学習塾のネットを活用した生徒募集では、まず体験授業に生徒さんを集めることに注力することが大切です。
体験授業は、先生にとってもお客さまにとってもメリットのある機会です。
そして体験授業の受講者数の増加が、入会者数に比例します。
こんにちは、学習塾生徒募集の専門家、増地 崇志です。
今回は、体験授業に生徒募集をするためのポイントをお伝えしたいと思います。
目次
トップページで体験授業を案内する
ズバリ体験授業の案内は、トップページで大々的に行ってください。
ホームページをお持ちの先生の中には「体験授業」の案内ページをお作りになっている方もいらっしゃると思います。
もちろん、そのページがあっても構いません。
しかし、トップページでも体験授業の案内を積極的に行うべきだと私は考えています。
トップページがもっともアクセスが集まる
一般的に学習塾のホームページというのは、トップページがもっともアクセスが集まります。
ただし、学習塾のように地域が限られたビジネスにおいては、そもそも見込み度の高いアクセスを集めることに限界があります。
どれだけアクセスをたくさん集めたとしても、先生の塾に通う見込みの高いアクセスを集めなければ入会はおろか、体験授業への参加にも結びつきません。
ちなみに私は、学習塾のホームページの場合、目標とするアクセス数は1日30人と考えています。
下層ページに移動する人数は?
そしてトップページを見た方の中から「もっと詳しい情報が知りたい」と思って、下層ページ(トップページ以外のページ)に移動する割合は、平均2〜3割に留まります。
つまり、30人のアクセス者から下層ページ移動する方というのは、多くても3割(=9人前後)しかいない、という計算になります。
ですので、どれだけ下層ページにいい情報が書かれていたとしても、ほとんどの方はそれを見ないということになってしまいます。
それは、とてももったいないですよね。
だからこそ、トップページでの案内が重要
以上を踏まえると、アクセスがもっとも集まるトップページで体験授業の案内をすることが、体験授業への集客を増加させるうえで重要なことがご理解いただけると思います。
「体験授業は謳っているけど、反響がない」
もしそのように先生が感じておられたとしたら、それはもしかしたら、お客さまが「体験授業」を認知されていないかもしれません。
どれだけ体験授業を謳ったページがあったとしても、それを読まれなければ「ない」ことと同じになってしまいます。
だからこそ、トップページで体験授業を大々的に謳って、参加を促していきましょう。
5ない原則ってご存知ですか?
ネット集客を行っていくうえでは「5ない原則」というのがあることを覚えておきましょう。
5ない原則とは、
お客さまは文章を
- 見ない
- 読まない
- 理解しない
- 信じない
- だから行動もしない
ということを表しています。
しかし上記を前提にホームページを作っていくと、自ずとホームページからの反響は高まって来ます。
体験授業を案内するときのポイント
「体験授業は、もうトップページで告知しています」
前回の記事をご覧になられて、そのように感じられた先生もいらっしゃるかもしれません。
しかしときどき、トップページの最後のほうに「体験授業も随時開催中です」といった文言だけが書かれているケースを見かけることがあります。
率直に申し上げると、その表記は見られていない可能性が高いです。
先ほどの「5ない原則」をもう一度、思い出してください。
読み手であるお客さまは、まず文章を「見ない」んですね。
「見る」というのは「読む」以前の段階です。
「目に留める」といった段階です。
なので、目に留めてもらうところクリアしなければ「読む」段階に進んでもらえません。
そこでまず「見させる」工夫を考えます。
例えばそれは、文字を大きく目立たせたり、太くしたり、色を変えたり。
また写真を載せてみたりして、目に留まりやすい状態を整えます。
そうして目に留まったときに「体験授業に参加してみませんか?」と書かれていると、はじめてお客さまは体験授業の認知し、参加を検討しはじめます。
多くの先生が誤解されています
それは「体験授業受付中」と書いておけば、読んでもらえるだろうという誤解です。
残念ながら、お客さまは読んでくれません。それどころか、気づいてもくれません。
もちろんすべてのお客さまが、読まない・見ないわけではないと思います。
しかしここでご紹介した「5ない原則」を前提にホームページを作ることで、読み手の精読率を高めてくれますし、体験授業への申込者数を増加させる結果につながって行きます。
ホームページの役割は、体験授業への生徒募集
ここで改めて、思い出していただきたいと思います。
学習塾のネット集客において、ホームページの役割とは「体験授業への生徒募集」です。
この考え方は、とても大切です。
入会ではなく、体験授業への参加を促すことがホームページが果たすべきもっとも重要な役割になります。
ここを間違えてしまいますとネットからの生徒募集が見込めなくなりますので、ご注意ください。
体験授業で対面する機会を得ることで信頼性を大きく高め、その結果、入会へと大きく前進することができます。
これが学習塾ネット集客の最短距離になります。
すべてのページで体験授業の案内を
お客さまが、どのページを見て体験授業に気づくかわかりません。
お客さまが、どのページを見て体験授業への参加を決意するかもわかりません。
あくまでトップページが一番、行動に移してくれやすいというだけであって、確実なことはお客さま本人しかわからないんですよね。
ですので、すべてのページで体験授業の案内をするようにしておきましょう。
具体的には、本文エリアの一番最後に必ず「体験授業に参加してみませんか?」と案内をするようにします。
“見ない”前提もお忘れなく
もちろんここでも「5ない原則」を忘れてはいけません。
読み手が「体験授業」についての案内を「見ない」前提で、目に留まりやすい工夫をしておきましょう。
例えば、見出しで「体験授業に参加してみませんか?」と記述しておいたり、見出しにつづけてレッスン風景の写真を交えて体験授業についての案内文を記述します。
さらには、このような記述がすべてのページに掲載されていると、読み手であるお客さまは否が応でも体験授業に気づかざるを得ません。
そうして、くり返し体験授業の案内を目にすることで、お客さまが体験授業に参加したい意識が高まって行きます。
学習塾の体験授業への生徒募集まとめ
以上が、学習塾における体験授業への募集のポイントになります。
くり返しになりますが、ネットを活用した生徒募集においては体験授業の募集に注力してください。
ネットからダイレクトに入会に結びつけるよりも、まずは体験授業に参加してもらうステップを設けるほうが結果的に、入会者数が増えます。
つまり体験授業参加者の最大化が、入会者数に比例します。
また「体験授業を謳っていれば申し込んでくれるだろう」といった発想ではなく、積極的に体験授業をお勧めしアピールして、参加を促すようにしましょう。
生徒さんの気持ちになって考えると、ホームページを見ただけで入会を決意することは心理的な抵抗感が大きくて決断できません。
だからこそ「体験授業に参加しませんか?」という明確なメッセージは、生徒さんに安心感と信頼感を与えることになります。
そして体験授業に申し込まれる生徒さんというのは、その時点でかなり入会について前向きに検討されている状態だと言えます。
そのうえで、最後の後押しとして実際に教室に足を運び、先生に逢って、レッスンを受けたいと考えておられます。
生徒さんの気持ちに寄り添ったうえでの生徒募集を行うなら、ホームページで体験授業への参加を促すことは、非常に自然な流れであると言えます。
今回ご紹介したポイントを参考に、上記に挙げたひとつでも実践していただければ現在よりも反響は高まります。
ぜひ、体験授業への生徒募集が成功されることを願っております。
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