あなたの心が本当に望んでいることを言葉で表現できたとき、
それは現実化します。
言葉が未来を創ります。
描いた未来のその先まで辿り着く
それが
未来創造の文章術「五次元ライティング」です。
今回も、言葉で未来を創るためのポイントをお伝えします。
目次
読まれる文章とは?
例えば、ホームページなどに文章を書く目的の多くは、誰かに情報を伝えたいとき、読んでもらいたいとき、そのうえで何らかの行動を起こしてもらいたいときだと思います。
ですので私たちは、文章を書くと同時に「読まれる」ことを考える必要があります。
つまり、つねに「読み手の存在」というものを意識しておかなくてはいけません。
私たちは普段、読み手であることが多いのですが、自分が書き手になった途端に、意外と読み手の立場を忘れてしまいがちです。
そこで、読み手にはつねに頭の中に『5ない原則』が存在していることをお伝えしたいと思います。
読み手に存在する『5ない原則』とは?
読み手は文章を
- 見ない
- 読まない
- 理解しない
- 信じない、
- (だから)行動しない
これが『5ない原則』です。
見ないというのは
読む以前の段階です。
読むどころか、目にも留めません。
だからこそ「目に留まる」工夫を考えます。
それは例えば「キャッチコピー」などで惹きつけるようにします。
目に留めたけれど
文章を読みません。
だからこそ「読ませる」工夫を考えます。
読まれない原因はいくつかありますが、ひとつは「文字の圧迫感」があります。
小説のように小さな文字が画面いっぱいに広がっていたら、その印象だけで読み手は文章を読みたくなくなります。
ですので、大きめの字でしっかりと行間を空けるようにすると文字の圧迫感が和らぎます。
それによって読みやすい印象を与えられ、読まれやすくなります。
読んでくれたけれど
理解しません。
これは私たちが読み手になったときもそうです。
一度文章を読んで理解しきれないことは、当たり前のようにあります。
だからこそ「理解させる」工夫を考えます。
それは「小学5年生でも理解できるぐらいの文章を書く」ことだったりします。
理解できない原因は「わかりづらい」ことです。
できるかぎり、わかりやすい文章を心がけましょう。
理解できたとしても
信じません。
「どうせホームページに書いてあることなんだから、どうせ宣伝でしょ」
読み手の多くがそのように感じています。
だからこそ「信じさせる」工夫を考えます。
例えば、販促のためのセールスコピーなどでは「お客さまの声」などを掲載し、その商品をすでに使って喜ばれている感想を掲載するようにします。
しかも、その数が多ければ多いほどよいでしょう。
信じてくれたけど
行動しません。
商品を申し込んでもらう、実際のレッスンに参加してもらう、といった具体的な行動は意外とおっくうです。
だからこそ「行動させる」工夫を考えます。
例えば「限定性」を謳うというのは、非常に簡単ですが効果的なテクニックです。
また、申込み方法をTEL・FAX・ネット・・・と複数用意してあげて、読み手が行動をしやすい方法を選べるようにしてあげます。
『5ない原則』があるからこそ
上記が、読み手の頭の中につねに存在する『5ない原則』です。
「読み手は、文章を読まないどころか目にも留めない」
というのは、ある意味ショッキングだったかもしれません。
しかしここまでお伝えして、もうお気づきかと思います。
このような『5ない原則』があるからこそ、それを前提に文章を書くことで自ずと「読まれる文章」が書けるようになってきます。
現代は誰もが手軽に、ブログやFacebookなど自分で文章を書いて情報を発信できるようになりました。
しかし多くの方は『5ない原則』を知りません。
そのため、文章を読まれません(目にも留められません)。
だからこそ五次元ライティングを実践されるあなたの文章が、多くの方とはひと味もふた味も違う印象を与えます。
読み手の記憶に残る文章を書くことができるようになります。