「人は経験したことがないものに、過剰に不安を感じてしまう」
というお話です。
先日、あるお客様とホームページ制作の打ち合わせを
していました。
たいてい、ホームページ制作では何度か打ち合わせを
重ねて行きます。
また、その方の場合ホームページ完成後にはマンツーマン
でのサポートも受けていただくことになっていました。
そのため、今後の打ち合わせのためにスカイプを
導入していただいたんです。
「スカイプとか全然わからないんですけど」
はじめはそのようにおっしゃって、少し不安そうでした。
けれど、
「ボクが電話でセットアップの仕方を説明しますから
その通りにやってください」
それで、打ち合わせの日に電話で説明をしながら
セットをして行きました。
セットといっても、スカイプをはじめるにあたって、
登録フォームに必要事項を記入するだけのことです。
これまで通販サイトで何かモノを買ったことがある方や、
mixiやアメブロやFacebookなどをやっている方なら、
はじめに個人情報を入力して登録をした経験が
おありだと思います。
それをするだけです。
あとは勝手にスカイプのソフトがインストールされ、
インストールが完了すると、スカイプが起動します。
それで、登録時に決めたIDとパスワードを入力すれば
スカイプを使うことができます。
そこに、テレビ電話をする場合は「WEBカメラ」を
USBに差し込みます。
また普通の電話のように会話だけであれば、最低イヤホンと
マイクが必要です。
それらが一体になった「ヘッドセット」というのがあります。
これもUSBに差し込めば、すぐに使えます。
必要事項を入力し、必要な機器をパソコンに差し込むだけ。
それだけなんですが、自分の知らないものや経験のないもの
には必要以上に不安を感じてしまいます。
でも実際は、そんなに不安に思うほどのことでも
なかったということのほうが多いと思います。
ですから、ご自身が未知なもの未体験なものに
遭遇したときには、
いったんは不安になっても、少し落ち着いて
「そんなに思うほど不安になることでもないだろう」
と言い聞かせてチャレンジしてみましょう。
また、生徒さんに未知なもの未体験なものを勧める
場合には、
ご自身がお手本を見せたり、一緒にサポートして
あげたり、サンプルを見せてあげたりすると、
チャレンジしやすくなります。
「カンタンですから大丈夫ですよ」
こういった声かけも大事ですね。
いずれにしても、
人は未知や未体験にはどうしても過剰に不安になる
ということを知っておくと行動しやすくなりますね。