【集客型ホームページ制作事例】
神戸市にスタジオを構える「アレクサンダー・テクニーク神戸」さんのホームページを制作させていただく際には、神戸のスタジオにお邪魔して実際のセッションを受けさせていただきました。
世の中には(当然のことながら)私の知らない商品やサービスがゴマンとあります。
今回制作させていただいた、ホームページでご紹介している「アレクサンダー・テクニーク」もそのひとつでした。
そういったケースでは、できるかぎり私自身も体験するようにしています。そうすることが、より顧客視点に立ったベネフィットを提供できると考えているからです。
実際に体験してみたアレクサンダー・テクニークは、言葉に表現するのが難しいくらいに深遠なメソッドでした。
うまく表現できませんが、そのとき私が課題だと感じていただことが数十分後のセッションで解決するどころか問題が存在しなくなっていたのです。
しかしそればマジックでもスピリチュアルでもなく、私が自身の体を意識して使うことで起こった変化だったのです。
心と体は密接に結びついていること、そして人間の体の神秘性を改めて感じさせられたセッションでした。
さてアレクサンダー・テクニークの歴史は深く、欧米ではアクターやアスリートのパフォーマンスの改善や向上に効果的なメソッドとして取り入れられてきました。
しかし日本においては、これから認知が深まって行く段階であるというのが、私とクライアントさん双方の見解でした。
とは言え、日本においても自身のパフォーマンスアップなどを目的としてアレクサンダー・テクニークを求めている人口が確実に存在していることも事実でした。
そのような状況を踏まえ、今回のホームページ制作においてはアレクサンダー・テクニークをすでに知っている方、アレクサンダー・テクニークを取り入れたい方、すでに取り入れている方を対象とした情報提供を意識しました。
これから広く認知して欲しいからこそ、今すでにアレクサンダー・テクニークを知っておられる方に十分にその効果を実感していだくことが先決だと判断したのです。
つぎに、アレクサンダー・テクニークを知っている方、取り入れたい方にとっての一番の検討課題は「それを誰から習うか?」になります。
またすでにアレクサンダー・テクニークを実践したことがある方であっても、グループセッションと個人セッションでは受けてみた感想は違うこと、
さらにはアレクサンダー教師によって、セッションを受けてみた感想に違いがあることを事前のヒアリングの中でクライアントさんから伺っていました。
ですからサイトオーナーである柴山さん(アレクサンダー教師)がどんな人物で、どんなスタンスでアレクサンダー・テクニークを提供しているのか?
つまり柴山さんの個性を浮かび上がらせることが、ホームページの役割としては非常に重要であると考えました。
同時に、アレクサンダー・テクニークが持つ”深遠さ”を損ねないように全体的なトーンに一貫性を持たせることにも意識を置きながら制作を進めて行きました。
深遠であるがゆえに、感覚を言葉で表現することの難しさはあります。
しかしそこで諦めず果敢に挑戦することで、アレクサンダー・テクニークの未来が切り拓かれて行く。
アレクサンダー・テクニークの未来の一端をこのホームページが担っていることを自覚すると、責任を感じるとともに、未来を創り出すことができる自由な可能性にワクワクする感覚を覚えていました。