たとえ、他教室と同じレッスンを提供していたとしても「とびっきりの笑顔でレッスンいたします!」と、ひと言書いてあるのとないのとではどうですか?
“行って見たい度”が違って来ませんか?
特徴2つを教えてください
先生の教室ならではの“独自の強み”を表現することは、教室のネット集客の成否を大きく左右します。
僕は、さまざまなジャンルの先生およびネット集客をサポートしてきました。
そして、その経験から僕は「すべての教室に、必ず独自の強みがある」と断言できます。
さらに、それは“今もうすでに”存在しています。
何かの資格を取得して、将来的に強みにできるとかではありません。
必ず“今ここ”にあるんです。
必ずです。
強みを見出すコツとは?
「独自の強み」を構築するうえでのコツをちょっとお伝えしますね。
それは、先生だったり先生のレッスンおよび教室を説明するときに2つの特徴を使って、表現することです。
つまり、特徴の2つを掛け合わせると独自の強みが生まれやすいということです。
例えば「英検2級専門の対策レッスンをしている」という特徴と「少人数クラスだから、身につきやすい」という特徴を掛け合わせます。
すると、レッスンについてつぎのような説明ができます。
当英語スクールでは、英検2級合格のための対策レッスンをご提供しています。
少人数クラスでのレッスンなので、苦手ポイントなどを着実に克服し点数アップ、そして合格まで指導します。
なぜ、特徴2つなのか?
また、こんな強みも考えられます。
「トレーナーは、累計2,000人を指導」と「パーソナルフィットネストレーニング」を掛け合わせます。
すると、つぎのような説明ができます。
累計2,000人以上を指導してきたフィットネストレーナーが、あなたの目的やご要望にピッタリのパーソナルトレーニングをご提供します。
このように、特徴の2つを用いると独自性が出やすいんですね。
対極的な特徴は、より効果的!
さらには、2つの特徴が“異なる要素”であるほうがより独自性が際立ちます。
もう少し具体的に言うと「レッスンそのものの特徴」と「先生の“パーソナル”な特徴」を掛け合わせると、独自性が際立つんですね。
例えば、クライアントの先生で書道教室の方がいらっしゃいます。
その先生は、もともとアパレルブランドに務めておられた方なんです。
だから、見た目がすごくオシャレなんです。
また、レッスン風景のお写真を見るととてもオシャレな教室なんです。
これって、特徴のひとつになるんですね。
「オシャレ」が、特徴になるんです。
従来の書道教室のイメージは…
誤解を怖れずに言いますと、書道って、わりと“古くさい”印象を持たれがちだと思うんです。
もしくは“和風”や“古風”な印象と言えるかもしれません。
なので、自ずと先生の印象なども着物とか作務衣を着ていそうな…。
“老師”的なイメージを抱かれがちな気がするんですね。
けれども、こちらの先生はある意味、書道の先生っぽくないんです。
オシャレなんです。
でも、オシャレだからこそすごく印象がいいんです。
なんか、やってみたい気になるんです。
実際に、若い女性の生徒さんが多いのは、オシャレが強みであることを示唆していると言えます。
指導力 x オシャレ=独自性
もちろん、書道の指導力も素晴らしいんです。
ご自身の経験から、独自の上達法を指導されているんですね。
だから、短期間で美文字に変わるそうです。
この場合、レッスンの特徴は「美文字上達法で短期間で文字が変わる」です。
そして、先生のパーソナルな特徴は「アパレルで培ったハイセンス」です。
この2つを用いて説明すると、つぎのような表現ができます。
当教室独自の“美文字上達法”を実践するとあなたも短期間で、美文字が習得できます。
落ち着いた雰囲気の空間で、文字と向き合う時間を楽しみましょう。
このような感じです。
ヨガが世界的に流行したきっかけとは?
ちなみに、ヨガって今すごく流行っていますよね。
ヨガが流行ったきっかけは“マドンナ”だってご存知ですか?
まだ、日本でも海外でも今ほど、ヨガが実践されていなかった2000年初頭のことです。
マドンナが、心身のケアのためにヨガをやりはじめたんですね。
それが、メディアによってまたたく間に広がったんです。
マドンナは、言うまでもなく世界的ファッションアイコン。
流行の発信源的存在です。
つまり、マドンナがヨガをファッションや、流行にしちゃったんです。
それ以降、オシャレなヨガウェアなども販売されるようになりました。
ヨガ自体は、伝統的なメソッドです。
そこに「ファッション」という異なる要素が掛け合わさったんです。
その結果、ヨガの「独自の強み」が生まれたんですね。
独自の強みを見つけよう!
ちょっと話が逸れてしまいました。
いずれにしても“異なる要素”の掛け合わせは、独自性を際立たせるということを、ご理解いただけたかなと思います。
そして、このような強みを見出すには、まずは、とにかくご自身の特徴を思いつく限り書き出すことが大切です。
そこには、つぎのような要素が並んでもいいんです。
- 笑顔がめっちゃカワイイ
- イケメン
- 実家がお好み焼き屋
それが、本当に強みになることがあるんです。
たとえ、他教室と同じレッスンを提供していたとしても「とびっきりの笑顔でレッスンいたします!」と、ひと言書いてあるのとないのとでは、どうですか?
“行って見たい度”が違って来ませんか?(もちろん、その他の要素との兼ね合いもありますが)
なので、良し悪しの判断をせずにとにかく書き出してみてください。
すると、当初は思ってなかったような特徴が出てくるかもしれません。
そしてそれが、実は生徒さんから喜ばれていることだったりします。
だとしたら、その特徴は強みになり得る要素なんです。
ということで、ぜひ、先生にしかない独自の強みを見出してくださいね。