「無知の知」ってご存知ですか?
無知の知とは?(はてなキーワードより)
哲学者ソクラテスの言葉、概念。
「自分自身が無知であることを知っている人間は、
自分自身が無知であることを知らない人間より賢い」
「真の知への探求は、まず自分が無知であることを
知ることから始まる」
という考え方のこと。
なかなか深いですねw
何が言いたいかというと、
自分がわからないこと、つまずいていることにおいて、
何がわからないのか?
そして何が欲しいのか?
(どういう結果を得たいのか?)
を明確にすることがとても大切だということです。
例えば「ホームページが作れない」という場合に、
●ホームページのつくり方がわからずに、何も手をつけて
いないのか?
●ホームページを作りたいんだけど、HTMLがわからないから、
作れないのか?
●ホームページ作成サービスを利用しているが、操作方法が
わからないのか?
によって、得たい結果や、それに伴って取り組むべきことも
違ってきます。
何も手をつけていないのであれば、
・プロに制作を依頼する
・まずは、無料作成サービスなどを利用して自分で作ってみる
HTMLがわからないのであれば、
・HPビルダーなどは、HTMLがわからなくても作りやすいので
それを利用してみる
・Jimdoなどの無料作成サービスも同様にHTMLがわからない
人でも作りやすいので、それを利用してみる
作成サービスの操作方法がわからないのであれば
・ネットで使い方を調べてみる
・使い方を書いた本で調べてみる
このようにして「自分は何がわからないのか?」が
ハッキリしていれば、得たい結果も得やすくなります。
意外と自分ではわかっているつもりでも、
わからないものなんですね。
どうしてそんなことが分かるのか?というと、
ボクの所には、いろんな方からいろんな質問がきます。
その中で、質問の意図がわかりやすい方とわかりづらい方が
実際におられます。
質問の意図がわかりやすい方は、ご自身の状況を
客観的によく理解されています。
現在、自分がどういう状況で
どういった取り組みをしていて
何につまづいているのか?
そして何を得たいのか?
そのために何を知りたいのか?
といったことが、具体的に書かれていますと、
ボクのほうも
「では●●をしてください」
と、端的にお伝えすることができます。
逆に質問の内容が曖昧ですと、どうしても回答が
曖昧にならざるを得ません。
ですから、自分が何につまずいていて何を解決したいのか?
それをご自身の中で明確にすること。
これが「無知の知」ですね。
それによって、ご自身が得たい結果が得られやすくなります。