言っても、最近は多くの方が書道教室を主宰されておられます。

事実「大阪市 書道教室」で検索すると、検索結果には溪春書道教室さん以外にもいくつもの書道教室さんのホームページが表示されています。

それらの中から、「先生の教室がもっとも魅力的だ」と感じてもらうことができれば、生徒さんは先生の教室を選ばれます。

強みは、2回選ばれるための強力な磁力!

書道教室 ネット集客事例

このように、現代の教室集客においては2回選ばれる必要があります。

つまり、先生のライバルとは決して同業の教室だけではないと言うことです。

そして、2回選ばれるために必要となるのが「独自の強み」です。

強みが明確でなければ、お客さまは他の習い事を選ばれるかもしれません。

また、強みが明確でなければ、お客さまは他の書道教室を選ばれるかもしれません。

こういったことを避け、そして先生の教室が選ばれるためには明確かつ魅力的な強みが必要になります。

強みを打ち出すときのポイント

書道教室 ネット集客事例

実は、藤田先生は「強み」についても、理解していらっしゃいました。

おそらく、セミナー等で学ばれておられたのでしょう。

それを裏づけるかのように、当時のホームページのファーストビューエリア(ホームページを開いたときに表示されている部分)には、とてもユニークなキャッチコピーが書かれていました。

それが上図にも表示されている「3ヶ月以内に本当の自分スタイル手に入れる! 大人の美文字エクササイズ」です。

しかし、はじめてこちらのホームページを拝見した際、私は率直に「この強みだと、反響を得ることは難しいだろうな」と感じてしまいました。

私は「独自の強み」が、お客さまに強みとして認識してもらうためには、つぎのような条件を満たすことが大切だと考えています。

  • わかりやすいこと
  • お客さまにとってベネフィット(お得感)があること
  • 他の教室では謳っていないこと(独自性)

あくまで“選ばれる”ための強み

先ほどの、当時のホームページの写真を見ていただくと、このようなコピーも書かれています。

  • 集中力・直感力UP
  • 健康美スタイルUP
  • 感情コントロール力UP

先述の「3ヶ月以内に本当の自分スタイル手に入れる!」もそうなんですが、そのようなコピーをお客さまが読んで“瞬時に”書道によってこれらの成果が得られるイメージは持たれづらいのではないかと私は感じたんですね。

つまり“わかりやすさ”という点に、改善の余地があると判断しました。

また「集中力・直感力、健康美、感情コントロール力」が高まることにベネフィットを感じるお客さまはおられるとは思います。

しかし(あくまで私見ですが)、それを得る方法としてお客さまはわりと「ヨガ」を選ばれるのではないかと思ったりもします。

つまり「独自性」という点にも、改善が必要であると私は判断いたしました。

答えは、必ずお客さまが知っている!

書道教室 ネット集客事例

さて「強み発掘ワーク」に取り組んでいただいている間に、私はホームページの改善点を洗い出していました。

すると“あること”に気づいたんですね。

それは、すでにレッスンを受講された「生徒さんのよろこびの声」を拝見したときでした。

私は、ネット集客を行う際、先生方にお願いをして「生徒さんの声」を集めていただいています。

なぜなら、生徒さんの声(お客さまの声)は、ネット集客おいて“万能薬”となるからです。

まず「生徒さんの声」をホームページに掲載すると、成約率(=申し込み率)が高まります。

これは、Amazonなどで買い物をするときを想像するとわかりやすいと思います。

Amazonで同じような商品を比較したときに、レビュー(=すでに購入されたお客さまの感想)の数や内容の優れたほうを購入する傾向があります。

それと同様に、教室のホームページにおいても「生徒さんの“よろこび”の声」がたくさん掲載されていると、成約率が高まります。

それは、優れたよろこびの声がたくさん掲載されていることで、これから通うことを検討している方に安心感や信頼感を与えることができるからです。

答えは、必ずお客さまが知っている!

書道教室 ネット集客事例

また「生徒さんの声」を集めると、ズバリ「強み」がわかります。

ちなみに藤田先生は「生徒さんの声」もしっかり集めておられました。

こういった点からも、藤田先生がネット集客の基本をきちんと学ばれ、実践されていたことを伺い知ることができます。

そして、この「生徒さんの声」が、溪春書道教室さんの“真の強み”を見出すうえで、大変役立ちました。

実は「生徒さんの声」の多くに“象徴的なフレーズ”が記述されていたんです。

それは、おおよそつぎのような記述でした

「こんなに短期間に、文字がキレイに書けるようになって嬉しいです!」

しかも、同様の記述を“複数”の「生徒さんの声」から見て取ることができたんです。

つまり、複数の生徒さんが“短時間で文字が上達できる”ことをよろこんでいらっしゃったワケですね。

強みを発掘し、よろこびの声で検証する

書道教室 ネット集客事例

上記のように、複数の生徒さんが同様によろこばれている点というのは、お客さまにとってのベネフィット(=お得感)である可能性が非常に高いです。

やはり「書道教室」という観点からは、多くの生徒さんのニーズだったりベネフィットは「字がキレイに書けるようになること」だと思うんですね。

そして、複数の生徒さんが同様の声を寄せてくださっているということは“短時間に字がキレイに書けるようになる”ことが、溪春書道教室さんの強みである可能性が、非常に高いことを示しています。

