「こんなキャッチコピーをつけるのだけは避けたい」
というお話をしたいと思います。
毎日いろんなサイトをチェックしていると、さまざまな
広告を目にします。
その中で先日、あるメーカーの車の広告を目にしました。
車の写真に、小さくキャッチコピーが添えられていて・・・
「今よりもっと楽しくなる」
たしか、こんなコピーだったと思います。
その車のメーカーだったり、その車自体がすでに
認知度が高いのでスルーしてもいいかと思ったんですが、
それを差し引いても、そんな曖昧なキャッチコピーでは
読み手は反応しないんじゃないか?と・・・
ふわふわしてるっていうか、「楽しくなる」それが読み手にとって、
どうメリットがあるのか?
さらには広告なワケですから、そこから興味をかき立てられ、
つづきを見たくなるのか?
について、疑問を感じてしまいました。
ある意味、ボクの職業病ですw
わりとこの手の、イメージだけが先行した広告は
今でもわりと多いですね。
そしてそういった広告に日ごろ触れているので、多くの方が
自分のサイトや商品でコピーを考える時に、
同じような、ふわふわしたキャッチコピーを考えて
しまう傾向があるように感じます。
先ほどの車のように、メーカーや車種がすでにブランド化
されていて高い認知度があればまだいいです。
けれど、ご自身のスクールやあなた自身の認知度がさほど
高くない場合は、ふわふわコピーではいけません。
ご自身をブランディングするか、コピーを変えるかしないと
いくら広告を打っても思ったほどの成果は見込めません。
反応のとれるキャッチコピーというのは、
1.読み手にとってメリットがある
2.新製品や新情報
3.興味をかき立てられる
4.短期間でカンタンに●●ができる
このいずれかの要素を満たしていなければいけません。
その観点で、先ほどの車のコピーは多少は興味を持つことが
できますが、興味を持つ以上に意味がわかりづらい。
なので、反応は取りづらくなります。
つねに読み手やお客さんの気持ちになってですね、
読み手が
「あ、トクだな」 とか、
「あ、おもしろそう」 とか、
「これはぜひ行ってみたい」 って
思ってもらえるメッセージを伝えるようにすることが大事です。
そのためには、相手の気持ちを理解するということが
欠かせません。
ですから、コピーライティングというのは決して
小手先のテクニックではなくて、
相手の気持ちを理解するという"想いやり"が根底にある技術
なんだということを理解して欲しいなと思います。