文章を見れば、その人がどんな状況にあるのかがわかる
というお話をしたいと思います。
ボクは、こうしてネットで文章を書くようになって、
もうすぐ丸8年になります。
そして、ここ数年のうちに人に文章の書き方を
教えるようにもなりました。
そこで気づくようになったのですが、文章を読んで
その人がどんな状況なのかがわかることがあるんです。
でも、けっして占いではありませんよ(笑)
どんな状況というとちょっと大げさか・・・
「あ、この人もうすぐうまく行くな」
とか
「あ、この人うまく行ってるな」
とか、逆に
「この人は、もうちょっとがんばらないといけないな」
といったことがわかるんです。
それって、どこでわかるかというと
文章から人となりが伝わってくるかどうか
という点です。
文章を読んで、その人の人柄がよくわかる、または
その文章の情景がイメージできる。
こういう方は、自分がおやりになっていることに自信を
持って取り組んでおられるのでしょう。
だから文章からも自信がある様子が伝わってきます。
具体的には、
●●です。
●●します。
●●できます。
このように「言い切る」表現が多いですね。
こういう表現が多いと、自信を持って言っているように
伝わってきます。
また、自信を持って書いているということに関連して、
「自分の言葉で書いているな」と感じることがあります。
どこかの本に書かれていたような、借りて来た
ハリボテの言葉ではなく、
実体験が伴っているからこその、言葉に重みが
あってリアリティがある。
だから、自信を持って書けているということにも
なるんだろうと思います。
実際は、はじめからそんな風にある意味「キャラ立ち」した
文章を書ける人はほとんどいません。
わりと多くの方がはじめは書くこと自体に慣れていません。
なので、どこか借り物の衣装を着せられたような
文章になりがちです。
けれどそこからスタートして、文章を書くことの積み重ね
だったり、ネット集客の実践の積み重ねによって、
徐々に文章に命が吹き込まれ、イキイキとその方そのものを
表すような文章になってきます。
そういう文章を見ると、
「あ~、この人うまく行ってんだな」
とか
「あ~、この人がんばった成果が出てきたんだな」
と、ほっとしますし、嬉しくなります。
あなたは、自分の言葉で文章を書けているでしょうか?
もちろん、自分のスキ勝手に書けばいいという
ワケではありません。
昨日、おとといと書いてきた読み手にとって
・読みやすい文章
・おもしろい文章
といった要素は押さえたうえで、自分の言葉で書けるのが
ベストです。
やはりネットで物を販売したり、集客したりするために
文章力は欠かせません。
ですから、文章力が上達すれば結果的に売上げも伸びます。
売上げが伸びれば自信にもなります。
そうすると、自ずと文章にも自信がみなぎって来ます。
つまり元を辿ると、日々、文章力を磨く、そして自分の言葉で
文章が書けるように鍛錬する。
それが売上げを伸ばすための第一歩だと思います。
やはり何十回、何百回といろんな文章を書いたその先に、
自分らしい表現や自分の言葉というものを手にすることが
できるのです。