昨日のブログでは、ホームページにおける
「3ない原則」というのをご紹介しました。
特にお伝えしたかったのは、読み手はホームページの
中身を読む以前の段階で見てない、ということです。
見てないというか・・・、電車とかで流れる景色を
ぼんやりと見ているような、
なんとなく見ているので、じっくりと注目しては
ないということですね。
今日はそれに関連した内容を書きたいと思います。
マーケティング用語で「AIDAの法則」というのが
あります。
ご存知の方も多いと思います。
これは消費者が商品を購入するまでのプロセスを
表したものです。
購買決定のプロセスが4つのパートに分かれていて
それらの頭文字を合わせたもので
Attention = 注意
Interest = 関心
Desire = 欲求
Action = 行動
を、それぞれ指しています。
さらに、このAIDAの法則から派生した法則で、
AIDMAとか、AISAS、AIDCAといったものまで
あるそうです。
結局どれが正しいの?なんてギモンも湧いて来ますが、
共通して言えることは、
どの法則においても必ず、AttentionとInterestは
含まれています。
そして、Attentionからはじまっています。
ですから、消費者がどんな商品を購入するにしろ
1.はじめに気づいてもらって(Attention)
2.興味を持ってもらう(Interest)
という要素や順番は、テッパンだということだと思います。
つまり、
ホームページでどれだけいいこと、興味深いことを書いていても、
気づいてもらえないことには、意味がないのです。
「気づかないってコトはないでしょう・・・」
そう思いますか?
でも昨日お伝えした「3ない原則」を思い出してください。
ユーザーというのは、ボクたちが思っている以上に
はるかにホームページを見てくれていません。
だからこそ、まずは気づくというAttentionから
購買決定プロセスがはじまるんです。
Attentionとは、単純にパッと目に飛び込んでくる
インパクトですね。
写真とかキャッチコピーとか、そういったものが
パッと目に留まるかどうか?
ホームページを開いた瞬間、そこから勝負ははじまっていて、
その瞬間で勝負がつくこともあるのです。
反応の取れるキャッチコピーとか、そういった要素は
Attentionをクリアした後のことです。
その前に勝負がつかないように、まずはAttention。
ぜひ覚えておいていただきたいですね。