累計納税額日本一の経営者、斎藤一人さんは「商売は魅力の競争」だとおっしゃっています。
例えば、
山奥で行くのも大変な場所に、毎年お花見の時期になるとたくさんの人が集まったりしますよね。
それはその場所だったり、桜の花に魅力があるから人は行きたくなるのだと思います。
そのように、
- 魅力があれば、どこにいても人は集まる。
- 魅力があれば、たいていのことはうまく行く。
と、日本一の大商人はおっしゃっています。
魅力があれば、地域を超える
スクールというのは、店舗を持つことがほとんどなので生徒さんが通える地域は限られます。
必然的に商圏が限定されるわけですよね。
ですがクライアントさんの中には、地域を超えて生徒さんが集まるスクールがあります。
遠方からもバスや電車を乗り継いで、生徒さんが通うスクールがあります。
地域を超えるスクールの特徴
そのようなスクールの特徴には、まさしく独自の「魅力」があります。
似たようなスクールはあるけれど、そこのスクールでしか学べないレッスンやメソッドがあったり、そのスクールの先生にしかない魅力があります。
それを学びたくて、もしくはその先生に逢いたくて遠方からでも通われるのです。
しかし、それらのスクールや先生たちがはじめからそのような魅力があったわけではありません。
魅力をどんどん磨きつづけておられます。
- 生徒さんがもっと喜んでくれることは何だろう?
- どうして私のスクールは生徒さんに選ばれているのだろう?
- 私のスクールにしかない魅力って何だろう?
そういったことをつねに考え、実践をつづけて魅力を磨きあげてきておられます。
でもウチは田舎だから…
もしかしたら、そのように思われた方もおられるかもしれません。
でも僕が思うに、あまりそれは関係がありません。
なぜなら生徒さんは、遠方に行きたい理由があるのです。
実は、生徒さんは
「旅行気分で習いに行きたい」
という欲求を“確実に”持っておられます。その欲求を満たしたくて、遠方に通っておられるのです。
実はこのことについて最近、いくつかの遠方から通う生徒さんがいるスクールの先生に聞いて検証していました。
その結果、僕は確信を得ました(笑)
生徒さんに限らず、人が旅行したい理由のひとつって“非日常の場所に身を置きたいから”だと思うんですね。
非日常の世界でリフレッシュすることで、日常をエネルギッシュにがんばれる。
そのように遠方から通われる生徒さんは、非日常の場所に行きたいという欲求と、自分が求める知識や技術を学びたい欲求を同時に満たしておられます。
(そしてここだけの話)「勉強しに行く」と言うと、家族などからも比較的、文句を言われずに送り出されるそうです(笑)
ですので、遠方から通われる生徒さんは「非日常の場所に行く」ということが目的のひとつになっています。
その場合は「非日常」であれば、都会であれ田舎であれ場所はあまり関係ないように感じます。
つまり「魅力」のあるところに人は集まるのです。
独自の魅力を引き出そう
僕がクライアントさんのコンサルティングで最も注力するのは、【その先生にしかない独自の魅力】を引き出すことです。
そして独自の魅力を、お客さまにとっての価値に変換してホームページなどで打ち出すようにします。
独自の魅力がなければ、ホームページのレイアウトを変えたり、キャッチコピーを変えてもなかなか成果には結びつきません。
または成果は一過性のもので終わってしまいます。
もちろん、一回のコンサルティングですべてを引き出すことはできないこともあります。
ですが「魅力のタネ」のようなものは引き出せます。
そして魅力のタネを磨いて行く方法をお伝えして実践をしていただいています。
それが積み重なることで、気づけば唯一無二の魅力となってキラキラと輝く存在として、遠方からでも生徒さんが通うスクールに成長していることがあります。
自分にしかない魅力を磨こう
あなたにしかない独自の魅力を引き出す。
どの先生にも必ず、先生だけの独自の魅力があります。
それを見つけるための第一歩は、
「なぜ先生の教室が、生徒さんから選ばれているのか?」
を熟知することからはじまると僕は考えています。
似たようなスクールがある中で、生徒さんが先生のスクールを選んでいる理由は何なのか?
そこに先生にしかない「魅力のタネ」が隠れている可能性が非常に高いです。
そして魅力のタネを見つけたら、そこに丁寧に水をやり栄養を与えて大きく花開かせて欲しいと思います。
必ず「魅力」があるところに、人は集まります。