このとき私は「強み発掘ワーク」の回答と「生徒さんの声」の内容を照合しました。

なぜなら「強み」とは、お客さまにベネフィットを与えるものであり、そして「生徒さんの声」とはベネフィットを表現しているものであるからです。

そして、実際に検証をしてみると藤田先生が強み発掘ワークでお答えになられた内容も、やはり「短期間に文字をキレイに書くことができるレッスン」が強みであることを表していました。

たった5分で、文字が変わる!

書道教室 ネット集客事例

さらに「強み」について、藤田先生にくわしく伺いました。

すると、溪春書道教室さんは、従来の書道教室さんと“一線を画したレッスン”を行っておられることがわかりました。

一般的に、美しい文字を書くためには、美しい字が生まれる“理論”を理解することが大事なのだそうです。

そして、美文字理論を学ぶだけであれば、市販のペン字練習帳などでも可能だそうなんですね。

しかし、実際に美文字が書けるようになるには、理論を学ぶとともに理論通りに美文字が再現できるための“美文字感覚”を身につける必要があるそうなんです。

そこで、溪春書道教室さんでは、美文字感覚が身につけられる独自のエクササイズを行っておられます。

従来の書道では、美文字感覚を体得するために先生のお手本を見ながらひたすら真似ることをくり返す傾向があります。

けれど、溪春書道教室さんで行っている“美文字エクササイズ”を行うと、字を書かずとも美文字感覚を身につけることができるそうです。

そのため、美文字を書くための“理論”と“感覚”を同時にマスターでき、その結果、短時間に字がキレイに書けるようになるのだそうです。

真の強みを明確化!

書道教室 ネット集客事例

「美文字“理論”と“感覚”をマスターし、短時間に字がキレイになる」

これが、溪春書道教室さんの独自の強みであることが明らかになりました。

ここで、サポート当初のキャッチコピーをもう一度、見てみましょう。

「3ヶ月以内に本当の自分スタイル手に入れる! 大人の美文字エクササイズ」

そしてまたくり返しますが、すでにレッスンを受講された生徒さんからは「短時間で字がキレイになって嬉しい!」という声が複数の方から寄せられていました。

これらを踏まえますと、当初、藤田先生が「強み」としてアピールしていらっしゃったポイントと、実際に生徒さんがよろこんでおられる点に“ズレ”が生じていたことがわかります。

そのために、お客さまに対して(どちらかというと)ピント外れのアピールになってしまっていたのだと思います。

つまり、ネットからの反響が得られなかったのは、強みが強みでなかったことが原因だったのだと、私は判断しています。

それが、強みの発掘と生徒さんの声によって“真の強み”を明確化することができました。

ここで強調してお伝えしておきたいことは、以上のことからおわかりのように「大切な答えは、必ずお客さまが知っている!」ということです。

そのためにも「生徒さんの声」は、積極的に集められることを、私はおすすめしています。

成約率の高いホームページづくりに着手

書道教室 ネット集客事例
ファーストビューエリア

さて、強みが明確化した後には、強みを最適にホームページで表現して行きます。

「強み」は、明確化するだけでなく、最適にお客さまに伝わってこそ強みとなり得ます。

そのために私は、藤田先生と二人三脚でホームページの改善に着手しました。

一番、力を入れたのは「ファーストビューエリア」です。

「ファーストビューエリア」とは、パソコン・スマホなどでホームページを開いた際に、はじめに表示されているエリアのことです(上図参照)。

実は、ホームページの反響の成否の8割は、このファーストビューエリアで決まると言っても過言ではありません。

そして、ファーストビューエリアは以下のポイントを踏まえて、デザインやキャッチコピーを作りこみました。

  • ホームページを開いた“瞬間”に、思わず目が留まってしまうこと(見た目のインパクト)
  • そのとき同時に、何のホームページか直感的にわかること(わかりやすさ)
  • ベネフィットが端的に表現されていること

以下で、もう少しくわしくご説明したいと思います。

瞬間的に、目に留めてもらう工夫とは?

