お子さんがいらっしゃる方なら、一度はリトミック教室に興味を持たれたことがあるのではないでしょうか?
幼少期にリトミックを行うことで、情操教育・脳力開発につながると言われています。
リトミック自体は、もう100年以上もあるメソッドなのですが「リトミック」や「リトミック教室」が幅広く認知されるようになってきたのは、ここ20年ぐらいではないでしょうか?
とりわけ、インターネットが普及し地域性のあるビジネスにおいてもインターネットでの集客が活発に行われはじめた、2005年前後ぐらいからリトミック教室のホームページを見かけるようになりました。
最近では、当たり前のようにリトミック教室のホームページやブログを見かけるようになりましたね。
また音楽教室やピアノ教室さんもリトミックを打ち出しておられます。
そういった状況で、先生のリトミック教室にネットを活用して生徒さんを集客するためのポイントを考えてみました。
リトミックでお子さんが身につくこととは?
リトミック教室のホームページにおいて、一番明確に打ち出さないといけないことというのは、
ズバリ
リトミックを通じて、お子さんが身につく能力
になります。
もう少し具体的に説明しますと、お客さまがリトミックに通う理由を考えてみていただきたいと思います。
リトミック教室に通いたい!と思われるのは、小さなお子さんがいらっしゃる親御さん、とりわけお母さんだと思います。
そのお母さんが、お子さんにリトミックを習わせたい理由は何でしょう?
それは、リトミックを通じてお子さんのリズム感や集中力、反射力、また想像(創造)力を伸ばしたいからだと思います。
またそういった力を司る脳の発達を促すことで、将来に渡って心身ともに健全で優れた人間に育って欲しい、その基礎となる力を与えたいからではないでしょうか。
そう考えると、上記の能力が発達できるのであれば、必ずしもリトミックでなければならないわけではありません。
ここが非常に大切なところです。
誤解を怖れずに言うと、お客さまはリトミックの興味があって教室に通っているのではなく、子どもの能力開発に興味があって、それが実現できる手段としてリトミック教室を選んでいるのだと思います。
ということは、ホームページやブログを見たときにお客さまがもっとも興味を持たれる点は、リトミックを通じてお子さんがどのように変わるのか?成長して行けるのか?についてになります。
それを先生の教室では明確に打ち出せているでしょうか?、真っ先に伝えておられるでしょうか?
また「能力開発に興味がある」となると、お客さまの選択肢の中にはリトミック教室だけでなく、能力開発ができる他のジャンルの教室も含まれていることをご理解いただきたいと思います。
ですのでホームページでは、先生のリトミック教室に通うことでお子さんが身につくことをもっとも打ち出すことが大切です。
これを専門用語で「ベネフィット(便益)を打ち出す」と言います。
先生の教室のホームページは、明確にベネフィットを打ち出せておられるでしょうか?
ベネフィットを打ち出すポイント
多くの方(見込み客)にとって、リトミックを通じてリズム感や集中力、反射力や想像(創造)力などが発達することは、認知されているとは思います。
しかしそこからさらにもう一歩踏み込んで、具体的に発達している様子を示すようにしましょう。
例えば「リズム感が発達する」ことを示すのであれば、ビフォー&アフターの映像で見せるとよいかもしれません。
お子さんがリズムに乗って踊ったり歌ったりしている姿を動画で撮影します。
それを、リトミックを受けはじめた頃と、通いだして数ヶ月した頃を映像で比較できると発達度合いがわかりやすいと思います。
また「集中力が高まる」ということを示すのであれば「お母さんの感想」を掲載するとよいかもしれません。
例えば
「今までは、何かものごとに取り組んでも、ものの数分で飽きて投げ出していたのが、今は取り組みはじめたら私が声をかけても気づかないほどに集中するようになりました」
こういった感想の中で、集中力が高まることを示すとよいでしょう。
リトミック教室のネット集客まとめ
上記以外にも、リトミック教室におけるネット集客法はいくつかあります。
しかし、今回ご紹介している「ベネフィットを明確かつ具体的に示す」ことができるだけでも、その他のリトミック教室だけでなく、その他のジャンルの能力開発系の教室とも差別化を打ち出すことができます。
「ベネフィットを具体的に示す」というのは、言い換えるなら「証拠を示す」とも言えると思います。
リトミック教室に通うとお子さんの能力が開発される、というのは多くの方が周知するところだと思います。
ですので、それに対する明確な「証拠」を示すことができれば、お母さんは安心して先生のリトミック教室を選び、通われることになると思います。