僕は2004年から、インターネットビジネスに携わってきました。
当時は、まだ「ブログ」という言葉すらなかったんです。
でも当時から「2ちゃんねる」はありましたから、当時のユーザー同士のコミュニケーションは、もっぱら「掲示板」でしたね。
その後、さまざまな媒体が登場しそのつど“ブーム”が起きました。
メルマガブーム、ブログブーム、Twitterブーム、Facebookブーム…
今のブームは、You Tubeなどの動画かなと思います。
そのつぎに控えているのがLINE(ライン)やInstagram(インスタグラム)ではないでしょうか。
ちなみに、ここでのブームというのは集客ツールとしてのブームを指します。
ブームに乗ることの重要性
こういったブームの媒体を使うと、比較的ラクに集客ができることがあります。
特に、周りの人がはじめる一歩先に参入するとその傾向は顕著です。
いわゆる“先行者利益”というやつです。
ユーザーが殺到していますし、その媒体へのユーザーの興味・関心が高い状態です。
そのため、ユーザーが媒体を利用する時間も長くなります。
しかしそれでいて、まだライバルが少ないためダントツに露出できるというメリットがあります。
そういう状況というのは、集客がラクです。
誤解を怖れず言うと、ただそこで情報を発信するだけで集客ができる。
特別、見込み客に役立つ情報じゃなくても、集客できてしまうことがあります。
しかしブームは落ち着きを見せます
例えば、今の時代の「ブログ」というのはもはやブームではなく「定番」の媒体と言えます。
誰もが手軽にはじめられる媒体として利用されている方も多いかと思います。
しかしそのように「定番化」するということは、たくさんのライバルが参入している状態とも言えます。
そうなると、ブームのようにラクに集客はできません。だんだんと反応が鈍って来ます。
そこで反応を得るためには、定期的に情報を発信しつづけたり、ユーザーに役立つ情報をしっかり発信することが求められます。
ネット自体がもはや定番化してきている
すでに先生もお感じのとおり、インターネットそのものが今の時代、定番のツールとなっています。
何か情報を探すとなったら、真っ先にネットを利用する方がほとんどだと思います。
地図だったり、乗り換え案内、おいしいお店の検索…
そしてスクールで生徒を集めるうえでも、ホームページやブログなど、ネットは必須のツールになっています。
このように「インターネット」という媒体は年々、定番化し「成熟」してきていると感じます。
そして成熟した業界では必ずと言っていいほど「二極化」が起こります。
これはネット集客も例外ではありません。
つねに見込み客に役立つ情報や商品、サービスを提供しているところは、これからますますお客さんが集中します。
逆に、ネットを活用しきれていないところはますます反応が得られなくなってしまいます。
大事なことは、つねにお客さまに役立つ情報を発信すること
役立つ情報とは、先生のスクールが生徒さんから選ばれている理由から見えて来ます。
似たようなスクールがある中で、先生のスクールにしかない魅力を求めて生徒さんが集まっています。
生徒さんのニーズを満たしている、先生ならではの魅力をきちんと理解し、発信して行くようにしましょう。
それがこれからの時代においても、安定的にネットから集客するための根幹となります。