生徒を増やす&リピート率UP!教室経営者が実践すべき3つの方法

教室での指導を円滑に進めるためには、生徒との信頼関係が欠かせません。

しかし「どうすれば生徒と深い関係を築けるのか?」と悩む先生も多いのではないでしょうか。

今回は、生徒を「1人の人間」として理解し、信頼関係を深めるための効果的なコミュニケーション術についてご紹介します。

特に、簡単に実践できる「グッド&ニュー」という手法を取り入れることで、クラスの雰囲気が大きく変わる可能性があります。

ぜひ参考にしてみてください!

生徒との信頼関係を深めるコミュニケーション術

今回は「生徒との信頼関係を深めるコミュニケーション術」というテーマでお話ししたいと思います。

生徒の皆さんとの信頼関係を深めることは、非常に重要です。

そのために大切なのは、生徒を「生徒」という枠組みで捉えるのではなく、1人の人間として理解することです。

例えば、長く通っている生徒であれば、そのご家庭の状況を知ることで、より深い理解ができます。

「この方はお子さんが何人いて、息子さんは今度高校受験を控えていて、お母さんはその受験をサポートするのに大変な思いをしている」といった背景を知ることで、その方の言動や振る舞いの理由が見えてくるのです。

相手の背景を理解したうえで接するのと、何も知らずに接するのとでは、コミュニケーションの質が大きく変わります。

また、これは先生と生徒だけでなく、生徒同士の関係においても同じです。

とりわけ、グループレッスンでは、他の生徒とも接する機会が増えます。

そのコミュニケーションが円滑であればあるほど、生徒は長く通い続けてくれる可能性が高くなります。

そこでおすすめしたいのが「グッド&ニュー」という手法です。

「グッド&ニュー」とは?

「グッド&ニュー」は「グッド(よいこと)」または「ニュー(新しい発見)」を24時間以内に経験した出来事としてクラス内でシェアするというものです。

例えば「息子が高校受験に向けて頑張っている。夜遅くまで勉強していたが、最近の模試で過去最高点を取り、A判定が出た。本人も喜んでいたが、それを見て私もとても嬉しかった」といった形で話します。

このようなエピソードをシェアすることで、お互いの“人間的な側面”を理解し合うことができます。

実践方法

レッスンの最初の5分を使って、クラス全員で「グッド&ニュー」を共有する時間を設けます。

大人数の場合は、5人1組のグループを作り、グループ内で発表するのも効果的です。

1人1分程度で話す時間を決め、先生がタイムキーパーを務めるとスムーズに進行できます。

この手法は、アメリカの教育学者によって考案され、一時的に荒廃した学校を短期間で立て直すのに役立った方法としても知られています。

ちょっとした取り組みですが、クラスのコミュニケーションが格段に円滑になり、和やかな雰囲気を生み出します。

「グッド&ニュー」の効果

最近、あるクライアントの教室でも「グッド&ニュー」を導入しました。

しかし、いくつかのクラスの中で生徒数が多いクラスや、イベント出演を控えたクラスではレッスンを優先せざるを得ず「グッド&ニュー」の時間が取れなくなっていました。

それに対して、少人数のクラスでは時間が取れるため、グッド&ニューを継続して行なっておられます。

そのクラスでは、時にはグッド&ニューに10分〜20分も時間をかけることもあるそうです。

ちなみに、生徒の方たちも楽しんでいるためクレーム等はありません。

その結果、教室全体でそのクラスの結束力が一番高いそうです。

これは、生徒同士が「クラスメート」ではなく、「1人の人間」としてお互いを深く理解するようになったからです。

人は、自分が所属するコミュニティで受け入れられていると感じると、その場でのパフォーマンスが向上するというデータもあります。

クラスの仲間が自分を人として理解し、大切にしてくれていると実感できることで、クラスへの愛着が生まれ、結果的に長く通い続けてくれるのです。

ポイント:生徒との信頼関係を深めるコミュニケーション術

1. 生徒との信頼関係を深めるポイント

  • 生徒を「生徒」としてではなく、1人の人間として理解することが大切。
  • 家庭環境や生活背景を知ることで、生徒の言動の理由が分かり、より良い関係が築ける。
  • 生徒同士のコミュニケーションが円滑だと、教室への定着率も向上する。

2. 信頼関係を築く「グッド&ニュー」の手法

  • 「グッド&ニュー」=24時間以内の「よいこと」や「新しい発見」をクラスでシェアする。
  • 例:「息子が模試で過去最高点を取りA判定が出た」などのエピソードを共有。
  • お互いを「1人の人間」として理解し合うことで、クラスの結束力が強まる。

3. 「グッド&ニュー」の実践方法

  • レッスンの最初の5分を使い、1人1分程度でシェア。
  • 大人数の場合は5人1組のグループで発表。
  • 先生がタイムキーパーを務めるとスムーズに進行。

4. 実践例と効果

  • 実施した教室では、特に「グッド&ニュー」を続けたクラスの結束力が高かった。
  • 生徒がクラスメートではなく「仲間」として互いを認識し、安心感が生まれる。
  • コミュニティへの愛着が増し、継続率の向上にもつながる。

5. まとめ

  • 「グッド&ニュー」は短時間で実践でき、大きな効果がある。
  • レッスンの最初に取り入れることで、クラスの雰囲気が和やかになり、信頼関係が深まる。
  • 生徒同士の絆を強め、教室への定着率を高めるために、ぜひ試してみてほしい。

最後に

生徒との信頼関係を深めるためには、一人ひとりの背景を理解し、人として向き合うことが大切です。

そのための手段として「グッド&ニュー」を活用すれば、生徒同士のつながりも強まり、クラスの雰囲気が和やかになります。

信頼関係が築ければ、生徒の学習意欲も向上し、長く通い続けてくれる教室づくりにつながるはずです。

まずは、レッスンの最初の5分間を使って実践してみてください。

きっと、変化を実感できるはずです!

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