「広告の目的とは?」ということについて
書いてみたいと思います。
「広告」とひと口に言っても、目的によって
その有り様は違ってきます。
ボクは広告には大きく分けて3つ目的が
あると思うんですね。
1.販売(集客)
2.認知
3.信頼
1.の販売とか集客を目的とする広告は、いわゆる
「ダイレクトレスポンス広告」と言って、
読み手にすぐに行動を促すような要素を組み込んで作ります。
2.の認知や3.の信頼というのは、わりと資本力のある
スクール団体や、企業がおこなっています。
新聞にどどーんと広告を出すとか、TVコマーシャルを
打つとか・・・
そういったことを繰り返すことで、その企業を
知ってもらう。
また、TVのコマーシャルを行っている会社というのは
信頼感が高いと思います。
小さい企業であってもね、折り込み広告とかミニコミ紙の
小枠広告などに繰り返し広告を出したり、
あと、のぼりや看板など少額でできる宣伝活動には、
認知を促し、信頼を高める効果があると思います。
ただ、ダイレクトに集客や売り上げには結びつきにくい
という側面があります。
ダイレクトに売り上げや集客に結びつけたいのであれば、
ある程度、コピーライティングのスキルが求められます。
「通販生活」のような、魅力的な写真と文章でお客さんの
感情を動かし、行動させるチカラが必要です。
しかし広告をつくるときには、イメージを印象づけたい
場合もあります。
ブランドの広告などは、コピーはほとんどありません。
ブランドのロゴすら小さくて目立たないこともあります。
でも、それはそれできちんと目的に沿って作られているので
ボクはOKだと思います。
広告作成において大事なのは、
何の目的で広告をつくるのか?
ということを明確にしておくことです。
先に挙げた
販売が目的なのか?
認知や信頼が目的なのか?
その目的に沿った広告を作ることができれば
求めた成果が得られるはずです。
広告の成果が出ないのは、目的が曖昧だったり
目的をごっちゃにして作ってしまうケースです。
もちろん、販売目的の広告に認知や信頼の効果が
ないわけではありませんし、
認知や信頼を目的とした広告でも、何度も目に
すればやがて購買に向かうこともあります。
けれども、作り手のスタンスとして
何のために、どういう成果を得たくて、この広告を作るのか?
を明確にしておいたほうが、求める成果を得られる
確率はぐーんとアップすることは間違いありません。