前回、お菓子教室のネット集客において、トップページで大々的に体験レッスンの案内をしましょうとお伝えしました。
読み手に存在する「5ない原則」を前提に、文章を「見ない」読み手に「見させる工夫」をすることで、体験レッスンの認知度および申し込み率を高めることができます。
今回もひきつづき、申し込み率を高めるポイントをお伝えしたいと思います。
ホームページの役割は、体験レッスンの集客
つねに頭に留めておいていただきたいことは、ホームページの役割です。
僕はホームページの役割とは「体験レッスンへの集客」だと考えています。
これまでもお伝えしてきたとおり、ホームページを見た時点で入会を決意することは心理的にハードルが高いです。
そこでお客さまが行動をとりやすい、心理的なハードルが低い提案として「体験レッスン」を案内してあげます。
そして実際のレッスンを受けてもらい、先生とお話しする機会などによって、お客さまの心理的な抵抗感は和らぎ、その代わりに教室および先生への信頼感が高められます。
そうなると、入会へと結びつく可能性が大きく高まります。
そのためつねに、どんなページからも体験レッスンへ集客するという意識を持っておいて欲しいと思います。
すべてのページで、体験レッスンを案内しましょう
お客さまが、先生のホームページのどこを見て体験レッスンに気づくかはわかりません。
お客さまが、先生のホームページのどこを見て体験レッスンの参加を決意するかはわかりません。
そしてお客さまが、どのタイミングで体験レッスンの申し込みの連絡をしてくるのかもわかりません。
ですので、すべてのページおいて体験レッスンの案内を掲載しておくようにしましょう。
具体的には、すべてのページの本文エリアの一番最後に「体験レッスンに参加してみませんか」といった案内文を掲載するようにします。
“見ない”前提で、伝える工夫を
もちろんこの場合においても、読み手は文章を見ない前提を持っておきましょう。
そして、体験レッスンの案内を目立つように記載しておいてください。
またその際に、レッスン風景の写真などを盛り込んで案内することで読み手の目に留まりやすくなります。
これも「見させる工夫」ですね。
このように、どのページを見ても目立つように体験レッスンの案内が掲載されていると、読み手は体験レッスンの案内について読まずにはいられなくなります。
そうして、何度も何度も読み手に体験レッスンの案内を伝えて行くことで、次第に読み手も体験レッスンに参加したい思いが高まって行きます。