成約率の高いホームページのレイアウトに
ついてお話したいと思います。
成約率が高いレイアウトというのは、ひと言で言えば
一般的なレイアウトです。
つまり、左か右にサブメニュー(もしくはサブコンテンツ)が
あって、反対側にメインコンテンツがあるパターンです。
例えばボクのホームページもそのレイアウトです。
どうしてこのレイアウトが成約しやすいか?というと、
これは多くのサイトがこのレイアウトを採用しており、
ネットユーザーが、このレイアウトを見慣れているから
というのが、大きな理由だと思います。
見慣れているので、どこにどんなリンクがあるのか?
だいたい見当がつくんですね。
見慣れているという点では、画像にリンクを張るより
テキストリンクのほうがクリックされやすいです。
これも、Yahoo!やGoogle、Amazonなどがそうなので
テキストリンクのほうが見慣れているんですね。
逆に画像にリンクを張ると、どこにリンクが張って
あるのか?が見つけられなかったりします。
それだけ「見慣れている」というのは、成約に影響を
及ぼしているのです。
例えば、本とか雑誌であればさらに情報を知りたい
場合は、つぎのページをめくるだけで済みます。
単純にめくれば、つづきが読めるんです。
ですから、めくることも無意識なぐらいです。
しかしホームページは、少し違っています。
つづきの情報を知りたかったら、つづきのページへの
リンクを探すという行為が発生します。
この"ほんの"ひと手間なんですが、それだけで
人は行動に移すことをためらいます。
どこにリンク(つまり、つづきの情報)があるのか?
ぱっと見つからない・・・
探さないと見つけられない。
たいていは、すぐに見つかるもんですが、それでも
ほんの数秒の手間が発生するだけで、人は行動に
移しません。
つまり、他のサイトに移動して行ってしまうんですね。
ですから、できる限りユーザーに考えさせない
ホームページであることが成約率を高めるコツになります。
そのために、普段多くの人が見慣れているレイアウトや
リンクの張り方をしておくことが大事なのです。
ビジネスにおいては、人とは違うことが差別化になるので
大事なんですが、一方では、人と同じでなければ理解
されないということもあります。
人と同じレイアウトだからこそ、見慣れていて
クリックしやすい、読みやすいといったこともあります。
必ずしも、人と違っていたり、独創的でなくても
いいんですね。