「結局自分のコトってよくわからない」っていうお話です。
占い師は、自分のことを占えない
って聞いたことがあります。
ホントなんでしょうかね。
それはさておき、なかなか自分を客観視するって
できないですよね。
ボクも自分のホームページを作るうえで、
自分の強みとかを客観視して、洗い出します。
でも、どれだけ客観的に自分を見たつもりでも
それがズレてしまうこと、よくあります。
先日、後輩からTELがかかってきました。
何でも、今リニューアルをしているホームページの
デザインがイメージと違うと・・・
あ、ちなみにそれはボクが作ってるんじゃありません。
他の業者さんで作っていて、最初にヒアリングした
内容と違うデザインが上がってくるので、何度も
修正依頼をしているそうなんです。
それでどうしたら、相手にきちんと伝わるのか?
同じ制作業者として、ワタシの意見はどうなの?
っていうのを相談したかったそうです。
なので、ボクは彼女に業者に何を伝えたのか?を
確認してみました。
そして、制作するうえで必要な事柄は伝えていることは
わかりました。
ただそれを聞いてボクが感じたのは、
“彼女らしさ”が伝わっていない
ということでした。
ホームページを通じて、その人”らしさ”を表現するって
ボクはとても大事にしています。
その”らしさ”っていうのは、
自分が何をしたいか?、何をしているのか?
ということではなく、
自分がどうありたいのか?
ということになります。
それで突き詰めるところ、その人”らしさ”というものが
結果的に他社との差別化要因にもなってきます。
よほど大きなスクールでもないかぎり、ホームページというのは、
オーナーのパーソナリティが反映されてきます。
そして世の中、他にはないまったく新しいジャンルのスクール、
というものもあまりありません。
となると、同じようなスクールがある中で、
そこに居る人が決定的に違ってくるわけです。
なので、その人”らしさ”を表現できれば、それこそが
一番の差別化要因になるんです。
そして今回、後輩がホームページの制作を業者に依頼し、
イメージと違うものが出てくる要因はそこにあります。
自分”らしさ”が伝わっていなかった。
自分”らしさ”を伝えきれていなかった。
さらには制作側が
その人”らしさ”を引き出せていなかった。
本人なりに、客観的に他社との違いや自分のウリ、
ほんとうに伝えたいことは伝えていたんです。
けれど、それがほんとうにほんとうに伝えたいことまで
自分を客観視しきれなかったんです。
それで自分”らしさ”を伝えきれなかった。
アタマの中のイメージと言葉が連動してなかったんですね。
でもこれはホントに仕方ないことでもあります。
やはり、自分を客観視するって難しい。
だからこそ、第三者の視点でその人”らしさ”を見てあげる
存在って必要なのかなって思います。
ということで、2時間ぐらい後輩の話に耳を傾けボクなりの
彼女”らしさ”を情熱を持って伝えました(笑)
その結果、
「そうだ!ワタシが言いたかったのはそういうコトだ!」と
スッキリされたご様子でした(笑)
あ~人助けしたなぁ~(´∀`)