書道教室 ネット集客事例

まず、ホームページを開いた瞬間に目に留めてもらう工夫として、以下を意識しました。

  • ゴールドを基調とした、大きなバナーを表示したこと
  • 女性が書道を行っている写真を表示したこと
  • 「書道教室」というフレーズを散りばめたこと

マーケティングの専門用語で「アイキャッチ」という言葉があります。

アイキャッチとは、読み手の視線を捉えるための画像のことを指します。

一般的に、アイキャッチで効果的なのは「女性」「赤ちゃん」「ペット」だと言われています。

そこで、実際のレッスン風景のお写真を藤田先生からお借りして掲載しました。

また「レッスン風景」のお写真を表示させることで、ホームページを訪れたお客さまに「書道教室のホームページ」であることの直感的な理解を促進させることを期待しました。

さらには、写真によるイメージだけでなく「書道教室」というフレーズを至るところに散りばめたことも、直感的な理解促進につながると考えました。

刺さるキャッチコピーとは?

書道教室 ネット集客事例

「どんなキャッチコピーを書けば、お客さまは興味を持ってくれるの?」

「キャッチコピーが、上手に書けません」

ホームページのキャッチコピーを考えるとき、そのようにお困りの声を耳にすることがあります。

ズバリ、反響が得られるキャッチコピーとは、お客さまにとっての「ベネフィット」を謳ったものです。

そして、このとき思い出していただきたいことは、先生にしかない独自の「強み」です。

何度もお伝えしてきましたが「強み」とは、お客さまにとってのベネフィットを与えるものでもあります。

ですので、強みが明確になれば、おのずと反響の高いキャッチコピーが書けるようになります。

そこで、私がバナーで表現したキャッチコピーが以下です。

世界一簡単に上達できる書道教室

たった5分で、あなたの文字が美しく変わります!

すでに受講されている生徒さんたちは「短時間で字がキレイになって嬉しい!」とよろこんでおられました。

それを踏まえて、溪春書道教室さんの理想の生徒さん像は「文字をキレイに書きたい方」もしくは「自分の字が下手だと感じていたり、苦手意識、コンプレックスを持っている方」だと想定しました。

そして、そのような方にとって上記のキャッチコピーは“ベネフィット”を感じてもらえると考えました。

成果の8割はファーストビューで決まる!?

書道教室 ネット集客事例

先ほどもお伝えしましたが、教室のネット集客では反響の8割はファーストビューで決まると私は考えています。

お客さまは、ホームページ全体を読んだうえで教室に通う・通わないを決めているわけではありません。

それよりは、ホームページを開いた瞬間の印象で「自分に必要な情報かどうか」をジャッジしていると言えます。

そして、自分に必要な情報であると判断すれば、本文を読み進めてくれます。

しかし、瞬間の印象で“自分には必要ない”と判断されると、その時点で読み進めることを止め、他のホームページなどに移動します。

事実、私は過去に「ホームページからの反響が芳しくない」というご相談をいただいた際、ファーストビューエリアを改善しただけで売り上げが3倍になったことがあります。

3倍とまでは行かずとも、ほとんどのケースにおいてファーストビューエリアを改善するだけで反響を高めることができます。

体験レッスンへの参加が成約の決め手

書道教室 ネット集客事例

さて、ここでトップページの一番のヒミツとも言えることを(こっそり)お伝えいたしますね。

ここまでお付き合いくださった先生ですので、教室のネット集客について真剣に取り組んでおられることと思います。

そんな先生にこそ、ぜひネット集客をうまく行かせていただきたいと、私は思っております。

おっと、トップページのヒミツですね。

それは…

体験レッスンへの参加を目的としていること

です。

大切なことなので、もう一度お伝えさせていただきます。

体験レッスンへの参加を目的としていること

これが、このホームページの成約率を押し上げている大きな要因です。

先生は、お客さまにとってどんな存在!?

書道教室 ネット集客事例

ちょっと考えてみてください。

先生のホームページをご覧になっているお客さまは、ホームページを見ている時点ではつぎのような状態です。

ホームページを見ている時点では…

  • まだ、先生に会ったことがありません
  • まだ、先生のレッスンを受けたことがありません
  • まだ、教室に足を運んだこともありません

果たして、先生がお客さまの立場なら、この時点で入会金や月謝を支払って教室に通うことを決められるでしょうか?

この時点では、まだ迷うと思うんですよね。

でも、レッスンには興味がある…。

そのようなお客さまの心理と、教室とをつなぐ“架け橋”となるのが「体験レッスン」なんです。

実際に体験レッスンに参加されると、お客さまはつぎのような状態に変化されます。

  • 先生と会ってお話することができました
  • 先生のレッスンを受けることができました
  • 教室に足を運びました

こうした体験を経たあとなら、安心して入会していただけるのではないでしょうか?

