「ネットからの申し込みがない…とほほ…」
もし先生が、そのようにお困りなら、真っ先に改善して欲しい場所があります。
それは
キャッチコピー
です。
申し込みが芳しくない場合などに、改善すべき箇所というのは、実は限られています。
ここを変えれば、反響が高まりやすいという場所があるんですね。
その中でも、特に効果的なのがキャッチコピーです。
キャッチコピーを変えただけで、申し込みが増えることはよくあります。
目次
ファーストビューのキャッチコピーが効果的!
おもには、改善効果の高い「ファーストビュー」と呼ばれるエリアを見直します。
ファーストビューは、ホームページをパッと開いて、画面上に表示されているエリアのことです。
はじめに目に飛び込んでくる部分なので、読まれやすいんですね。
僕のホームページだと、以下の部分です(https://highcommunication.jp/)。
世界一カンタンな人気教室のつくり方
教室のためのネット集客
~まだSNSでがんばりつづけますか?~
(2019年7月現在のキャッチコピー)
では、どのようなキャッチコピーが申し込みに結びつきやすいのでしょう?
そこで今回は、僕がよく使うパターンを5つご紹介したいと思います。
ちなみに、これからお伝えする方法は、ブログ記事の「タイトル」などにも応用できます。
では、早速ご紹介いたします。
パターン1:なぜキャッチ
なぜ、当教室で英語を学ぶお子さんはこんなにも英語を話せるのでしょうか?
なぜ、~~パン教室のレシピならはじめての方でもおいしく作れるのでしょうか?
なぜ、たった30分のエクササイズで、ひどかった肩こりがこんなに改善されるのでしょうか?
このように、読み手に「質問」を投げかけるキャッチコピーです。
また「こんなに」というフレーズは(反射的に)「どんなに?」と興味を抱かせます。
その結果、つづきを読み進めてもらいやすくなります。
パターン2:質問キャッチ
先ほどの「なぜキャッチ」と似ています。
学年1番の生徒がやっている!
“成績がグングン伸びる勉強法”を
知りたい方はいらっしゃいますか?
3ヶ月でTOEICが300点アップした!
驚異の英語学習法~~メソッドとは?
大人からはじめても
ピアノが上手になれますか?
読み手は、質問を受け取るとその答えを知りたくなります。
そのために、本文を読んで答えを探そうとします。
パターン3:具体数キャッチ
3ヶ月で、24種類のパンが作れます!
第一志望校合格率93.2%!
96.2%の日本人は知らない日本人のための英語学習法
2週間で、高校3年間の数学が身につく高校数学特訓道場!
13,422人が学んだギター加速上達テクニック!
具体的な数字で表すと、リアリティとインパクトが生まれます。
パターン4:お客さまの声キャッチ
サポート後は1ヶ月10人成約しました。
現在は、お問合わせを頂いてもお断りをする事態になりました。
(~~市 ●●さま)
子どもが「すごくおいしい!」と喜んでくれて、
私が作ったパンで家族が幸せな気分になってくれることが
私の幸せになりました。
(~~市 ●●さま)
子どもに一番身につけてほしい礼儀やあいさつ、
そして諦めない心の強さが身につくと確信しています。
(~~市 ●●くんのお父さまより)
生徒さんからいただく「よろこびの声」は、キャッチコピーの宝庫です。
パターン5:世界一キャッチ
世界一かんたんな教室集客7つのステップ
世界一やさしい英検1級合格対策講座
世界一わかりやすいパン作りの教科書
「世界一」とつけると、その後につづくフレーズを際立たせてくれます。
キャッチコピーをテストしてみる
ということで、今回は5つのパターンをご紹介しました。
くり返しますが、申し込みが芳しくないときには、真っ先にキャッチコピーを改善してください。
それだけで、申し込みが増えることは(ホントに)よくあります。
また、キャッチコピーを考える際には、複数のパターンを考えてみてください。
そして、一定期間ごとにキャッチコピーを変えて反応をテストしてみてください。
そうしたテストを繰り返すことで反応の高いキャッチコピーが見つけられます。
A/Bテストのやり方
上記のような反応をテストする方法を「A/Bテスト」と呼んだりします。
A/Bテストのやり方はこうです。
ホームページの一箇所だけが違う、2つのパターンのページを用意します。
そして、同じ期間で反応の違いを検証します。
大切なことは、一箇所だけを変えるということです。
でなければ、反応の違いをもたらした要因がどれなのか?が特定できなくなってしまいます。
ちなみに、同時期に同じ数のアクセスが集められるなら、同時期でのテストが可能です。
しかし、それが難しいようであれば、はじめの1週間目はAパターン、そしてつぎの1週間はBパターンという風に検証しましょう。
4年間、変わらないキャッチコピー
優れたキャッチコピーというのは、長期的に高い反応を叩き出します。
例えば、僕のクライアントさんのホームページではファーストビューのキャッチコピーを4年以上変えていない方もいらっしゃいます(その方の場合、ホームページの内容もほぼ変えていません)。
それでも、ずっと安定的にホームページ経由で生徒さんが入会されています。
つまり、優れたキャッチコピーひとつあれば、先生が集客に手間ヒマをかけずとも長期的にホームページから生徒さんが集まるということが言えます。
ネット集客のおもしろさとは?
ある一箇所のキャッチコピーを変えることって、ほんのちょっとしたことかもしれません。
しかし、そのほんのささいなことで反応が大きく変わることがあります。
僕自身、かつてファーストビューのキャッチコピーを変えただけで、売り上げが3倍くらい跳ね上がった経験があります。
また別のケースでは、ある商品にキャッチコピーを追記しただけで、さまざまな商品の中で売れ筋No1になったこともあります。
このように、ちょっとした変化で大きな成果を手にすることができるのがネット集客のおもしろいところだと、僕は感じています。
今回ご紹介した5パターンを、ぜひ、お試しください。