「ネットビジネス最強チーム」というお話をしたいと思います。
突然ですが、DEAN & DELUCAというお店をご存知ですか?
アメリカ発祥の惣菜店なんですが、お店をしらなくても
「DEAN & DELUCA」と書いたトートバッグを見たことが
あるかもしれません。
このお店はもともと、アメリカの高校で歴史教師を
していたデルーカさんが開いたお店に、
常連として来ていた出版社の編集者、ディーンさんが
加わり誕生しました。
コンセプトは
Museum For Fine Food(食の博物館)
そしてこのコンセプトをもとに、店舗設計をしたのが
デザイナーのセグリックさんという方です。
教師・編集者・デザイナー
これはある意味、最強チームです。
教師という人物は、理念を掲げる人ですね。
そして、編集者はその理念を秀逸なコピーで
コンセプトにまで昇華する人。
さらには、デザイナーはコンセプトをヴィジュアライズ
する人なわけです。
人々の心に灯をともす情熱を、わかりやすい言葉と
デザインで表現すれば、
それが世界に広がらないほうがおかしいくらいです。
実は最近、ホームページの制作を行っていても
この関係性って当てはまるなって思うんです。
クライアントが教師、ボクは編集者、そしてそれを
ヴィジュアル化するデザイナー。
教師であるクライアントさんの多くは、ご自身のお仕事を
通じての理念や想いを持っておられます。
しかしながら、それがうまく世に伝わらないケースも
あったりします。
それって結構、ご自身のアタマの中で、イメージがクリアに
できあがりすぎていることが多いです。
ご自身は言葉の断片をアウトプットしただけでも、すでに
アタマの中にクリアなイメージが描けているんです。
でも世間はそんなことありませんw
そこでユーザーにとって、きちんと理解できて、かつそれが
魅力的である言葉に編集する作業が必要です。
そこで編集者としてのボクが、世間に届く言葉の
カタチに整えています。
こうすることで、クライアントさんご自身も
「そうそう!それが言いたかったのよ!」
と言ってくださるケースも多々あります。
その状態で、デザイナーさんにコンセプトを伝えれば、
デザイナーさんは見事な仕事をしてくれるんですね。
そんなこんなで、
優れたコンセプトに優れたコピーとデザインが
かけ合わされば、最強のホームページができますし、
それを創っているのが、
教師・編集者・デザイナー
という組み合わせなんですね。
おそらく、視点の違う3名が多面的にひとつの物事を
見ることでユーザーにとって魅力的なビジネスに
磨き上げられて行くんだと思います。
ですから、こういったチームを組んで制作できることが
理想ですね。
でももしそういったメンバーが周りにいないのであれば、
ご自身で多面的に物事を捉えるように心がけておかないと
いけないと思います。
じゃないと、ついつい自分勝手なホームページに
なってしまいかねません。
そこは気をつけたいところです。
ということで、今日のまとめとしては、
あなたがすべき仕事というのは、実はホームページを作ること
ではなくて、チームメンバーを集めることかもしれません。