突然ですが、対面で入会してもらったり講座を紹介して参加してもらうのと、それらをすべてネットで完結させるのでは、どちらが集客しやすいと思いますか?
正解は「対面」つまり「アナログ」です。
対面でのコミュニケーションからは、ネットに書かれている情報だけではない雰囲気や人となりまでを、リアルに感じ取ることができます。
このように、アナログでのコミュニケーションは受け取れる情報が多く、また信頼感を高めやすい傾向があります。
そう考えると、
- まだ教室に行ったこともない
- 先生に直接会ったこともない
- レッスンを受けたこともない
そのような状況であるネットから申込みをしてもらうというのは、ものスゴいことだとおわかりかと思います。
ネットとアナログを組み合わせると最強
だとしたら、ネットは必要ないのか?というと、そんなことはありません。
やはり現代において、多くの消費者の一番の情報源はネットです。
何か知りたいことがあれば、真っ先にネットで検索することと思います。
ですから、先生と見込み客とのはじめの接点はほぼネットと言ってもいいと思います。
ポイントはここからです
ここまでを踏まえると
「ネットの役割」と「アナログの役割」が分かれていることにお気づきかもしれません。
ネットは、見込み客とのはじめの接点やきっかけづくりをおもに担当しています。
そしてアナログは、対面から入会するまでのセールスをおもに担当しています。
この役割分担を明確にしておくと、集客効率が高まります。
ネットには何を任せる?
ネットの役割は、見込み客とのはじめの接点やきっかけづくりだと先ほど書きました。
具体的にはホームページでは、「体験レッスン」など、はじめて教室に来てもらう講座をメインで打ち出すとよいでしょう。
そうして、対面で会う機会づくりに注力します。
体験レッスンに足を運んでもらえれば、実際にレッスンを受けてもらえます。
そして教室の雰囲気や先生の人となりを知ってもらうこともできます。
その結果、自然な流れで入会に結びつけることが容易になってくるのです。
またレッスンに通ってもらう回数が増えれば、それに比例して信頼関係も深まって行きます。
そうすれば「つぎに○○っていう講座があるけど参加しませんか?」と声をかけると、申込みをしてもらえるようになります。
もちろんネットからリピートが促進できないわけではありません。
特に講座の価格が低価格であれば、ネットだけで集客できるケースも多いです。
しかし原則として、ネットとアナログには役割があるということを理解しておいて、それらの特性を活かして集客を設計すると、効率的に集客ができるようになります。
そうすることで、集客のための作業が効率化できればその分の時間を、レッスンの準備などに備えられるようになりますね。