ホワイトハウスがワードプレスを採用!
2017年の年末だったと記憶していますが、当時おもしろいニュースが飛び込んで来ました。
アメリカ政府が、ホワイトハウスのホームページをリニューアルしたと発表したんですね。

目次
年間600万ドル(約6億6000万円)のコストを削減!
リニューアル後は、クリーンでシンプルかつ大統領にふさわしい威厳のあるデザインになったそうです(以前のデザインを存じ上げていないのですが)。
また、目的のコンテンツを見つけやすくなるなどの機能が追加。
さらには、年間で600万ドル(約6億6000万円)かかっていたコストが60%以上削減されたそうです。
参照元:Washington Examiner、2017年12月14日付の記事( https://goo.gl/CBE2QG )
そして、今回のリニューアルでは、基幹システムにワードプレスが採用されました。
ちなみに、基幹システムが変わったのは約9年ぶりだそうです。
プラグインを導入!?
僕が、興味を持ったのはここです。
「目的のコンテンツを見つけやすくなるなどの機能が追加」
実際にはわかりませんが、これはワードプレスの「プラグイン」という機能かな?と思いました。
ワードプレスには「プラグイン」という便利な機能があるんです。
「プラグイン」とは、スマホの「アプリ」みたいなものです。
自分が必要とするプラグインを、後から追加(削除も)できるんです。
例えば、お問い合わせなどのフォームが簡単に作れるプラグインや、SEO対策ができるプラグイン、またスマホ画面にタップして電話がかけられるバナーを常時表示させることができるプラグインなどもあります。
「こんなことできるかな?」
そういったニーズは、たいていそれが可能になるプラグインが存在していると思います。
なので、上記の「目的のコンテンツを見つけやすくなるなどの機能が追加」は、もしかしたら、プラグインのことを指しているのかなと、僕は思いました。
ワードプレスなら、コストを大幅に削減できる
また、ワードプレスなどの総称を「CMS」と言います。
Contents (コンテンツ)
Management (マネージメント)
System (システム)
端的に言いますと「ホームページの管理がめっちゃラクになる」システムということです。
これも僕の推測ですが「約6億6000万円かかっていたコストが60%以上削減された」というコストの大半は“人件費”ではないかと思います。
それくらい、ワードプレスを組み込むと管理がラクになるんです。
そのため、人の手がかからなくなるんですね。
数百ページを1クリックで修正
僕は、ホームページのリニューアルを請け負うことがあります。
リニューアルの場合、すでに作成されたページがあります。
ケースによっては、それが数百ページにのぼることもあります。
それらを残しながら、デザインなどをリニューアルするんですね。
なので、実はリニューアルのほうが、新規にホームページを制作するより大変だったりします。
具体的に大変なのは、すでにあるページの特定箇所のみ情報を更新したりすることです。
例えば、以下のようなものです。
- 移転して住所が変わった
- 電話番号が変わった
- 料金が変わった etc
しかも、それらの情報がですね、数百ページにわたって記載されていたりするんです(苦笑)。
それを、ひとつひとつ手作業で修正して行くっていう…。
「内職かっ!」と思うときもあります(笑)
でも、ワードプレスならその必要がなくなります。
1箇所だけを修正すれば、すべてのページに反映されます。
1クリックでページをコピー
それから、こんなケースもありますよね。
同じレッスンを、日時や会場変えて行う。
そのための案内ページを、会場ごとに作る。
その場合、ワードプレスはページをコピーできるプラグインがあるんですね。
それを導入すれば「複製」というボタンをクリックすると、カンタンにページがコピーできるんです。
あとは、必要な箇所だけを修正すれば、すぐにページが完成します。
実は、ページどころかサイトまるまるをコピーできるプラグインもあります。
なので、サイトを別のサーバーにお引越しさせることも、とてもカンタンなんですね。
このように、ワードプレスはホームページの管理や更新作業を大幅に圧縮することができるんです。
ひと言で表すなら「ラク」これに尽きます。
ホームページ制作で見落としがちで、かつ重要なこととは?
それらを踏まえて、僕がホームページを制作する際には「管理の利便性」を重視します。
ホームページというのは、完成したら“ゴール”ではありません。
特に、教室集客が目的であるなら、むしろ、そこからが“スタート”です。
ホームページを運営するほど、既存のページ情報を大幅に変更する必要が必ずと言っていいほど生じます。
そのときに、手間をかけずにすべてのページが修正できなければ、間違った情報がネット上に存在することになってしまいます。
いくら過去に作成したページとはいえ、それはサイトおよび会社の信頼にも関わる点だと僕は考えます。
ですので、それらを瞬時に修正できる必要があります。
そのため「管理がしやすい」ことは、ホームページ制作をする際に重視すべき点だと思うんですね。
その点において、ワードプレスは秀逸です。
世界基準のホームページにしましょう
ホームページを運営しながら、お客さまのニーズを見極め、よりよいページにブラッシュアップする。
お客さまが望んでいる情報を発信しつづける。
また、古くなった情報を載せつづけるのは混乱を与え、信頼を損ねます。
なので、いらない情報は削除します。
教室のネット集客にはこうした作業が、不可欠です。
だからこそ、ホームページを作る段階から「管理・更新」の利便性を重視すべきだと僕は感じています。
さて現在、世界中のホームページの3割がワードプレスで動いているそうです。
このトレンドに乗ることは、先生のネット集客を優位に進める一助になってくれるはずです。