マーケティングはビジネスだけのものなのか!?
というお話をしたいと思います。
結論から言うと、そうではありません。
「マーケティング」と聞くとなんだかビジネスチックで
身構えてしまうような気もしますが、
単純に解釈すると、
適切な人に、適切な情報を届ける作業
なんだと思います。
その結果として、ビジネスであれば商品が売れる
というだけのことですね。
でも、マーケティングの知識というのはビジネスだけに
使うものではありません。
例えば先日セミナーをさせていただいた、PTCさん。
こちらは、非営利で活動なさっている団体さんです。
そちらのみなさんが、先月無料でセミナーを開催されました。
実は、そのセミナーの案内文をボクが書きました。
厳密には、担当者の方とじっくりとお話をして行きながら、
誰に何を伝えるべきなのか?
を明確にして作り込んで行ったのです。
セミナー終了後、担当者さんからは、
今回のレターに替えてから、明らかに申込みのペースが
増えたと仰ってくださいました。
また、昨年開催された同じセミナーと比べると、
参加者の質も変わり、すごくいい雰囲気で開催できたとも
仰っていました。
もちろん、それがレターだけの効果とは言えません。
レターはあくまで様々な活動の結晶の一部です。
しかしながら、ご担当されている方の実感として
レターの効果を感じていただけたというのは、
やはり、適切な方に適切な情報を届けられたからだと思います。
とはいえ、先ほども申し上げたようにこちらの団体は
非営利で活動されておられます。
ですから、今回もビジネスでやられているワケでは
ありません。
しかしながら、マーケティングの知識を用いることで
望んだ集客や望んだセミナーを実現できたわけなんです。
そう考えると、みなさんがマーケティングを学ぶことで
活躍できるフィールドは広がりますね。
例えば、ボランティア活動の参加者を集めたいとか、
子どものPTAの活動に協力してもらいたいとか、
それから寄付を募る、といった活動においても
マーケティングの知識が役立ちます。
現に、ユニセフなど世界的規模の非営利団体のサイトなどは、
マーケティングの要素がたくさん散りばめられています。
たくさんの寄付を募るためですね。
ということで、
適切な人に、適切な情報を届ける作業
ということをご理解いただくと、
マーケティングスキルを磨くことの意義を理解して
いただけるんじゃないかなと思います。