「対象を明確にしましょう」というお話をしたいと思います。
例えば学習塾であれば、
「学力を高めたい」と思っている親御さんが子どもを
塾に通わせています。
それに対して、通わせない親御さんもいるはずです。
「小さいウチから塾に行かなくてもいいわよ」
それはそれで構いません。
なぜなら、塾に通わせないでいいと思っている人を
ムリに塾に来させようとするより、
学力を高めたいと思って、塾に興味がある人に
来てもらうようにしたほうが確率は高いからです。
これを塾に興味がある人もそうでない人もごっちゃにして、
集客しようとするとうまく行かなくなります。
どんな人に来て欲しいか?
その対象をはっきりと明確にすることが大事です。
街中でですね、
「みなさん必見ですよー!」
と叫ぶより、
「20代でお子さんのいる女性は必見ですよー!」
と叫んだほうが、目を向けてもらいやすいです。
それだけ対象が明確なため、それに該当する方は、
「え、アタシ?」と気になって目を向けたくなります。
ですので、ホームページなどでも
冒頭に「●●したい▲▲の方へ」というように、対象を示すと
読まれやすくなります。
ポイントは、対象をはっきりとさせることなので
「女性の方へ」とかだと、まだぼんやりしたままになりますから、
「お料理の技術だけじゃなく、知識も身につけたい20代の女性へ」
ぐらい示すといいですね。
そうすることで、その後につづく文章なんかも
具体的になってきますし、
対象は絞られますが、該当する方はその内容を
しっかりと読んでくれるようになります。
その結果、成約率が上がってくるようになってきます。