こういった理由から、溪春書道教室さんのトップページでは体験レッスンへの参加を目的としているんですね。

そして、体験レッスン参加者数の最大化が入会者数の最大化につながります。

しかしこれが、はじめから「入会者募集!」と打ち出してしまうと、成約率が激減してしまいます。

それは、ホームページを見た時点ではまだ信頼感に乏しい状態だからですね。

集客の自動化とは?

書道教室 ネット集客事例

私は、教室のネット集客は可能なかぎり「自動化」させるべきだと考えています。

「集客の自動化」とは、先生が集客に時間を割かずとも、安定的にネットから生徒さんが集められる仕組みづくりを指しています。

先述のとおり、教室のネット集客で取り組むべきこととは大きく分けると2つしかありません。

書道教室 ネット集客事例

ホームページに、見込み度の高いアクセスを集める「集客」

集めたアクセスを効率的に、申し込みに結びつけるための施策である「成約」

そのために、溪春書道教室さんでは“集客対策”のひとつとして「SEO対策」を行いました。

そして、検索結果に上位表示されたことで、見込み度の高いアクセスが集められるようになりました。

SEO対策のいいところは、一度、上位表示できると長期的に表示されつづける点です。

そうして集まった見込み客の方に、効果的に教室のベネフィットを表現した「成約率の高いホームページ」を作り込みました(=成約対策)。

この2つが整うと、先生が集客に手間をかけずとも安定的な集客が実現できる環境が整います。

それが「集客の自動化」ができる状態であるとも言えます。

先生のお仕事は何ですか?

書道教室 ネット集客事例

なぜ、教室の集客を自動化させるべきなのか?

それには、理由があります。

私は、先生の一番のお仕事は「いいレッスンを提供すること」だと考えているんですね。

そしてそのためには、レッスンの準備に十分な時間をかけることも大切だと思います。

また、よりよいレッスンを企画したり、そのために先生ご自身が学ぶ機会や時間も必要になります。

さらには、先生の心身が健康でいられるよう十分な休息も必要です。

そうした“レッスン以外の時間”が充実するからこそ、レッスンが充実したものになると私は考えています。

そのためにも、先生にはレッスン以外の十分な時間を確保していただきたいというのが、私の願いです。

ただでさえ、レッスンで忙しい先生方でいらっしゃいます。

それに加えて、集客に時間や労力をかけることが、ときに「いいレッスン」を提供しつづけることの妨げになることがあると私は感じています。

だからこそ私は「集客の自動化」を実現し、ネットから安定的に生徒さんが集まる仕組みが、現代の教室の先生方に必要不可欠だと考えています。

まとめ:書道教室のネット集客成功事例

書道教室 ネット集客事例

今回の事例において、改めて私自身がもっとも印象に残っていることは「お客さまの声の重要性」でした。

当初、藤田先生が考えておられた「強み」と、お客さまがよろこんでおられた点(=お客さま視点での強み)にズレが生じていたことが、望んだ成果が得られない要因となっていました。

そして、いつのときも答えはお客さまが知っています。

溪春書道教室さんも、すでに集めておられた生徒さんの声に、ご自身の教室の強みや集客の答えが書かれていました。

だからこそ、私たちはつねに生徒さんと真摯に向き合う必要があります。

そうすることで、おのずと教室を発展させるためのヒントや気づきを得ることができるはずです。

現在、溪春書道教室さんには毎月のように、ホームページ経由で生徒さんが申し込んでおられます。

そして、当初は大阪市のみだったレッスンも、今では神戸市東灘区でも開講なさっておられます。

「令和」時代には、ますますテクノロジーが進化して、手書きで文字を書くことがなくなるかもしれません。

しかし、そのようにデジタルが進化するほど、アナログの手書きでつづる言葉はきっと読み手の心に温もりや優しさ、癒しを届けてくれると私は思います。

そして、デジタルが進化するほど「文字をキレイに書きたい」人たちが増えることも考えられます。

これから、ますます溪春書道教室さんには、文字が上手に書けるようになりたい生徒さんが集まられることでしょう。

溪春書道教室さんの今後が、ますます楽しみになってきました。

そして、今回ご紹介した溪春書道教室さんのネット集客の実践が、多くの方のネット集客に成果をもたらす一助になることを私は願ってやみません。

そして、ぜひこれをご覧の先生にも「集客の自動化」をはじめていただきたいと思っています。

最後まで、お付き合いくださいましてありがとうございました。

書道教室のネット集客成功事例 おわり

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