あなたの心が本当に望んでいることを言葉で表現できたとき、
それは現実化します。
言葉が未来を創ります。
描いた未来のその先まで辿り着く
それが
未来創造の文章術「五次元ライティング」です。
今回も、言葉で未来を創るためのポイントをお伝えします。
読まれる文章に変わる魔法のルール
「言葉で未来を創る」とお伝えしていますが、現実化を加速させるのが「行動する」ということです。
そして、現実化のために自分一人の力だけではなく、多くの人の力を借りるほうが現実化が加速します。
あなたの言葉を通じて読み手の心を動かし、行動に向かってもらうことができれば現実化が加速します。
そこで覚えておきたいルールがあります。
それが「メラビアンの法則」というものです。
メラビアンの法則とは?
「メラビアンの法則」をご存知の方も多いかと思います。
これは「人と人とのコミュニケーションにおいて、どのような要素が相手に影響を与え、理解を促しているか?」を表したものです。
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱したことから、この名前がついています。
人は、つぎの要素と割合によって情報を理解しているそうです。
- 話の内容などの言語情報が7%
- 口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
- 見た目などの視覚情報が55%
言葉は7%!?
ここで、五次元ライティング的に注目したいのは「話の内容などの言語情報が7%」という点です。
例えば、ホームページやブログなどで集客しようとするとき、おもにテキスト(文章)で情報を伝えることになります。
これは、メラビアンの法則で言うところの「言語情報」になります。
つまり文章で意図を伝えようとした場合、口頭で伝えるときに比べて7%しか伝わらないことになります。
そのため、時に文章表現が自分の意図しない解釈で伝わってしまうことがあります。
それが例えば有名人のブログなどであれば「炎上」となってしまうわけですね。
しかしプラスに捉えることができます
「ホームページに書いているんですけどね、お客さんは見てないんですよ」
僕は、クライアントさんにネット集客についてのコンサルティングアドバイスをしています。
そのとき、上記のようなご相談をいただくことがあります。
ホームページに商品やサービスについての記載をしているにも関わらず、お客さまが電話などでそのことについて問い合わせをされるそうなのです。
しかしこの場合、書き手に「文章は書いたら読まれるもの」という前提があることが多いように思います。
ですが「こちらが伝えたい意図は、文章では7%しか伝わらない」という前提があったとしたら・・・
伝え方が変わると思います。
それがたとえ文章で伝えること自体は変わらないとしても
- 文字を大きくしたり、色を変えたりして目立たせる
- 伝えたいことだけに情報を精査し、お客さまに情報を与えすぎない
- くり返し記載し、理解を促す
このように伝え方を変えることで、お客さまは理解を示されることが多いです。
相手を想いやる法則
「メラビアンの法則」は、一見すると文章で伝えることの難しさを表した法則と捉えられるかもしれません。
しかし文章で伝えることが難しいからこそ、相手の立場になってわかりやすく伝える「想いやり」が生まれます。
文章でのコミュニケーションが一般化しているネット時代だからこそ、メラビアンの法則はお互いの心に温かな“想いやり”の橋を架ける法則であるとも言えます。